恩着せがましい人になってしまう心理・原因
なぜそこまで人に見返りを求めたくなるのか、恩や親切を必要以上にアピールしてしまうのか。その謎に注目していきましょう。
承認欲求が強い
人一倍承認欲求が強いからこそ、必要以上に自分が恩を売ったことをアピールしてしまうと言えます。恩着せがましい人は、プライドが高く人よりも優れていると考えているため、自分は誰よりも認められるべきで、目立つべき存在だと思い込んでいるのです。
自慢話や武勇伝を語ることが多いのも、誰よりも認められたいという欲求が強いからでしょう。相手に売った恩に対し図々しくアピールしてしまうのも、「自分が売った恩は本当に素晴らしく光栄なこと」と相手に知らしめ、認めさせたいからだと言えます。
人よりも優位に立ちたい
人よりも優位に立ちたいという欲求が、恩着せがましい性格に繋がってしまっている可能性もあるでしょう。人よりも優位に立ちたい欲求が強い人は、ありとあらゆる方法を使って相手よりも優位に立とうと考えてしまいます。
特にその方法の中でも「相手に感謝されるような行動をする」という方法は、相手よりも優位になった気分になれるため、かなり都合がいいと言えるのです。
恩着せがましい人に損得勘定で動く人が多いというのも、感謝や見返りの先にある優位なポジションに魅力を感じている人が多いからだと言えるでしょう。
信頼関係の築き方がわからない
恩着せがましい人の中には、信頼関係の築き方がわからないという人もいるのをご存知ですか?どうすれば相手と仲良くなれるかわからない、頼られるかわからない…だからこそ相手に感謝をされて頼られる存在になれそうな「恩を売る」という行動に出てしまうのです。
実際、自分の為に親切を働いてくれる人がいれば好印象を抱き、信頼することが多いでしょう。まさに恩着せがましい人は、そういった関係の築き方を狙っているのです。
しかしやや常識にかけていたり、自分基準で物事を考えていたり、ただ積極的に親切を働けばいいと思いこんでいたりするため、結果的に空回りすることがほとんど。相手に恩を売る前に、空気の読み方や常識などを学ぶことが大切だと言えるでしょう。
過去の経験が原因の場合もある
過去に誰かに何かをしてあげたにもかかわらず感謝などが一切されなかったことがあると「もっと自分の厚意をアピールしよう」という気持ちになってしまうことがあります。
恩着せがましい人が図々しくアピールをしてくるというのも、本人の中では「これくらいアピールしないと気付いてもらえない」という一種の不安があるからなのです。特に恩着せがましい人の中には自信がない人も多いため、人一倍そういった不安に襲われやすい傾向にあります。
また、人一倍プライドが高いのもあって、誰かに認めてもらえない自分に対しひどく劣等感を感じてしまうのも事実でしょう。そんな自分を受け入れることができないのもあり、必要以上にアピールしてしまうのです。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!