自分を卑下する人の心理・原因は?
ここからは、自分を卑下する人の心理や、卑下するようになる原因を紐解いていきましょう。
自分に自信がない
自分を卑下する人は、何かを決断したり何かに取り組むのが苦手です。そもそも「自分は出来ないだめ人間だ」と思っているので、物事に取り組むよりも、とにかく回避しなければという心理が先に立ちます。
人は何かに挑戦し、クリアすることで自信をつけていけますよね。けれど、自分を卑下する人はこうした機会を避けて通ってきた人が少なくありません。つまり、自信をつける機会を自ら棒に振ってきたと言えます。
自信をつける機会を避け続ければ、自分に自信が持てないのも当然のこと。けれど、自分を卑下する人は「失敗するよりは避ける方がいい」と考える心理の持ち主なのです。
失敗するのが怖い
自分を卑下する人に自信がない原因は、成功経験を積むための機会をとにかく避けてきたからだと説明しました。では、なぜ成功経験を積むのを避けるかと言えば、失敗するのが怖いからです。
自分に自信がないと「ダメ」「無理」「絶対出来ない」などと、やる前からネガティブな言葉を並べてしまいがち。自分を卑下する人は、このネガティブな心理が強いため、失敗を強く恐れる心理を持ってしまいます。
誰かに助けてもらいたい
自分を卑下する人は、誰かに助けてもらいたいという心理を持っています。ただし失敗を強く恐れる心理から、素直に助けてほしいと言えません。「助けを求めて、断られたらどうしよう」と考えてしまうからです。
けれど、誰かに助けてもらいたい気持ちを捨てることもできないので、相手が助けようという気になるよう仕向けてきます。それが自分を卑下すること。
「自分はこんなに仕事ができないダメ人間なんです」と自分で自分をおとしめることで、「仕方ないなあ。じゃあ手伝ってあげるよ」と言ってもらえるのを待っているのです。
相手に助けさせようと仕向けるところに、狡猾な心理が垣間見えますね。
人にかまって欲しい
自分を卑下する人には「かまって欲しい」という心理があります。いわゆるかまってちゃんですね。
かまってちゃんの場合、「どうしよう、困ったなあ」などと困ったアピールをすることで周囲の人の気を引こうとしますが、自分を卑下する人は「私はこんなにダメなんです」というアピールをするのが特徴です。
ダメなことをアピールし、相手が「大丈夫?」「相談に乗ってあげるよ」と言ってくれるのを待っています。
もともと自己肯定感が低く、かまってもらえると嬉しいと感じるので、手が空いている時はかまってあげると喜んでもらえるでしょう。
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