共依存夫婦の特徴とは?《前編》
相手への束縛や干渉のし過ぎ
共依存夫婦は、常に相手が自分に愛情を向けている状態かどうかを確認します。相手の行動を束縛し干渉することで、自分から離れないように縛り付けてしまうのです。
例えば、相手がとる行動にいちいち口を出したり、常に監視し行動に制限をかけることで自らを安心させようとします。その心中には「相手を自分の思い通りにしたい」という支配欲があるのです。
また、自分自身が愛されているという実感が湧きにくいため、相手を縛って従わせることで、自分から離れないように守っているところもあります。
自分よりも相手を優先
自分を犠牲にしてでも相手を優先する行動は、共依存夫婦の特徴に当てはまります。
自分よりも相手を優先するのは愛情深いように見えますが、エスカレートするとただの相手の言いなりです。夫婦の中での主従関係が加速すると、「主」の側は自分の望んだ通りに相手が行動しないと、不機嫌になったり罵声を浴びたりして服従させようとします。
「従」の側は相手を怒らせたくない気持ちから、自分を犠牲にしてでも相手を優先した行動をとらざるを得ません。そうしてますますお互いに依存してしまうのです。
相手の欲求は何でも受け入れる
共依存夫婦は常にパートナーが優先になっているので、相手の欲求を何でも受け入れてしまう傾向があります。
例えば、依存している側は、自分のことを認めて欲しいという気持ちが強く根底にあるので、相手の要求を断ることができません。
そして依存されている側は、何でも受け入れてくれる相手にさらに求めることで満足感を得ています。そうして、お互いの心の足りない部分を補いあってしまうのです。
アルコールやギャンブル依存症
共依存夫婦には、どちらかがアルコールやギャンブル依存症だという人も少なくありません。
例えば、アルコール依存症になっている夫を献身的に支えている妻は、夫をケアすることで頭がいっぱいになります。夫は一生懸命ケアされている状態に依存してしまうので、一向に治ることはありません。
また、妻もそんな夫を支えていることに自分の存在価値を見出してしまいます。お互いに支えあっているように見えますが、過剰なケアによって飲酒を一向にやめることができない状態は、共依存という形になってしまうのです。
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