神戸弁でよく使われる語尾はこれ!
ただ、「めっちゃすっきゃねん!」は関西の中でも大阪でよく使われます。つまり、語尾にも関西各エリアで違いがあるということですね。
そこで、神戸弁ではどんな語尾がよく使われているかをまとめました。早速ご覧ください。
神戸弁の語尾その1「~しとん」
「~しとん」は神戸弁の語尾の定番中の定番とされ、関西でも「語尾が『~しとん』なら神戸の人」と区別されているほどです。
標準語の「している」や、「~である」という意味で用いられる語尾で、自分のことを言う場合もあれば、人に対して使う場合もあります。例えば、「今、何してるの?」を神戸弁で言うと「今、何しとん?」となるわけですね。
また、「何しとん?」と聞かれたときに寝ていたなら「寝とん(寝ている)」や「食べとん(食べている)」といった具合に返事をします。
これが過去の話の場合は、「何しとったん?」「寝とったん」と過去形に変化させて用いるのが特徴です。
神戸弁の語尾その2「~しとぉ」
「しとぉ」という語尾は、「~しとん」とほぼ同じで、自分自身にも他の人に対しても使われます。標準語では「~している」という言い方に該当する語尾なのも一緒です。同じ意味なのに2つの語尾が存在するのは、6つに分かれる地域性が要因と考えられます。
例えば「今、何しとぉ?」と相手に話しかけたとしたら、「今、何しているの?」という問いかけですね。
逆に、「今、何しとぉ?」と聞かれた時に、「ごはん食べとぉ」と答えたのなら、「今、なにしているの?」と聞かれたのに対し、「ごはんを食べてる」と答えたことになります。
神戸弁の語尾その3「~ねん」
「~ねん」は関西全域で使われる語尾のため、これだけを聞いて神戸弁と判断するのは難しいでしょう。ただし「~ねん」は他の語尾と一緒に用いられることが多く、他の語尾が加わることによって、関西のどこの人かが分かるのが特徴です。
神戸弁の場合は「~しとんねん」や、「~しとぉねん」となります。語尾の「~しとん」と「~しとぉ」は神戸弁特有の語尾ですので、この組み合わせから「この人、神戸の人や」と判断するわけですね。
使い方としては「何しとん?」と聞かれて「探し物しとぉねん」といった感じで、標準語にすると「何をしてるの?」と聞かれ、「探し物をしてるの」と答える形になります。
神戸弁の語尾その4「~やんなあ」
神戸弁では、語尾で「~やんなあ」もよく使われます。
同意を求めたり、相手に確認する時に用いる語尾で、標準語にすると「~だよね」に該当すると考えていいでしょう。
同意を求める場合だと、「今日って土曜日やんなあ」といった具合に使います。答える側はこれを受けて、「うん、そうやで~」などと返すでしょう。
また、相手に確認する時に使う場合は「これ、好きやったやんなあ?」と問いかけるように使います。好きだったなら「うん、好きやねん」となりますし、違っていれば「好きちゃうで~」と否定の返事がくるといった具合です。
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