「セックスの雰囲気作り」に関する専門家の意見やアドバイス
セックスのための雰囲気作りとは?
セックスを始めるにあたり、女性はムードを気にするものです。いい雰囲気の中でセックスをするためには、どのようなことに気を付けたらいいのでしょうか。『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(宋美玄)には、以下のような記述があります。
「ふたりきりになったとたんにガバッと襲いかかる―これはセックスの始め方として論外です!こんな男性は、必ずといっていいほど女性に嫌われますが、このように興奮して急激に始めるようなやり方は、男性にとってもよいことではありません。
興奮すればするほど勃起するという考えは、実は間違い。身心ともに適度にリラックスしたほうが、ペニスはエレクトしやすいのです。
そのためには、ふたりが打ち解けられるムード作りが必要です。これは、やたら甘ったるい雰囲気にしなければならないという意味ではありません。ふたりがともにくつろげて、互いの身体と自分の快楽に集中できる空間であれば、あなたのペニスはより元気になり、また彼女の身体も開きやすくなります。
もうひとつ、忘れてはならないことがあります。それは、清潔感。相手を不快にさせないことは、最低限のマナーです。恋人同士とはいえ、親しき中にも礼儀あり。パートナーの身体がクリーンで、自分にとって安全だと確信できてこそ、相手にすべてをゆだねたいという気持ちになるものです。」
このように、心身ともリラックスした状態でセックスに臨むためには、打ち解けられる雰囲気作りが大前提となるでしょう。
セックス前後にベッドの上で過ごす時間も雰囲気を大切にしよう
セックスの最中だけでなく、その前後にベッドで過ごす時間を大切にしている女性は多いようです。『紳士のルールズ』(檀れみ)には、以下のような記述があります。
「エッチの最中だけでなく、その前も後も、オンナはカレシとベッドの上で過ごす時間がとっても楽しくて好き。女性にとってこれほどココロが豊かでいられる時ってないんじゃないカナと思う。
キャミソール姿orほぼ真っ裸で、毛布にくるまりながら腕枕をしてもらったり、オトコの胸に頬をぴっとりとくっつけながら、じゃれ合って他愛のない話をする。人目を気にすることもない。そんな時、ココロもカラダも柔らか~く解されているなってことが実感出来る。
(中略)
オンナの立場で言わせていただくと、愛を育む時ってこういう時なんじゃないかなって思う。普段、誰にも見せることのない姿を見せられる。そして、それがほんとうの自分って感じで。
イイ女はね、かりそめ的なものはいーっぱいやってきているから、動物的に過ごすことこそ貴重って思うのです。
だけど、オン・ベッドタイムを一緒に楽しめる男性って案外少ないのかも知れない。
だって、『することしたら、そそくさと帰ってったぁ』とか、『カレ、いつもすぐに寝ちゃう』とか、女のコがしょっちゅう私に悩みを打ち明けてくるもの。
また、オンナがカレシの家に行く場合に、部屋が汚すぎる、布団は半年以上は確実に干していない、などのクレームは後を絶たない。ムードがなく、ヤル気がめっきり失せるらし~から、お気をつけあそばして。」
このように、セックス前後にベッドの上で過ごす時間は、女性にとって重要なようです。「することをしたらすぐに寝てしまう」「汚いベッドで彼女を迎える」といったことはご法度と心得ましょう。
<参考文献>
『女医が教える 本当に気持ちのいいセックス』(宋美玄)
『紳士のルールズ』(檀れみ)
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