「あの頃に戻りたい」と思う心理・理由とは?
満たされてない生活を送っている
現在の生活に満たされないものを感じていると「あの頃に戻りたい」と思いやすくなります。「こんなはずじゃなかった」という気持ちが大きくなるごとに、過去の思い出にしがみつくようになるでしょう。
仕事がうまくいかなかったり、子供が思ったように育たなかったりすると、過去に戻ってやり直したいという気持ちが強くなるはず。今の経験を踏まえて過去に戻れば思い描いていた未来を掴むことができると感じているからこそ、あの頃に戻りたいと思うのです。
ただし現在満たされていないのは、過去のせいだけではありません。自分の気持ちの持ちようで満たされない日々を変えられると考えることも大切です。
老いを感じている
「自分は老けない」と思っていても、老いは確実にやってきます。若々しいつもりでいてもいつの間にか年齢を感じさせる姿になっていた時、「あの頃に戻りたい」と思う気持ちが強くなるでしょう。
昔は機敏に動くことができたのに現在はちょっとした運動でも辛くなったり、体型維持が難しくなったり、老いを感じる瞬間はさまざまです。人間の体は徐々に衰えていくので、いかに老いるスピードを遅らせるかが重要なポイントだと考えられます。
老いを感じた時に「あの頃に戻りたい」と思ってばかりでは何も変わりません。老いていく自分に対して何ができるのかを考えていけば、変わるきっかけを掴める可能性があります。
過去に後悔がある
過去にやり残したことがあると、「あの頃に戻って、もう一度やり直したい」と思うことが多くなります。過去を振り返り、「学生時代にちゃんと勉強をしていれば良かった」「あの時、好きな人に思い切って告白すれば良かった」など、後悔することはいろいろあるでしょう。
また、うまくいかないことが多くなると「あの頃にああしていれば、こんなに嫌なことばかりではなかったのに」と現状を嘆くようになってしまうかもしれません。
それでも時間はどんどん過ぎていくものなので、タイミングを逃してしまったらそのまま突き進むしかなくなります。過去の後悔をどのように生かしていくかが、今後の未来を開く鍵になると考えてみてください。
異性にモテたいという願望がある
心のどこかで「まだ異性にモテたい」という気持ちがあると、あの頃に戻りたいと思いやすくなります。昔に戻ることで若々しさを取り戻し、異性から羨望の眼差しで見つめられたいという願望があると言えるでしょう。
昔、モテた経験のある人ほどこのような心理になりやすいはず。モテた時代のことを振り返り、「たくさんの人からチヤホヤされて楽しかったな」と思い出に浸ることが多くなります。そして、昔に比べるとモテなくなった現状に対して嘆いてしまうこともあるでしょう。
しかし、年齢を重ねてもモテる人はいます。モテる人は過去を振り返るのではなく未来を見ているからこそ、モテるのではないでしょうか。
将来が見えないからあの頃に戻りたい
自分の行く先が漠然とした状態になっていると不安を感じ、「これからどうすれば良いのか全然わからない」と途方に暮れてしまいますよね。不安感が募るごとに、「みんなから優しくされていた幼い頃に戻りたい」と過去を振り返るようになります。
小さな頃は大人たちに囲まれ、困ったことがあったら解決に導いてもらうこともあったはず。しかし大人になると自立しなければならなくなり、誰のサポートも受けられない状況に追い込まれることがあります。
そんな時にあの頃に戻りたいと思うだけで何もしていないと、いつまで経っても将来は見えてきません。自分自身で未来に立ち向かう勇気を持たなければ、前に進めないでしょう。
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