自分を卑下する人への上手な対処法
自分を卑下する人にはあまり良い印象を抱かないこともあって、ついつい敬遠しがちですが、実は自分を卑下する原因があったり、自信がないなどの心理を持っているので、出来ることなら避けずに上手く対処してあげたいところです。
ここでは、自分を卑下する人への上手な対処法をいくつかご紹介します。この対処法によって、自分を卑下する人を元気づけられるかもしれませんよ。
具体的に褒めてあげる
自分を卑下する人に対しては、具体的に褒めてあげるのが効果的。というのも、ネガティブ思考が強いので、「ダメ人間じゃないよ」と言っても「いえ、ダメ人間です」とかえされるのがオチだからです。
そのため、たとえば「私は仕事ができなくて…」と卑下されたら、「でも○○をやらせたら、誰よりも丁寧に仕上げるよね」などと具体的に褒めます。そうすれば、相手は「意外とそうなのかも!」という気になるでしょう。もともと他人の評価を気にする心理の持ち主のため「認めてもらえた」と嬉しくなるからです。
自己肯定感が低いこともあり、些細なことでも喜んでくれるはず。とにかく具体的に褒めるのがコツです。
共感して話を聞く
人は自分の話を聞いて欲しいという心理を持っていますし、そこには共感してほしいという心理もあります。そのため、自分を卑下する人と接する時は、共感して話を聞くことも大事です。
とはいうものの、「私はダメ人間なんです」と卑下するのを「そうだよねえ」と共感するのはNGですよね。その際は、「なぜそう思うの?」と話すように促しましょう。
「なぜって、ダメと言ったらダメなんです」といった頑なな返事をされたら、「私もそう思うことがあるよ」と言って共感するのがコツ。自分を卑下する人は、周囲は自分よりできる人たちばかりだと感じているので、「そうなんですか!?実は…」と話し始める可能性があります。
真に受けない
あらかじめ予防線を張っておいたり、相手が助けたくなるよう仕向けたりと、自分を卑下する人には狡猾な一面があります。また、かまって欲しくて自分を卑下するケースも少なくありません。
そんな自分を卑下する人に上手に対処するには、真に受けないことも大事です。かわいそうに思って助けを申し出たら、「あの人がするって言ってくれたから」などと責任逃れされる可能性があります。
自分を卑下しておきながら上手く責任を免れようとするタイプの人の話は、真に受けないのが身のためですね。
責めずに受け止める
自己肯定感が低く、何かにつけて自信が持てないせいで自分を卑下してしまう人を、責めるのはやめた方がいいでしょう。ますます「失敗してしまった。自分はなんてダメな人間なんだ」と落ち込んでいくからです。
自分を卑下する人は失敗することに強い恐怖心を持っているので、「何とかしてミスをなかったことにしたい」という心理になります。そのため、ミスを正当化しようと言い訳することもしばしばです。
この言い訳を責めると、ますます躍起になって否定しようとする可能性が大。自分を卑下するを責めずに、相手の言い訳を受け止めることで、徐々に落ち着いてもらえるでしょう。
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