自己保身が強い人の性格・特徴《長所編》
そのような人は、自己保身の強さとうまく付き合いながら長所にも変えてしまっているのでしょう。非常にうらやましい性格の持ち主ですが、彼らにはどのような特徴があるのでしょうか。
世渡り上手
うまく人との距離を縮めながら、自分が損しないように上手に立ち回る「世渡り上手」タイプは、自己保身が強くても周りに嫌われにくいです。いわゆる「憎めないキャラ」で愛嬌があり、ちゃっかりしているけれど可愛がられやすい性格なのですね。
頼み事の仕方も上手なので、周りもついつい快く引き受けてしまうのです。自己保身が強くても周りを不快にさせないなら、キャラとしてありなのでは?と思ってしまいそうですね。
リスクを回避しやすい
失敗を避ける性格ですので、果敢に何事にもチャレンジする人よりもリスクを回避できるというメリットは当然あるでしょう。向上心やチャレンジ精神も実は良し悪しで、例えば事業に失敗して借金を負うなど、生活を左右するほどのリスクだってあるわけです。
いくら向上心があっても生活できなくなったら話になりません。それならリスクを避けて無難に生活した方がいい、と考えるのも自然なことではないでしょうか。自己保身な性格だからこそ食いっぱぐれるリスクはないと言えるのです。
表面上では誰とでも円満でいられる
人と対立することを極力避けるため、激しいトラブルなどに発展することはあまりないでしょう。ただし逃げの姿勢のため裏では何をいわれているかわかりませんが、とりあえず表面上では誰とでも円満でいやすいというのも長所と考えられます。
直接意見をぶつけ合って修羅場になることもないですし、気性の荒い人と対峙する恐怖も感じずに済みます。本音をさらけ出すバトルで分かり合える関係もありますが、エネルギーを使うことですので、保身により避けることができた方がいいという人もいるでしょう。
ストレスが溜まりにくい
責任逃れをしていれば、負担が自分ではなく他人へ行くため、ストレスが溜まりにくいです。周りからしたらたまったものではありませんが、自己保身により負担が軽減され身も心も健康でいられるというのは、本人にとっては大きなメリットですよね。
なんでもかんでも請け負って自分で自分の首を絞めてしまうことを考えれば、上手に逃げながら自分を守る生き方の方がラクに決まっています。周りからはもちろん疎ましがられますので、それを気にしないメンタルの強さが必要ですが…。