人望がない人の特徴《後編》
人望がない人は、普段から周囲にストレスを与えるような行動が多いです。そうした行動が多いほど、人望を失っていくので注意しましょう。
相手によって態度を変える
人望がない人は、相手によって態度を変えることも多いです。人の好き嫌いがはっきりしているだけでなく、それを隠そうともしません。感じたままを態度で表するため、多くの人から嫌がられやすいと言えます。
また、こうした人は仲間意識も高いことが多いため、気に入らない人を仲間外れにするような行動も普通に行うでしょう。グループを作って陰口を叩くことも多いので、周囲から「あのグルーブには近づきたくない」と思われがちです。
こうした行動は、あまり褒められたものではありません。相手によって態度をコロコロ変えては、誰からも信頼されなくなるでしょう。
感情がコロコロ変わる
感情がコロコロ変わりやすいというのも、人望が無い人に見られる特徴のひとつ。例えば、機嫌が良いときと悪いときで仕事に対する取り組み方が変わるなど、その時の感情によって行動を変えてしまいます。
そうすると周囲からは付き合いにくい人だと思われてしまうので、仕事がいくらできても距離を置かれてしまうでしょう。
また、精神が不安定だと、些細なことに対してもイライラしやすいです。周囲の人は「どんなことで怒らせるか分からない」と不安になって、関わろうとしなくなります。周囲から孤立すれば、人望を厚くすることは叶いません。
精神が不安定な人は、人から距離を置かれやすいと言えます。そのため、精神を安定させるような対策も必要でしょう。
自分のミスを認めることができない
自分のミスを認めることができないのも、人望がない人に見られる特徴です。自分は悪くないという気持ちが強いので、何かミスをしてもそれを素直に受け入れられません。言い訳を重ねたり、他人のせいにしたりするといった言動が目立ちます。
また、責められれば感情的になる人も多いです。騒いで問題をうやむやにしようという態度が目立つと、周囲はその人に対する信頼を無くしていきます。自分のことしか考えていないような態度や行動は、相手に嫌悪感を抱かせる原因になるもの。
こうした態度が多い人は、特に仕事面での信頼を失いやすいです。ミスや失敗に厳しい世界だからこそ、信頼を集めるには謙虚で素直な態度が必要と言えます。
上から目線で話す
まるで自分が偉いとでも言うかのような態度で話すのも、人望がない人に見られる特徴の一つです。こうした態度で話されれば、多くの人は嫌悪感を抱くでしょう。会話していて気持ちよくないため、口を開きたくないと感じる人も。
また、偉そうに振る舞われれば、関わるのも嫌になりますよね。誰もが近寄りたくないと思ってしまうため、自分から歩み寄っても人が逃げていくでしょう。慕ってくれる人間がいなければ、人望を厚くしようにもできないものです。
どんなに権力を持つ人でも、謙虚な心を忘れては人は寄り付かなくなります。人望が厚い人を目指すなら、対等であることをしっかり意識しましょう。