ひねくれ者と言われる人の深層心理
その深層心理には、どのようなものがあるのでしょうか。ひねくれ者への対処に役立つものなので、これを機会に深層心理をのぞいてみましょう。
人を信用できない
人を信用できない理由は、人それぞれです。ひねくれ者の場合は、「人は信用できない」という観念がしみついていて、幼少期や思春期にその観念が定着した可能性があります。つまり、割り切ることを覚えないまま育ってしまったのです。
裏切られたり、人が離れていく経験も多かったのかもしれませんね。その度に傷つくことが怖くなり、もともと「寄り添ってくれる人なんていない」と思い込もうとしているようです。
人の親切心を信じたいと思っても、こういった深層心理が邪魔をして、ひねくれた態度をとってしまうのでしょう。
嫉妬心が強い
強い嫉妬心というのは、自分が求められていることを実感したい時に起こるもの。「別に一人で構わない」と言っておきながら、友達が他の子と仲良くするのは、気に入らないのです。
そういった時に、「やっぱり自分は必要ないんだ」と嫉妬心が湧いてきてしまいます。そして、ひねくれ者は、他人に対して線引きができているようで、実はできていません。冷めたように振る舞ってみても、本音は仲良くしたいという気持ちを持っています。
しかし、自分から求めるという行為を恐れているので、何もできずに終わってしまい、ただただ人を羨む気持ちだけが募ってしまうようです。
人の気持ち≠自分の気持ち
ひねくれ者の深層心理には、「自分が考えていることは普通」というものがあります。そうすると、自分が良かれと思ってやることも、全て喜ばれるはずだと考えるようになります。
本当は迷惑になっていたかもしれないことも、気付けないままでしょう。それを指摘された時には、理解が出来ないといったように逆ギレすることもありますね。
十人十色というように、人それぞれ自分の価値観を持っています。自分が感じたことを、相手も同じように感じているという確証はありません。社交辞令的な好意と、個人的な好意もまた、別のもの。
それを一緒に考えてしまった上で、自己主張を押し付けたいのは、自分の価値観がみんなの価値観だと思っているからなのでしょう。
評価して認めて欲しい
わざとひねくれた態度をとってしまうひねくれ者は、誰かに評価されたい、認めて欲しいという心理も抱えています。おそらく、自己評価はそれなりに高いのかもしれません。
しかし、どこかで不安も抱えています。「本当は思っているほどできた人間ではないのかも」と思うのがイヤで、ひねくれた態度で強気に出てしまうようです。
人から評価されるためには、様々な努力をしなくてはいけませんよね。勿論、その中には、社交性に関する努力も含まれます。ですがひねくれ者は、強気な態度で、半ば強引に迫るところがあるので、結果的には評価がそれほど上がらなくなってしまうのです。
「仕事は出来ても対人スキルが良くない」と言われるのは、評価されることばかり気にしているせいかもしれませんね。
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