クリピアスを開ける方法と手順
耳やへそといったピアスの場合でも自分で開けるのはリスクがありますが、クリピアスはそれ以上に様々なリスクが多く、ピアスを開ける場所も自分では見にくいため、初心者が簡単に開けられるものではありません。他所に開けるピアスに比べて出血量も多いので、プロの専門医に開けてもらうのが一番の安全策でしょう。
金銭的な問題がある人やどうしても自分で開けたいという人は、このあとお伝えするリスクなどをよく理解したうえで、パートナーに協力してもらうといいかもしれません。もちろん「やっぱり開けない」という選択もありです。
専門医を探す
耳につけるピアスは病院で開けてくれると聞いたことがあるけど、クリピアスを開けてくれる病院なんてあるのか?と疑問に思う人もいるかもしれません。
ボディピアスを開けてくれる美容外科やクリニック、皮膚科などでは、性器ピアスも施術してくれるところが多いです。検索エンジンに「ピアス 病院」や「性器ピアス クリニック」などのワードを入れて検索すると多くの病院がヒットします。口コミなどを見て良さそうな病院を探してみて下さい。
ニードルを用意する
クリピアスを開けるニードルは、耳やへそなどのボディピアスを開けるものと同様で、16G、18G、20Gなど様々なサイズがあります。これはクリトリスのサイズが人によって異なるためですが、初めて開ける場合は1番小さいサイズがいいでしょう。ちなみに、上記のサイズだと16Gが1番太く、20Gが1番細い穴を開けられるニードルなので、間違えないよう注意してください。
耳のピアスで用いられるピアッサー(耳たぶを挟み込んで開ける器具)は、クリトリスを挟むのが難しいですし、穴が綺麗に開けられないためあまりおすすめ出来ません。
マーキング
ニードルなどの道具が準備できたら、次はマーキングを行います。
どこにピアスの穴を開けるかわかりやすくするための印付けで、マークに利用するペンなどは施術後に洗い流せるよう水性のものがおすすめです。
消毒する
ニードルをしっかりと消毒しましょう。クリピアスは、クリトリスという女性にとってとても大事な器官に穴を開ける行為です。そのため細菌などが入りやすく、性感染症などの病気にかかるリスクも高くなります。
まずは消毒液を綿棒やコットンにしみこませ、丁寧にニードルを消毒&殺菌してください。同時にピアスをあけるクリトリスも、粘膜を刺激しないよう弱酸性の石鹸などで優しく洗います。この小さな手間を1つかけるだけで、長く安全にクリピアスを楽しむことができるでしょう。
ニードルを刺す
マークを目印にニードルを刺していきます。
この時のポイントは、思い切りよく刺すことです。痛みに躊躇してしまい、ニードルをゆっくり刺していくと、穴がぶれてしまったり、出血が多くなることが予想されます。痛みは強烈で、人によっては足にしびれが起きるほどの激痛が走るそうですが、その痛みを乗り越えて一気に穴を開けましょう。
出血が予想されるため、清潔なガーゼやハンカチなどを準備してすぐに拭けるようにしておくと、その後の施術がスムーズに行えますよ。
ピアスを着けて消毒
穴が開いたらなるべく素早くファーストピアスを装着します。ファーストピアスとは、開けたピアスの穴が塞がらないように穴の形を保ってくれるピアスのことです。このピアスもつける前にきちんと消毒しておきましょう。
また、止血が完了するまではハンカチなどで押さえ、止血後はピアスの周りを弱酸性の石鹸などで優しく洗浄してください。穴が定着するまでは3~6か月ほどの時間を要し、しばらくは排尿の際や動くたびにじくじくとした痛みに襲われるでしょう。その後は自分の好きなクリピアスを装着して楽しんでください。
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