傷つきたくない気持ちの克服法|後編
「自分は自分」という考えを持つ
人と自分を比べて傷ついてしまう人は、「自分は自分」という考えを持つと、傷つきたくないという気持ちを克服できるでしょう。人と自分は違う人間であり、環境や能力も違うので、同じような基準で測ることができないものです。
傷つきやすい人は自分の考えに自信が持てないことも多いので、自分の考えや価値観に自信を持つよう心がけると、今よりも傷つきにくくなります。
自信を無くして傷ついたときは、自分の持っている価値を見直してみると「傷つく必要などなかった」と気づくこともあるでしょう。
モヤモヤをノートに書く
なぜかははっきりわからないけれど、なんとなく自分が傷ついたというときは、モヤモヤしている気持ちをノートに書きだしてみるとスッキリします。ノートにそのときの状況や自分の気持ち、相手の気持ちなどを書いていくと状況を客観的に把握できるので、やってみてください。
「なんとなく」で片付けていたところがクリアになると、「自分のせいではなかった」という事実も浮かび上がってくるかもしれません。自分の気持ちも整理できるので、どういうポイントで嫌な思いをしているのかもしっかり把握することができます。
原因や状況が認識できれば、傷ついた原因を突き止めて今後の対策に役立てることが可能です。そして、傷つきたくない気持ちも徐々になくなっていくでしょう。
自分がどうしたいかを大切に
「相手の期待に応えたのに、どうして報われないのだろう」と考えてしまって、傷つくことがあります。これは自分のやりたいことを押しのけてまで周囲の希望に合わせたのに、良い結果が得られなかったときに感じる思いです。
このことで傷ついた人は、「自分がやりたいことをできなかった」「なのに周囲はそれほど評価してくれなかった」という2つのことにダメージを受けています。自分がやりたいことを優先していれば、周囲に評価されなくても傷つくことはありません。
社会で生きていくうえで、周囲の期待に応えることも大切ですが、自分がやりたいことを通すことも大切です。バランスを取りながら心が傷つかない妥協点を探し、傷つきたくない気持ちを克服してきましょう。
状況を冷静に見つめる
心が傷ついていて苦痛を感じているときは、周囲の状況を冷静に見ることは難しいです。しかし、一旦落ち着いた状態で状況を整理すると、「自分が傷つかなくても良かった」と思えることもあるでしょう。
心が痛くてつらいときは傷ついた状況を思い出すのもつらいものですが、どうしてそんな状況に陥ったのかを考えることも、後々傷つかないようにするために必要なことです。
「自分が悪いんだ」という思い込みがある場合は、その認識も少し変えていきましょう。自分を責める以外にも、状況を良くしたり、傷つく状況を避ける手段が見つかるかもしれません。
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