オナニーに関する専門家の意見やアドバイス
女性が一人エッチをするのは珍しくない!
男性が一人エッチをするのはごく当り前だと思われていますよね。しかし女性が一人エッチをするというのは、とても後ろめたい上、大袈裟にエロティックに考えられている面もあるでしょう。
しかし、『性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し女は「男同士」に萌えるのか』(オギ・オーガス、サイ・ガダム)という、性欲というものを科学的に研究し裏付けている書籍には、「女性は衝動的に性欲に駆られることはめったにないと考えられていたが、女性回答者の半数以上がマスターベーションをしていると答えた。」という一節が書かれているのです。
つまり、女性が一人エッチをするのは珍しいことではないという事。男性が一人でするのと同じように、女性も一人でエッチをするものなのです。
回数などに個人差はあるものの、特別珍しい事などではありません。
しかし女性の場合は男性のようにがっつりをAVを見たり、エッチな雑誌を購入する機会は少ないのではないでしょうか。
あまりセックスなどの経験が少ない女性の場合には想像でオナニーする事も充分考えられます。
女性だってオナニーはする!
少し前までは、女性には衝動的な性欲は存在しないという風に思われていたこともあったようです。しかし実際は女性にも衝動的な性欲が芽生えることがある上、それによりオナニーも行うのです。
『もっとセックスしたいあなたに』(大泉りか)には、女性のオナニーについての認識はどういったものなのか、以下のように書かれていました。
「オナニーといえば、以前は女性同士でもその話を することは、タブーでした。セックスの話はいくら赤裸々にできてもオナニーを『しているか/していないか』には触れられなかったのです。
その理由としては、セックスの話は『自分がパートナーに愛されている話』である一方で、オナニーの話は純粋に『自分の性欲の話』であるからです。
オナニーの話をすることは、『自分に性欲がある』と宣言することで、それはかつては憚られることでした。それがようやくここ数年で解放され、女だって当たり前にオナニーをすることは、世間の知るところとなりました。」
これに対し大いに頷ける女性は多いのではないでしょうか。
最近でこそ少しずつオナニーの話しをする女性は増えてきているはずです。ただ、好きな人をおかずにオナニーをしている、という部分まで赤裸々に語ることは少ないのではないでしょうか。
同性同士でのオナニーの話しは性知識の交換においても、悪いことではありませんよね。女性がエッチな話しをするのは後ろめたいことではないので、気にせず会話に盛り込んでいきましょう。
感度アップのために一人エッチは必要
『ずっとずっと愛し合いたい』(宋 美玄)には、以下のような文章があります。
「自分の性欲を意識するため、イクことを忘れないために、マスターベーションは大切なのです。自分の好きなやり方で快感を身体に覚えさせると、パートナーとのセックスでもイキやすくなります。」
女性が一人エッチをするのは、とても大切な事だ、という一節があるのです。しかも一人エッチをする事で感度が増し、パートナーとのセックスでイキやすくなるという嬉しい説明もされていました。
中にはオナニー用の道具を使用する女性もいるでしょう。これは悪いことでも後ろめたい事でもありません。
パートナーがいるなら、性欲はパートナーとのセックスで発散すればいいという考えの女性もいるかもしれませんが、一人エッチはいわば「パートナーとのセックスにおける予行練習」のようなもの。一人エッチをして、自分の気持ち良いところを探すことも大切ですよ。
<参考文献>
『性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し女は「男同士」に萌えるのか』(オギ・オーガス、サイ・ガダム)
『もっとセックスしたいあなたに』(大泉りか)
『ずっとずっと愛し合いたい』(宋 美玄)