自分を卑下する人の特徴≪後編≫
自分を卑下する人の特徴はまだ他にもあります。引き続きご覧ください。
承認欲求が強い
自分は大した人間ではないと自ら卑下するにもかかわらず、周囲から「そんなことないよ」と言って欲しい思いが強いという特徴も、自分を卑下する人によく見られます。
その根本にあるのが「承認欲求」。承認欲求とは、人から価値ある人物とみなされたいという心理のことです。
この承認欲求には、誰かから価値のある人だと言ってもらいたいという気持ちと、他人に価値があると言ってもらうことによって、自分で自分を価値ある存在だと思いたいという気持ちの、2つの心理があります。
「そんなことないよ」と卑下した言葉を否定してもらえれば、承認欲求が満たされるのでしょう。
嫌われるのが怖い
自分を卑下する人は「嫌われて仲間外れにされるのが怖い」という心理が強い人が多く、嫌われまいとしてわざと自分を卑下するような発言をすることがよくあります。
例えば、上司から褒められたり良い成績をあげると、どうしても人に妬まれたり羨ましがられたりしますよね。
嫌われるのが怖いという心理が強いと、人から妬まれたり羨ましがられることで人間関係が悪化するのを避けたいあまりに、あえて「自分は羨ましがられるような大した人間じゃないよ」と自分を卑下するというわけです。
予防線を張っておく
予防線を張っておくのも、自分を卑下する人の特徴です。物事に取り掛かる前から、「自分はダメ人間なので、失敗しても大目に見てね」とか「自分は能力がないので、出来なくても怒らないで許して」など、前もって告げておく行動を取ります。
あらかじめ予防線を張っておけば、失敗したときに「だから言ったでしょう、自分には無理だって」と言えますよね。
自分を卑下する人の中には、このように、責任を問われずに済むよう予防線を張っておく用意周到さが垣間見えるタイプもいます。
自分のことが嫌い
自分を卑下する人は、基本的に自分のことが好きではありません。そもそも、自分のことが好きであれば、自分を卑下することもないはずですよね。
自分を卑下する原因は、自己肯定感が低い、嫌われのが怖いなど様々ですが、根底には「できない自分が嫌」という感情があります。
また、常に他人のものさしで自分を図るため、出来る人と比べて「自分は出来ない」と考えてますます落ち込むことに。こうしてどんどん自分のことが嫌いになるのも、自分を卑下する人に多い特徴です。
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!