「家庭環境が悪い」とは?
両親の仲が悪い
両親の仲が悪いと、家庭環境が悪くなってしまうでしょう。子供は親の感情を感じ取りやすく、特に母親の態度にとても敏感です。そのため、両親がケンカをしていると気持ちが落ち着かなくなり、ケンカの後に母親が泣いていると不安になってしまうでしょう。
子供は父親と母親が大好きです。そんな2人の仲が悪いと、悲しみを感じるだけでなくストレスを抱えてしまう可能性が高まります。これでは子供が暴力的な性格になってしまったり、反対に顔色をうかがうようになったりするかもしれません。
両親が家にいない
両親が家にいないのも、家庭環境が悪いと言えるでしょう。両親が家を空けるのには様々な理由がありますが、短時間でも子供との時間を大切にしていたり、祖父母にお願いして子供の寂しさを埋めてもらったりしている分には特に問題はありません。
しかし悲しいことに、子供が孤独を感じてしまうほど家を空けてしまう親がいるのも事実です。まだ1人で身の回りのことをできない子供を残して遊びに出かけたり、夜遅くなっても家に帰ってこなかったりする家庭もあります。
子供に対して過干渉である
家庭環境が悪い状態の例として、子供に対して過干渉であることも挙げられます。幼少期の子供に対して「してはいけないこと」を教えるのは大切なことですが、親の望むことばかり押し付けるのは過干渉です。
子供が「◯◯したい」と言っているのに「いいえ、××にしなさい」と強制しすぎていると、次第に自立心が薄れ、自らの意思で行動する力がなくなってしまうことでしょう。
親からすれば子供の将来を考えた上での干渉かもしれませんが、自分の気持ちをポキっと折られた子供のストレスは大きいのです。
DVや虐待などがある
DV(家庭内暴力)や虐待などがある家庭は、紛れもなく家庭環境が悪いと言えるでしょう。虐待には、子供を殴ったり火傷をさせたりする「身体的虐待」、性的な行為を強要させる等の「性的虐待」、自尊心を傷つけていく「心理的虐待」、養育を放棄する「ネグレクト」があります。
ニュース等でも虐待による犯罪が多く報道されていますが、その動機の多くは「しつけ」であり、しつけと虐待の線引きがわかっていないことがほとんどです。そして、「死ぬとは思わなかった」等と無責任な発言をするのですから、虐待は常に危険と隣り合わせな状態にあるでしょう。
一方のDVには、夫婦間における身体的暴力や精神的暴力、性的暴力があります。子供に対して直接的な暴力はありませんが、暴力を受けている親を見ることによって心に深い傷を負う可能性が高まるでしょう。
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