女性が結婚前に覚悟すべきこととは?
「夫となる男性が妻を養い、守っていく」という古い結婚観にもとづいて、男性側の結婚に対する覚悟が取り上げられることも少なくありません。ですが、夫婦がともに支え合い幸せな結婚生活を維持するためには、女性側にも覚悟すべきことはあります。
何の覚悟もなしに一時の感情に流されて結婚してしまうと、後悔する可能性が高いでしょう。そうならないように、以下では女性が結婚前に覚悟しておきたいポイントについてご紹介していきます。
相手の親兄弟や親せきとの付き合い
21世紀になった今でも、結婚すると女性側が男性側の家に「嫁ぐ」と考え、「嫁」にさまざまな役割や負担を求める風潮は依然として存在します。
妻の実家との付き合いで神経をすり減らす男性はそう多くないものの、女性側は義実家や夫側の親戚との付き合いで何かとストレスを感じることも多いでしょう。
「お盆やお正月に夫の実家に帰省するのが苦痛で仕方がない」という既婚女性の悲痛な叫びは、SNS上でも盛んに聞かれます。
結婚する前には、夫やその家族の結婚観や嫁に対する意識をしっかりと把握しておきたいもの。「嫁は義実家に仕えるべき」という考えの男性と結婚する際には、親戚付き合いで苦労することを覚悟したほうがよいでしょう。
お金は自由に使えない
「高収入の男性と結婚すれば悠々自適のマダム生活を送れそう」と考え、玉の輿を狙っている女性もいますよね。
ですが、セレブな夫と結婚したとしてもそのお金を自由に使えるとは限りません。夫が家計を握る家庭もあるからです。
一般的な共働き夫婦の場合であっても、同じことが言えるでしょう。夫婦で協力してマイホームや子育て資金、あるいは老後資金を貯める必要があるからです。美容費や衣服費をカットしなければならないことも珍しくなく、そのことに不満を感じる女性も少なくありません。
結婚するからには、独身時代のように自分の稼いだお金を自分で自由に使うことは難しくなることを覚悟しておきましょう。
身軽で自由な生活は難しくなる
結婚すると、独身時代のように女友達と長期の海外旅行に出かけたり、夜遅くまで飲み歩いたりできなくなることにも覚悟が必要。結婚した男性がとても寛容で、あなたを常に自由にしてくれるならば御の字ですが、多くの場合はそうはいきません。
特に子どもが生まれると、妻や母としての役割を優先せざるをえず、一人の女性として好き勝手に自由を謳歌するのは難しくなるでしょう。
「婚外恋愛」に対する世間の厳しさ
結婚するということは、配偶者に対する貞操義務を負うということでもあります。恋人同士ならば他の異性に目移したり浮気をしたりしても、そこまで大きな問題にはなりませんよね。
ですが、結婚して他の異性と関係を持ってしまうと、それは立派な不倫であり貞操義務違反でもあります。最近では不倫を「婚外恋愛」という言葉でロマンチックに表現するケースもありますが、現実はそう甘くありません。
不倫がバレてしまうと結婚生活が破綻するだけでなく、社会的な制裁を受けるリスクも…。「一生この人だけを愛していく」という覚悟がもてなければ、不倫に走ってしまう可能性もあるので結婚前に慎重に考えたいところです。
子育てと家事の「ワンオペ」になる可能性
結婚する前に、パートナーとは家事や育児の分担についてしっかりと話し合い、価値観をすり合わせておくことをおすすめします。
「家事や育児は妻の役割で、夫はたまに手伝ってあげればよい」という考えの男性と結婚すると、すべてを一人でこなさなければならない「ワンオペ」状態に陥ってしまう可能性が高いからです。
とりわけ、性別役割分担意識の強い男性と結婚する場合は、家事も育児もワンオペになる覚悟をしておいたほうがよいでしょう。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!