ブランケット症候群の正しい対処法とNGな対処法
ストレスをためない工夫をする
ブランケット症候群の原因である「ストレス」をためない工夫をすれば、ブランケット症候群が治まる場合があります。
年齢にもよりますが、子どもであれば親が子どもの気持ちに寄り添うことで、どんなことにストレスを感じているのか話してくれることでしょう。原因を取り除いたり、和らげる工夫をすることで、自然とブランケット症候群が治まることもあります。
また、大人であれば、過度なストレスはブランケット症候群の原因になるだけでなく、心身を病む原因になることもあります。ストレスと聞いて心当たりがある人は、上手く発散する方法を考えるか、可能であればストレスの原因から離れることを考えましょう。
夢中になれるものを探す
「うちの子はこれが好き」「自分はこれが好き」とはっきり言えるものがないのであれば、ブランケット症候群の本人が夢中になれるものを探してみるのも良いでしょう。
「夢中になれるものが無いこと」がブランケット症候群の原因である場合はもちろん、その他の場合でも、他のことに熱中することでブランケット症候群が治まる可能性があります。
執着の対象物を少しずつ小さくする
執着の対象物が、ブランケットのように大きな物である場合は決して少なくありません。大人になってからも、ブランケットほど大きなものを持ち歩いていれば、社会生活を送るうえで支障をきたすことでしょう。
とはいえ、後にもご紹介しますが、無理やり対象物を取り上げることは最もNGな行為です。治らないことに不安を感じるかもしれませんが、まずは本人の了承を得たうえで、なるべく対象物を小さくする努力をしてください。
ブランケットを使用して新たに小さなぬいぐるみを作る、といった方法も有効です。本人と相談し、ゆっくり努力を続けましょう。
焦らないで見守る
ブランケット症候群がなかなか治まらないと、やはり焦りを感じるのではないでしょうか。しかし、子どものブランケット症候群に関しては、多くの場合、のんびり構えていて問題はありません。
小さな子どもであれば、不安を感じなくなることで自然と対象物への執着が消えることもあります。本人の自立心や環境変化が原因と思われる場合は、成長や環境への適応を待ってあげましょう。
無理やり取り上げるのはNG
先にも少しふれましたが、ブランケット症候群の人から無理やり対象物を取り上げることは最もNGな行為です。手っ取り早い対処法のように感じる人もいるかもしれませんが、取り上げられる側の心理を考えれば、なぜいけないのか分かることでしょう。
ブランケット症候群の人にとって、執着の対象物は母親と同じような役割を果たしています。そのため、急に取り上げられれば大きな不安を感じます。より一層、対象物から離れることに恐怖を覚えてしまうのです。
無理やり取り上げる行為は、近道どころか最も遠回りな行為であると考えましょう。
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