裕福な家庭で育った人にも悩みがある?
親からの期待が大きくて…
「私の家は裕福だったので、欲しい物はなんでも買ってもらえました。それは良かったのですが、同時に期待も大きくて、少し息苦しかったです。学校の成績が少しでも下がると、トラウマになるほど怒られました…」(23歳/男性/営業職)
裕福な家庭の親は、自分たちと同じように裕福な家庭を築いてもらいたいと思って、子供に過剰に期待してしまうことがあります。
親のこのような態度は子供の将来を心配してのことなのですが、それをプレッシャーに感じてしまう子供もいるでしょう。
周囲と価値観が合わない
「私の家はとても裕福なので、欲しいものは何でも買ってもらえるし、行きたいところにはすぐに連れて行ってもらえました。それが当たり前だと思っていたのですが、周りの人に話すと、とても驚かれてしまいます。ときには嫉妬されたりするので、人付き合いが苦手になってしまいました」(26歳/女性/自営業)
裕福な家庭で育った人とそうでない人とは、価値観が違うことが多いです。物やお金に対する考え方など、まったく話が合わないこともあるでしょう。
人と仲良くなるには、同じ価値観を共有することが大切です。裕福な家庭で育った人の価値観が独特だと、なかなか周囲の人とわかりあえない可能性があります。
裕福な家庭であることをイジられる
「実家がお金持ちなのは、自分にとっては少しコンプレックスです。小学校のころから、家が大きいことでよくイジられてましたから…。今もできるだけ実家の話はしないようにしています」(27歳/女性/飲食店)
裕福な家庭で育った人のことをイジる人もいます。裕福な家庭で育ったことで周囲との違いに悩んでいる人にとって、イジられるのは辛いことです。
イジる人に悪気はなかったとしても、イジられる人は気にする可能性があります。もし身近に裕福な家庭で育った人がいたとしても、そのことをイジるのは控えた方がよいでしょう。
お金は持っていたけれど…
「私の家は確かに裕福で、お金を理由に進学をあきらめるとかはなかったです。でも、両親の仲があまりよくなかったので、決して居心地の良い家ではなかったですね。経済的に裕福な家庭でも、みんながみんな幸せとは限らない気がします」(29歳/男性/金融)
経済的に恵まれていても、両親の仲が良くなければ家の雰囲気は悪くなってしまいます。仕事が忙し過ぎてパートナーが家をまったく気にかけてくれないなど、金銭的に余裕があっても夫婦仲が悪くなることは十分にあり得るのです。
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