ラブジュースの別名
しかし、同じ意味を持つ、他の呼び名も存在します。さまざまな呼び方がありますが、いくつか紹介していきますね。
あなたや周りの人が、ラブジュースを表現する際にいつも使用している言い回しは、どれにあたりますか。
愛液
愛液は「あいえき」と読みます。セックス中に分泌される液なので、「愛し合っている最中の液」という意味合いからできた造語と考えられます。多くの人がこの呼び名を使っているのではないでしょうか。
小説などの文学作品では、おおよそこの呼び名を使用しています。万人に意味が伝わりやすく、女性から嫌がられにくい呼び方です。
ラブジュースは、愛(ラブ)液(ジュース)なので、その直訳かもしれませんね。
膣分泌液
膣分泌液(ちつぶんぴつえき)は、厳密に言えば、ラブジュースだけを指す言葉ではありません。性的興奮を受けない時でも、膣内には体液が溜まっていることがあります。なので、膣から分泌される体液の総称です。
膣分泌液の中に、ラブジュースが混ざっていると考えるといいでしょう。とはいえ、膣から分泌される液体すべてをラブジュースと呼んでも、他人との会話の中で違和感が生まれることはないと言えます。
ちなみに、膣分泌液は尿とは違います。「潮吹き」と呼ばれる現象がありますが、あれは実は、ラブジュースが溢れているわけではありません。潮吹きは、快感を得ていることに間違いはないのですが、尿道から半強制的に押し出されているもので、成分はほぼ尿です。
気持ち良いと膣分泌液(ラブジュース)が溢れることに間違いはありませんが、潮吹きのように大量に排出されることはないのです。
マン汁
マン汁(まんじる)は、男性が使用することが多い呼び名かもしれないですね。そもそも、膣のことをはっきりと「まんこ」と呼びづらい女性も多いでしょう。しかし、マン汁と言えば、多くの大人が意味を理解できるくらい、直接的な造語だと言えます。
直接的すぎて、女性が使うには気が引ける言い方かもしれません。響きにも卑猥な要素が感じられて、性の話題というよりは「下ネタ」に分類されてしまいそうな呼び名ですね。
マン汁という呼び名の場合、セックスに特化した呼称であることが前提になっている場合が多いので、ラブジュースと全く同意義ではないでしょうか。
バルトリン腺液
女性器の会陰部(えいんぶ)に「バルトリン腺」という部位があります。そこから分泌される液のことで、これがラブジュースの医学的な呼び名となります。
ちなみに、会陰部とは膣内のことを指します。バルトリン腺は会陰の浅い場所にあるので、ここから出た液は外部に放出されやすいですよね。
先ほどご紹介した膣分泌液は、バルトリン腺以外から出る液もすべて合わせた総称です。快感を得て分泌される液はバルトリン腺から出ているので、バルトリン線液が純粋なラブジュースということになります。
おつゆ
こちらも、非常に隠語感の強い呼び名です。性関連の話をしているときならば、ラブジュースのことを指すと認識できるでしょう。男性でも女性でも、あまり直接的な呼び方をしたくない人は、この呼び方を使用するのではないでしょうか。
なお、この呼び方をするのは、年齢層が高めの人に多いようです。時代が進むにつれ、性に対してオープンな女性が増えたことにより、ここまで隠語化する必要がなくなったのかもしれませんね。
淫液
淫液(いんえき)は、愛液と同じように、文学作品で登場することが多いラブジュースの別称です。手コキのことを手淫と言ったり、フェラのことを口淫と言ったりするように、夜の営みに関することは「淫」という文字で表現することが多いようですね。
淫液という呼び方は、文学作品の中でもライトノベル系のものなど、ファンタジー要素がある作品に多く使用されているようです。
現代では、愛液の方が一般的な呼び名かもしれません。とはいえ、淫液と言われれば、なんとなく意味は理解できてしまう女性も多いのではないでしょうか。
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