旦那が憎いなら離婚後のことも考えてみよう!
離婚は手続きも含め、周りへの報告などいろいろな面で面倒なイメージがあります。しかし、だからといって離婚を諦めて憎い気持ちを抱えたままでいると、ストレスで体調を崩しかねません。
そこで最後に、離婚に関する予備知識を簡単にご紹介します。
そもそも特別な理由もなく離婚できるの?
結論から言うと、理由がなくても離婚は可能です。
離婚するには、不倫や借金など特別な理由が必要なように感じますが、特別な理由がなくとも離婚自体はすることができます。そのため「憎いから離婚」ももちろん問題ありません。
双方が話し合いをしてOKを出せば、協議離婚で離婚が可能です。よく「性格の不一致で離婚」という言葉を聞きますが、そういったのも協議離婚の類になります。
お互いの意見が合致せず裁判で決める裁判離婚になると、明確な理由が必要になります。しかし裁判は訴訟がらみになるため「憎いから離婚」は該当しないことがほとんどです。
憎い原因にもよりますが、多くの場合が「性格の不一致」で片づけることができるでしょう。
親権はとれるの?
子供がいる場合、気になるのが親権です。「憎い旦那に親権を渡したくない」と思う妻も多いでしょう。
専業主婦のような収入がない状態で離婚する場合、子育てが難しいと捉えられ、妻は親権がとれないのではないかと心配になってしまいますよね。協議離婚の場合、親権も協議で決定するため、双方の意見が合致すればスムーズに親権を決めることができます。
専業主婦等で金銭面に不安がある場合は、親権を旦那に、監護権を妻にすることも可能です。監護権とは、「子の成育を図る監護」と「精神的な成長を図る教育」を施すことが含まれた権利です。そうすると親権は旦那にありますが、実際に一緒に住んで育てるのは妻ということになります。
離婚後の子供との関わり方にはいろいろな方法がありますので、しっかりと話し合って納得できる結果を出すのが理想です。
出典:
弁護士が教えるパーフェクト離婚ガイド(アディーレ法律事務所)『夫が離婚に応じてくれそうにありません。どうしたらいいでしょうか?』
https://www.adire-rikon.jp/faq/06.html
同上『監護権とはどのような権限でしょうか?』
https://www.adire-rikon.jp/faq/75.html
スゴレンは、「男女の恋愛の本音」を集めた恋愛アンケートに基づいて作成した女性向け恋愛コラムを提供しております。さまざまな恋愛シーンで活用できるコンテンツを配信中!