情に厚い人の印象は?男女の意見
それでは、実際に情に厚い人を見た時にどんな印象を持つものなのか、人の意見を見てみましょう。情に厚い人に対する印象は、見ている側の心理や人間性によっても変わるもの。さらには、状況次第でも捉え方が変わってくるのです。
ここでは、4つの印象を挙げていきます。男女それぞれの意見を見て、情に厚い人に対するイメージを把握していきましょう。
いい人なんだろうなと思う
「誰に対しても平等で、いつも人のことを考えて、人のために動ける。根っからのいい人なんだろうなと思う」(26歳/男性/会社員)
「会社の先輩がすごく情に厚い。自分を後回しにしてでも、人のことを気にかけている。すごくいい人だと思うし、常に頼られる存在」(25歳/女性/事務職)
情に厚い人とは、他人の心情をまるで自分の心情のように捉えることができます。他人事とは思えず、熱心に話を聞いて力になろうとするので、人から見ても「いい人」という好感度が上がるようです。
正直ちょっと暑苦しいかも
「いい人なんだけど、いつも人のことを気にしてちょっかい出す感じが、ちょっと暑苦しい。そんなに構わないでって思う時もある」(27歳/男性/接客業)
「良かれと思ってやってるんだろうけど、正直ちょっとウザい時がある。悩み相談聞いてくれるのは嬉しいけど、聞いてくれるだけで良かった…」(30歳/女性/アパレル)
人が、落ち込んでいたり悩んでいたりすると、条件反射のように助けたくなるのが情に厚い人。ですが、中にはそっとしておいて欲しい人や、そこまで一生懸命にならなくてもいいという人もいます。そういった人には、少し暑苦しく感じられてしまうようです。
正義感に対して罪悪感を感じる…
「情に厚いで有名な友達は、正義感も人一倍強い。すごくまっすぐな目をして、不正を許さない感じ。そのせいか自分がダメな奴に感じる」(25歳/男性/会社員)
「知り合いに限らず、誰かが困っているとすぐに助けようとする友達。自分は電車でも人に席を譲らないような人間。なんかすごく罪悪感…」(27歳/女性/フリーター)
情に厚い人は、自分の利益を考えて人助けをするわけではありません。だからこそ、知らない人に対してでも、親身になることが出来てしまいます。しかし、このような正義感は、そういった行いができない人に、罪悪感を感じさせてしまうようですね。
気持ちがまっすぐで羨ましい
「人の裏ばかりを読んでしまう自分にしてみれば、情に厚い人ってすごく眩しい。そんな風に人に尽くせる精神が羨ましくなる時がある」(31歳/男性/飲食業)
「どっちかというと、自分はずる賢い方に入ると思う。自分が損するなんて絶対ムリ。損をしても気にしないで、人の力になる純な姿は時々羨ましくなる」(29歳/女性/接客業)
大人になるにつれ、人は様々な経験をすることになります。社会勉強として、痛みや苦しみを覚えた人もいるでしょう。そして、どこかでズルを覚えて、ストレスを回避しようとする人も。
情に厚い人は、基本的に損得勘定抜きで動けるので、気持ちも純粋なもの。そういった、忘れかけた純粋な心を、羨ましく感じる人も少なくはないのかもしれませんね。
昭和なイメージ
「なんとなく義理人情に厚い人って一昔前の人って思っちゃう部分がある。だから昭和とかのイメージです」(28歳/男性/飲食業)
「今、昭和レトロとか平成レトロとか流行ってるじゃないですか。昔のドラマとか見てるんですけど、情に厚いドラマのキャラって結構出てきますよね」(21歳/女性/学生)
今のようにスマホもテレビも復旧していないころ、より近所付き合いや仲間内での集まりが多くそれを楽しみとしている人が多かったといえます。そのため昔の人は人付き合いを大切にしようと、情に厚くなったのかもしれません。
真面目そう
「めちゃ真面目そう。冗談通じなさそう。」(19歳/男性/学生)
「なんか年上の人ですごく真面目な印象がある。裏切ったら許して貰えなさそうな感じ」(26歳/女性/会社員)
情に厚い=真面目というのもなんとなく納得できますよね。見て見ぬ振りなどをできないタイプで、ついつい人助けなどをしてしまうからでしょう。真面目すぎるが故にお堅いイメージも持たれているのかもしれません。