石川県民の県民性 ≪特徴・性格編≫
ここでは、石川県民の県民性を構築する特徴と性格をまとめました。早速ご覧ください。
伝統を重んじる職人気質(かたぎ)
加賀百万石の城下町として栄えた中で生まれた多くの文化は、石川県の人たちにとって何よりも大事なものです。そのため、文化や伝統を非常に重んじています。
加賀友禅の着物や、陶器、漆器といった上質の伝統工芸品を生み出し、金箔の生産も古くから盛んだったため、石川県には上質な物を好む人が少なくありません。また、質の良いものを見極める目利きの人や、伝統を重んじる職人気質(かたぎ)の人が多いのも特徴です。
加賀百万石が生み出した高いプライドがあり、京都や江戸の文化と加賀の文化を比べるのではなく、「全く異なる上質なものである」という考え方をします。伝統や文化を重んじる職人気質(かたぎ)な県民性がよく表れていますね。
男性は温厚で穏やか
金沢を中心にプライドの高さが特徴の石川県民の県民性ですが、石川県の男性は、概して温厚で穏やかな性格をしています。
誰に対しても同じように温厚で穏やかに接するところは、非常に人当たりがソフトな男性という印象を与えるでしょう。この温厚で穏やかな性格は、争いごとを嫌う平和主義なところから来ています。
温厚で穏やかな性格が誰とでもそつなく付き合っていける理由ですが、実は大勢で行動するのが苦手。そのため、単独行動を好む男性が少なくありません。
穏やかな性格でありながら自分が納得できないことは受け入れず、無視してしまうこともあるなど、強い面も併せ持つのが石川県民男性の特徴です。
女性は八方美人が多い
石川県女性は、一言で言えば八方美人な性格の人が多いのが特徴です。
おとなしくておっとりした印象を与える見た目とは裏腹に、実は損得勘定に長けている一面も。真面目で非常に頭がよいこともあって、相手に合わせて良い顔を見せるところが八方美人と言われる所以です。
一方、人見知りな性格でもあるため、初対面の人には、苦手意識を通り越して警戒感を抱くこともしばしば。ただ、もともとは人見知りが原因で警戒しているので、安心できるとわかればよくしゃべります。
彼氏や仲の良い人に対しては、人前でも馴れ馴れしい態度を取ることもあり、ギャップが大きい女性と言えるでしょう。
他県の人に対して心を開かない
石川県の男性は基本的に、適度な距離を保ちながら広く浅い付き合いをする傾向にあります。なかなか本音を明かさない人もいるため、他府県の人からすると、穏やかで優しい人という印象を持つものの、よそよそしさも感じるのではないでしょうか。
女性の場合、もともと人見知りな性格が他県の人に対してはさらに強くなり、打ち解けるのによりいっそう時間がかかるでしょう。
他県の人は、石川県民の男性からは信頼を勝ち取り、女性には心を許してもらわないといけません。仲良くなるには、時間をかける必要がありますね。