自己卑下してしまう人の心理とは?
自己肯定感が低い
自己卑下してしまう人には、自己評価の低さや、自分の存在価値を認められないという心理があるでしょう。この、自己評価や自分の存在価値を認める気持ちのことを「自己肯定感」と言います。
自己肯定感が高ければ、自分に自信を持って発言したり行動したりできるようになります。反対に自己肯定感が低いと、さまざまなことをネガティブに捉えてしまうため、自分に自信が持てず卑下してしまうことに繋がってしまうのでしょう。
完璧主義者
完璧主義者も自己卑下してしまいがちです。
たとえば、難しい物事に直面して1人ではやり遂げられなかったとき、完璧主義でない人は、自分の理想通りにできなくて悔しいと思っても、「できなくても仕方ないことがある」「次は上手くやれるように頑張ろう」と思うものです。
しかしながら何でも完璧にしないと気が済まない人は、少しのミスも許すことができません。そのため、思ったとおりにできない自分を「情けない」「力不足だ」と感じてしまい、ついつい自分のことを卑下してしまうようになるのです。
安心したい
多くの人は、自分よりできる人をライバル視したり、頼りになる人に責任ある仕事をお願いしたりしますよね。しかし、自己卑下する人は、周りの人よりも自分の方が下だと自ら伝え、その土俵から降りたいと考えていることがあります。
自分は相手より格下で頼りならないということを伝えれば、ライバル視されるリスクが減り、嫉まれる対象からも外れやすいでしょう。そして、自ら信頼度を下げることで、難しいことを頼まれずに済むようにしたいのかもしれません。
出世争いのようないざこざから外れ、大変な仕事をしなくていい環境の方が安心できる、と考えているのではないでしょうか。
期待されたくない
期待されたくないというのも、自己卑下してしまう人の心理のひとつと言えるでしょう。期待されるということは、それなりの成果を上げなければなりません。
自己卑下する人は、「自分では期待されている成果を上げられない」「期待されてもがっかりさせてしまう」と思っているので、初めから期待されないようにしたいと考えてしまうのでしょう。
初めから期待されなければ、相手をがっかりさせるようなこともないし、相手をがっかりさせて自分がつらくなることもありません。そのため、その方がお互いのためだと考えているのかもしれませんね。
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