「メシマズ嫁」に関する専門家の意見やアドバイス
「メシマズ嫁」を解決したければ、冷蔵庫の管理から始めてみよう
「メシマズ嫁」になってしまう背景として、味音痴、レシピを見ない、料理嫌い、アレンジ好きなど、さまざまな原因が考えられますが、「食材管理がいい加減」ということも考えられるのではないでしょうか。冷蔵庫の整理法について、女性向けに書かれた恋愛指南書『キスは、女からするもの。』(中谷彰宏)には、以下のような記述があります。
「冷蔵庫を片づけると、いい女のトレーニングになります。
パンパンに入っている冷蔵庫も、片づけるとがらすきです。
同じものや賞味期限が切れたものだらけです。
何が入っているかわからない怖い容器があったりします。
しかも容器は、場所をとります。
奥のほうのものはたいてい倒れて、袋の口があいてこぼれています。
それが下にたれて冷蔵庫が汚れています。
風水以前の問題です。
いくら脱臭剤を入れても、なんか不思議なにおいがします。
冷蔵庫のものを1回全部出してみることです。
腐ったものを冷蔵庫にとっておくのはおかしいです。
腐ったものを食べたらおなかが痛くなります。
(中略)
野菜は、1人分はなかなか買えません。
2人分買ってつくっても、毎日同じものは食べられません。
古くなったら新しいものを買うことです。
古いものをとっておく人は、料理をするのも週1回だったりします。
1回分使って、次に残りのネギを使おうと思っても茶色くなってしまっています。
そこにいい運気はありません。
料理をつくってもおいしくありません。
においをかぎながら、『これ、まだいけるかな』というものを食べないことです。
冷蔵庫の中でこぼれているものは捨てることです。
麦茶のパックも使いまわさないことです。
量が減っても水を足すとまだ麦茶は出ます。
でも、1リットルでワンパックです。
どんどん新しいものに替えないとおなかを壊します。
『昨日淹れた紅茶の葉っぱもなんかいけそうな気がする』『ティーバッグはスプーンで押せばまだいける』というのもダメです。
葉っぱは腐敗が早いです。
その時飲まなければ、次は新しいものを出します。」
もし、自宅の冷蔵庫の中身がカオスになっているようであれば、妻と妻と一緒に片付けることから始めてみてはいかがでしょうか。
妻の料理がおいしくないのなら、自分で作ってしまおう
夫婦たるもの、お互いのことを理解してから結婚しているはずです。特に、料理の腕前は、結婚前からある程度想定していたのではないでしょうか。妻のことを「メシマズ嫁」だと嘆くくらいなら、いっそ自分で作ってしまったほうがいいかもしれません。「料理する男性」について、女性向けに書かれた恋愛指南書『男の選び方大全』(クノタチホ)には、以下のような記述があります。
「【料理好きな男の秘密】美味しい料理で喜ばせたいという気持ちに溢れています。
料理は愛情と言うけれど、ベッドの上でも女性に尽くしてくれる優しい人。手作りの料理をふるまうのは女性に対する奉仕精神の表れですからね。
手作り料理は、彼の愛の結晶。アタシはこういう男を『ご奉仕料理人タイプ』と呼んで奨励しています。
1つだけ難点があって、自分の料理が口に合うか執拗に確認したがること。『どう? 美味しい? どう? 塩加減は? どう?』って。顔がドヤってるのに、まだ聞くか!!
口に合わないことをはっきり言えない女性はキツイかも。言わないと、ますます作るのを楽しみにしちゃうから拷問のように攻めてくる。そこも夜の営みに似てるわね。
(中略)
【相性のいい女性】奉仕されたい、と臨んでいる女性。どうぞ胃袋を差し出して。
『今までの男はなんだったんだ!?』って、男の優しさバージンだったことに気づくから。
彼が求めているのは、作った料理は嘘偽りなく美味しいと感じる女性です。こればかりは理屈なしの領域だから感覚に委ねるしかない。SEXの相性と同じでーす!」
このように、好きな女性に料理を振る舞うという行為には、「ベッドの上で尽くしたい」という奉仕精神に通じるものがあるようです。妻をメシマズ嫁だと責めるよりも、おいしい食事を提供する側に回ってみてはいかがでしょうか。
<参考文献>
『キスは、女からするもの。』(中谷彰宏)
『男の選び方大全』(クノタチホ)