愛媛県の県民性 ≪地域編≫
愛媛:東予地域の県民性
愛媛県東部地域に位置する東予地方には、四国中央市と新居浜市、上質のタオルの生産地でゆるキャラ「バリィさん」でも知られる今治市と西条市、そして上島町で構成されています。
東予地方は地理的に最も関西地方に近く、関西を相手に活発に経済活動を行ってきました。大阪や近江の商人(あきんど)たちを相手にしてきたため、東予地域は目端が利き、すばしっこい県民性です。利益に敏感な商人気質を備えているところが、東予地方ならではの県民性と言えます。
ただし、商人気質を備えているとはいえ、そこは愛媛県民。真面目な性格なので、地道な作業も得意です。こうした東予地方の県民性が、今治タオルに代表される上質なモノづくりに生かされていますね。
愛媛:中予地域の県民性
中予地域とは、愛媛県中部の通称。愛媛県の中心部であり、四国最大の50万人強もの人口を有する松山市を筆頭に、伊予市と東温市、久万高原町、松前町、砥部町で構成されています。
中予地域の県民性は、温和でのんびりしているのが特徴です。人口が最も多いエリアで愛媛県民を代表する地域であるため、愛媛県全体に通じる県民性と言っていいでしょう。
全体的に愛媛県の人は穏やかな県民性ですが、特に中予地域は温和で人当たりのいい人が少なくありません。
もともと愛媛県は新しいものを受け入れるのが嫌いな閉鎖的なところがあり、とりわけ中予地域はこの傾向が顕著です。そのため、古くからのものを大切にする人や、文人肌、学究肌タイプの人が多いエリアでもあります。
愛媛:南予地域の県民性
愛媛県の西南部にあるのが南予地域で、リアス式海岸の宇和海に面し、四国カルストがあるのもこの地域です。大洲市、八幡浜市、宇和島市、西予市の4市と、内子町、伊方町、松野町、鬼北町、愛南町の5町で構成されています。
南予地域は海と山に挟まれており、「いやしの南予」と呼ばれるほど、豊かな自然とレトロな街並みが魅力のエリアです。宇和海には熱帯魚やサンゴが生息し、内陸部には四国山地が広がります。
そんな南予地域は、3つの地域の中では最も陽気な県民性。また、みかん栽培や水産業など自然を相手に働いてきたこともあって、豪快さも持ち合わせているのが特徴です。
出典:
愛媛県公式ホームページ『県内市町情報』
https://www.pref.ehime.jp/gen/shicho.html
国土地理協会『市区町村別人口・世帯数 愛媛県』(2020年4月)
https://www.kokudo.or.jp/service/data/map/ehime.pdf
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