だらしない人になるのはどうして?
面倒事は後回し
先ほどもご覧いただいた通り、だらしない人には「面倒くさがり屋」「物事を後回しにする」という特徴があります。これらが元々の性格の人もいれば、自身の行動によってそうなる人もいるのです。
例えば、面倒に感じたことを「やりたくない」と思っていた時、周りの人から「私がやるよ」と言ってもらえたら、きっとラッキーと感じるはずです。
こうした経験を何度かしたことで、「面倒事は後回しにした方が良い」という教訓を得た人は、意識的にそうした行動を取るようになるでしょう。
つまり、物事を後回しにしたことで結果的に楽できた経験が、その人の成功体験となってしまったわけです。後回しにすることをメリットだと感じれば、すぐ行動に移すことをしなくなります。
育ってきた環境
部屋が散らかっていたりほこりが溜まっているところを見たら、大抵の人は「だらしないな」と思ってしまうでしょう。ただ、それがその人にとって当たり前で普通のことだとしたら、本人はだらしないという感覚は持っていないはずです。
例えば、育ってきた実家が常に散らかっている状態だったとしたら、それが当たり前に感じますよね。むしろ「少しごちゃごちゃしていた方が落ち着く」と安心感を抱くかもしれません。
このように、育ってきた環境によってだらしなくなる人もいます。そんな人は、人から指摘されるまでは気付けません。この場合、周りの人は教えてあげるつもりで指摘した方が良いかもしれませんね。
相手の立場になって考えられない
約束を守ってもらえなかったり、仕事のミスをカバーさせられたりしたら、誰だって少なからず迷惑に感じるものです。しかし、だらしない人はそうした相手の気持ちを考えることができないため、人に迷惑をかけているという自覚がないことも。
例えば待ち合わせの場所に自分が遅刻したとしても、「遅れちゃったな」くらいにしか感じないでしょう。そこで、相手がどうやって時間を潰していたか、どんな気持ちで待っていたかまで考えません。
だらしない人に迷惑をかけられた時、「仕方ない」「自分が我慢すれば良い」と思う人もいるはずです。しかし、中には迷惑をかけている認識がない人もいるため、ただ見過ごすのではなく忠告することも必要になります。
思いつきのまま行動する
だらしない人の特徴にも何度か出てきましたが、だらしない人はルーズな一面があります。借りたものを返さない、収支バランスが崩れてお金に困るなどの問題が起こるのは無計画だからです。
つまり、だらしない人は衝動的な行動が多く、いつまでに何をするといったような計画を立てることが苦手と言えます。人からお金を借りるにしても、「とりあえず借りられれば良い」という考えなので、返すまでの期間や相手の状況までは考えていません。
思いつきのままに行動するのはもともとの性格が原因である場合もありますが、単に欲をコントロールできないとも言えるため、計画性のある冷静な考え方を身につける必要があります。
楽観的だから危機感を持たない
人は少なからず「相手に迷惑をかけたらどうしよう」や「失敗したらどうしよう」など、場面に応じて危機感を抱きますよね。危機感があるからこそ、責任を持って行動することができます。
一方だらしない人は、「どうにかなる」と楽観的に考える傾向にあるため、危機感を持ちにくいです。そのため、前もって対処するのではなく、問題が生じたその時に対処することが多いでしょう。
このことから、だらしない人の多くは責任感を持っていないと言えます。仕事で納期を守れなかったり借りたものを返さないのも、危機意識が低く責任感がないからです。
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