緊縛を行う際の注意点
SMはプレイの種類がいくつかあります。鞭やろうそくなど、わかりやすく相手に苦痛を与えるものと比べてしまうと、緊縛は「ただ縛るだけでしょう?」と思われがちです。
しかし、緊縛こそしっかりとした知識と経験が必要になります。適当に行うと、捻挫や内出血などにつながったり、重度な場合は後遺症が残るような怪我や命にかかわる事態になってしまうことも。
「セルフで練習すれば大丈夫でしょう」と油断してもいけません。練習しているときに縄がほどけなくなったり、思わぬところが締まって怪我につながる可能性もあります。
注意点をしっかり把握し、安全に緊縛プレイを行うことが大切です。それでは早速見ていきましょう。
相手の合意なしに行うのは✕
あなたが緊縛プレイに挑戦したいと考えても、相手の合意なしに行ってはいけません。嫌がる相手を無理矢理縛って責める、というのもSMプレイの種類の一つです。しかし、あくまでもプレイなので、相手の合意が必要になります。
突然本格的な緊縛プレイに挑戦するのではなく、まずはソフトSMから誘ってみると良いでしょう。ネクタイやタオルなど、身近にあるもので相手の手首を拘束することも、立派な緊縛プレイです。緊縛の種類はたくさんあるので、受け入れられやすそうなものから、徐々にステップアップしていきましょう。
長時間行うと危険
初心者でも行える簡単な種類の緊縛は、苦痛を与える目的ではありません。しかし、長時間同じ格好をしていると、縛られているM側はだんだん苦痛を感じます。
相手が痛みやしびれを感じて「やめて欲しい」と訴えてきた場合、すぐにほどいてあげましょう。「やめて」がプレイと区別がつかないことのないように、緊縛を始める前に本気でやめて欲しい時の合図を決めておくことが大切です。
慣れないうちは緩めに
安全に緊縛を楽しむためには、縛り慣れないうちは緩めに拘束するように意識しましょう。縛られるM側が動いてしまうと縄が緩んでしまうことがありますが、逆に締まってしまうこともあるためです。
縛ることに慣れるまでは緩めにしておき、コツを掴んでから徐々に締め付けていくようにしましょう。繰り返しますが、緊縛は一歩間違えれば危険なプレイの種類に当たるため、細心の注意が必要です。
衛生面に注意
緊縛を楽しむためには、縄の締め方だけではなく、衛生面にも注意が必要になります。服の上から縛るだけなら良いですが、素肌に縄を巻き付けることが圧倒的に多いでしょう。
亀甲縛りや股縄など、デリケートな部分に直接縄が触れるような緊縛の種類も解説しました。そのため、必ず清潔な縄を使いましょう。使用前はウエットティッシュなどで拭く、使用後はすぐに洗浄などのお手入れが必要です。
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