人望がない人が人望を厚くする方法《後編》
いろいろな方法を実践していくことで、今以上の人望を集めることができるでしょう。さらに信頼され尊敬されるために、できることをやってみてくださいね。
自分のミスや失敗を素直に認める
何かミスや失敗をすると、それを隠したくなる人もいるでしょう。これらが上司や周囲に見つかれば、責められたり怒られたりするかもしれないからです。しかし、ミスや失敗は隠すより素直に認めた方が、より多くの人に認められますよ。
逆に、「自分のせいではない」と他人になすりつけたり隠したりすると、自分の評価がどんどん下がっていくでしょう。信頼できない人として見られてしまうので、誰からも距離を置かれるようになります。
こうした事態を避けるためにも、自分が悪いと感じたらムキにならず、素直に受け入れましょう。そして、謝罪を心がけるとより多くの人が好感を持ってくれますよ。
周囲からの指摘や注意に耳を傾ける
人望を厚くしていきたいなら、周囲からの指摘や注意にきちんと耳を傾けるようにしましょう。指摘や注意をされると耳が痛いでしょうが、あなたのためを思って言ってくれている人も多いです。
それらをないがしろにすれば、「この人に何を言っても無駄だ」と見捨てられてしまうでしょう。これでは自分を慕ってくれる人が減ってしまうので、それを阻止するためにも素直に受け入れることをおすすめします。
また、指摘や注意を受けたら、その部分は改善していきましょう。そうした素直な態度を見せていくと、より多くの人が自分を慕ってくれますよ。
意識して周囲に気配りや配慮をする
人望が厚い人は、周囲に対して気配りや配慮をとても上手に行えます。相手に負担を感じさせないよう自然に配慮するので、周囲は好感を持つでしょう。こうした人を目指せば、より多くの人が自分を信頼して慕ってくれますよ。
また、そのためには周囲をよく見るようにしましょう。一人一人の行動や態度をよく観察することで、相手が求めていることがだんだん分かるようになります。相手が求めていることをさりげなく差し出してあげると、好感度はアップしていくでしょう。
ただし、気配りや配慮は、さりげないものほど受け取ってもらいやすくなります。あからさまな態度でそれを行っても、周囲は嬉しがってくれないので注意しましょう。
情緒を安定させて、常に笑顔を浮かべる
どんなに仕事ができる人でも、些細なことで怒り出したり泣き出したりしては、近寄りがたい印象を与えてしまいます。仕事の上では信頼できるとしても、感情がコロコロ変わる様子を見たら、相手は付き合いにくいと感じるでしょう。
こうした状態では多くの人から信頼してもらうことは難しいと言えるので、情緒を安定させ、常に笑顔を浮かべることも大切です。
これによって多くの人が自分の元に集ってくれるので、より信頼を勝ち取りやすくなるでしょう。たくさんの人から信頼されれば、人望は自然と厚くなっていきますよ。
感謝の気持ちを持つ
いくら仕事ができて、自分のミスを素直に受け入れる人でも、感謝ができなければ、周囲の人はもやもやしたものを感じるでしょう。こうした人は悪い人ではないことは確かですが、積極的に関わりたいかどうかと問われたら、そうではないと答える人が多いです。
人望が厚く人から慕われる人は、感謝の気持ちを忘れません。些細なことに対しても感謝できる心があれば、多くの人が慕ってくれます。日常的なことにまで気をつけることで、今以上に人望が厚くなっていくでしょう。
また、人望が厚い人は謙虚な気持ちも忘れてはいません。自分を大きく見せるのではなく、ありのままの自分でいようとするからこそ、多くの人から慕われ好かれるのです。