そもそも大人になるとはどういうこと?
一人で生活を送れる
親に育ててもらった子供時代と大きく違うのは、自立しているという点でしょう。子供は教育や成長にかかる費用を大人である親に負担してもらっています。一人で成長しているのではなく、親に育ててもらっているのですね。
子供のうちは、周囲に助けてくれる人や相談できる人がいて、自分が成り立っています。対して大人になるとは、誰に依存するわけでもなく、一人で生活が送れるようになることを言うのです。
例えば、「自分の身の回りのことが最低限できる」「自分で稼いだ収入で生活できる」という状態になれば、着実に大人になることができていると言えるでしょう。
常識が身についている
大人と子供を比較して大きく違う部分に、「常識が身についているかどうか」ということも挙げられます。生まれたばかりの赤ちゃんは、当然ながら世の中の常識を身につけていません。親や教師など、周囲にいる人たちに教わりながら常識を身につけていくのです。
年齢だけ大人になっていても、常識が身についていないようでは、大人として誰も認めてくれないでしょう。大人になるとは、常識を身につけ、社会で問題なくコミュニケーションを取りながら生きていけるということなのです。
常識がないかどうかは自分だけでは判断できません。大人になることができているのか心配なら、周囲にいる信頼できる人に、自分のことを聞いてみても良いかもしれません。
金銭管理ができている
例えば、あなたが年収1,000万円を稼いでいたとします。生活していける分には十分すぎるほどの収入ですね。そのようにお金を稼いでさえいれば、大人になることができたと言えるのでしょうか。答えは「NO」です。
収入が多くなくても、きちんと身の丈に合った生活を送り、節約する分・貯金する分・好きなものに使う分と、バランスよく金銭管理ができてこそ「大人になる過程を歩んでいる」と認めてもらえるのです。
自分の身の丈を考えず豪遊するのはもちろん、借金をしているようでは、大人として誰も認めてくれないでしょう。自分の今の生活を振り返り、自分はきちんと金銭管理ができているか考え直してみてください。
自分のことに責任が取れる
子供時代は、どんなに失敗しても大人がフォローしてくれたことでしょう。しかし、大人になるにつれ、責任は重くなり、うまくいかないことも多くなります。失敗することは悪いことではありませんが、大人になったらそのあとの責任は自分で取らなくてはなりません。
例えば、誰かに責任を押し付けている人を見て、「大人になるとはこういうことだ」とは思わないはずです。逆に未成年でもしっかり責任を持って行動している子供がいたら、「年齢は子供でも大人だな」と思いますよね。
自分で考え、自分で責任を取る。そんな当たり前のことが当たり前にできるようになった時、周囲はあなたのことを「大人になる努力ができている」と感じてくれることでしょう。
他者の気持ちが分かる
子供時代は「自分の気持ちとは」「相手の気持ちとは」と、分けて考えることはあまりありません。自分中心に物事を考え、自分の気持ちを最優先にしていた子供時代とは違い、精神的に大人になると、他者の気持ちを理解できるようになります。
相手の気持ちを考え、思いやり、時に自分を犠牲にして相手を優先することもあり得るのです。自分の気持ちを大事にするのは良いことですが、社会は人と人とのコミュニケーションでつながっており、決して自分一人で生きているわけではありません。
大人になるということは、自分の気持ちだけではなく、他者の気持ちを理解できるようになることを言うのでしょう。
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