いじめられやすい人のための対処法
いじめから解放されて楽しい毎日を送るために、いじめられやすい人はもしもの時の対処方法について知っておきましょう。
いじめの証拠を残しておく
いじめの証拠を残しておくのは、非常に効果的な方法です。物的証拠があれば効果的ですが、日記に綴るようにやられたことを細かくメモしておくだけでも、いじめの証拠として力を発揮する可能性が高いと言われています。
物的証拠に関しては、たとえば無理やりお金を払わされた時の明細書等を保存しておくといいでしょう。暴言を吐かれる場合には録音などをしておくのがおすすめです。
こちらがいじめを責めた時に相手が言い逃れできないように、些細なものでも証拠として集めておくことが、この対処方法では重要なポイントになります。
上司などに相談する
会社でいじめを受けている場合は上司などに相談してみましょう。もし上司からパワハラを受けているのならば、さらに上の上司や人事部等に相談してみるのが効果的です。
上司に相談することで、相手側が注意や処罰をされることもあれば、できる限り一緒に仕事することのないように配慮してもらえる可能性もあります。
ただし、上司や会社のことを信用できないのならば、無理に相談する必要はありません。上司がいじめ側に回るような人の場合、状況が悪化する恐れもあるため、相談しても意味がないと感じるならば他の対処方法を試すほうがいいでしょう。
いじめに反応しない
いじめをする人の中には、いじめられる人の反応が楽しいからいじめる人もいます。たとえば、おどおどしている態度が面白い、イエスマンだから都合がいいなどと思っている場合は、いじめられる人の反応があってこそのものですよね。
もし、あなたをいじめている人がこちらの反応を楽しんでいる様子ならば、反応しないように意識してみるのも対処方法のひとつです。最初は不満を表されるかもしれませんが、反応がなければ向こうも次第に飽きてくるでしょう。
弁護士に相談する
いじめの内容によっては、心身を壊してしまう、金銭的な問題が発生する、他に悪い影響を及ぼす、などの悪質なものがあります。このような場合は、正式に弁護士に相談して相手を訴えてしまうというのも対処方法のひとつになるのです。
いじめをしている人は「どうせ裁かれない」という軽い気持ちでいることは珍しくありません。どうせ訴えられないからと、いじめの被害者を舐めきっているのですね。
そういった人たちに一矢を報いるためには、正式な方法で被害を訴えるのが非常に効果的です。誰かをいじめればリスクがあるということも相手は理解するため、二度といじめをしようという気持ちにはならないでしょう。
いじめられる原因を見直す
いじめをするほうが悪いというのが大前提ですが、時には自分の振る舞いを見つめ直してみることも必要な場合があります。たとえば、マウントを取りがち、自分勝手な行動をしてしまう、仕事のミスが多いなどは、努力すれば改善できる可能性がありますよね。
理不尽ないじめが大半を占める中で、中には「不愉快な思いをさせられた」「たくさん迷惑をかけられた」という理由からいじめに発展してしまうものもあります。
この場合、「苦手だから避けてしまった」「つい愚痴をこぼしてしまった」という経緯であることが多く、いじめている本人はいじめの自覚を持っていないことがほとんどです。
いじめをする側も、迷惑をかけてしまった側も、どちらにも言い分がある場合は、どちらとも歩み寄る姿勢が必要になります。いじめを許す必要はありませんが、自分に何かいじめの原因となる心当たりがある場合は、見直すことも大切でしょう。
環境を変える
いっそのこと、今いる環境を変えてしまうのも対処方法になります。職場や学校、一緒に過ごす人を変えてみるだけで、状況が一変する可能性は十分にあります。
たとえばパワハラやいじめが横行している職場にいる場合、なにか対処をしても改善されない恐れがありますよね。その場合は潔く別の会社に移ったほうが無理をする必要もなくなり、心機一転で新しい日々をスタートすることができるでしょう。
時間や予算、タイミング等の問題もあるかもしれません。しかし、いじめを受けて心身を壊すよりよほどマシです。自分を守るためには、いじめの環境には耐えるのではなく、逃げることも選択肢として考えておきましょう。
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