明日使える!面白い神戸弁の例文
そこで、ここでは明日から使える面白い神戸弁の例文を、意味を交えてご紹介していきましょう。明日から早速、シチュエーションに応じて面白い神戸弁を使ってみてくださいね。
べっちょないか?
「べっちょ」とは「問題」という意味の方言で、「べっちょない」は「問題ない」という意味になります。
相手を心配してかける言葉のため、具合が悪くて休んでいた人が出社してきたときなどに「仕事出てきて、べっちょないか?」といった具合に用いる方言です。「具合が悪くて休んでいたのに、仕事に出てきて大丈夫?問題ないのか?」といったニュアンスですね。
この問いに対しても、「べっちょない」で返事が出来ます。「うん、べっちょないわ~」で「うん、大丈夫」という意味です。もっと端的なやり取りならば「べっちょないか?」「べっちょないで~」となります。
これは病気やケガに限らず、仕事が大変そうな人に対しても使われる方言です。
何それ!ごうわくわ!
「ごうわく」とは、「腹が立つ」の意味。したがって、神戸弁で「何それ!ごうわくわ」は、「何なのよそれ!すごく腹が立つわ」となります。
神戸弁で「何それ!ごうわくわ!」と言われた時に注意したいのは、「ごうわく」相手が誰なのかです。
誰か他の人のことを話している時に、話を聞いた相手が「腹が立つ」と言っているのならいいですが、目の前にいる自分が「ごうわく相手」だとしたら、怒らせたことになりますよね。
おそらく態度が冷たくなったり、言い方がつっけんどんになったりといった変化がみられるでしょう。この場合は、ゆっくりした言い方で「ごめんなあ」と謝るといいですよ。
あんた、へんこやな!
「へんこ」とは「変な子」という意味で、神戸だけでなく関西の広い地域で使われる方言です。とはいえ「変な子」と言われていい気がする人は、まずいないでしょう。
けれど、神戸弁の「あんた、へんこやな!」は褒め言葉。なぜかというと、「あなた、面白い人だね」という意味になるからです。
ただし、変わっている人を指して「あの人、へんこやで」とか、意味が分からない時に「なんや、へんこやなあ」といった使い方をすることもあります。したがって、シチュエーションで意味が変わると知っておいた方がいいでしょう。
面と向かって「あんた、へんこやな!」と言われた時は、相手は笑っているはずです。これは分かりやすい特徴と言えますね。
わややわ~
「わや」とは「滅茶苦茶」という意味で、「わやくちゃ」から来ています。漢字で書くと「わや苦茶」。したがって「わややわ~」は、「滅茶苦茶だよー」という意味となります。
例えば、「昨日の飲み会、わややったわ~」なら、「昨日の飲み会は滅茶苦茶だった」ということですね。
ただし、「わや」には「ハチャメチャ」という意味もあります。そのため、滅茶苦茶の「わや」なのか、それともハチャメチャな「わや」なのかは、話の内容から推測しないといけません。
また、無理難題を言われた時などに「そんな滅茶苦茶な」という意味で「そんなん、わややわ」といった使い方もされます。
ばりおもろいで!
神戸弁の「ばり」とは「すごく」という意味。そのため「ばりおもろいで!」は「すごく面白いよ!」となります。
一般的に、関西弁で「すごく」は「めっちゃ」がよく使われます。「めっちゃすっきゃねん!」が「すごく好きだよ」の意味だというのは、関西圏以外の人もよく知っているのではないでしょうか。
けれど、神戸弁では「ばり」を使うため、それだけで「あ、神戸の人だ」と分かります。良いこと、悪いことの両方で使いますので、「ばりムズイ」なら「すごく難しい」に、「ばりはずい」は「すごく恥ずかしい」といった具合です。
「超ムズイ」や「超面白い」など、今やすっかり定番となった「超」に置き換わる神戸弁と言えますね。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!