フィリピン人のセックスに対する考え方
まず注目していくのは、フィピン人のセックスに対する考え方です。
冒頭でも触れたように、国が違えばさまざまなことに対する考え方や文化は異なります。セックスも同様であり、日本とは少し違うセックスへの価値観を持っているため、フィリピン人とエッチなことをしたいのであれば、予め把握しておいたほうがいいでしょう。
この項目では、基本的なフィリピン人のセックスに対する考え方や文化について触れていきます。
カトリックの教えが影響
フィリピンと日本の大きく違う点を挙げるのならば、フィリピン人の約8割はカトリックの教えを重んじているというところでしょう。
その影響でフィリピンでは、欲求等に流されるセックスをはじめとした性的行為には、ある程度の制限があります。また、中絶や売春、商業ポルノ、離婚は禁止されており、破ってしまえば違法となってしまいます。
したがって日本と比べるとセックスに対する考え方は非常に慎重であり、風俗などの性娯楽に批判的な考えを持っている人が多い傾向にあるでしょう。
性欲は旺盛?
カトリックの教えでセックスをはじめとした性的行為に制限があるフィリピン人ですが、一方でセックスは愛情表現のひとつという見方が強いのも事実でしょう。
それゆえに恋人や配偶者とのセックスには、日本と比べてやや積極的な傾向にあると言われています。
また、都心部から離れた地方ほど娯楽が少ないため、恋人や配偶者とセックスをして時間を潰すという人も少なくないようです。
表向きは婚前セックスはNG
こちらもカトリックの教えの影響で、フィリピンでは結婚前のセックスはあまり歓迎されていません。結婚をして将来を誓った相手に身体を許すのが良しとされており、特に女性の半数以上が処女であることを大切にしています。
ただしこれは表向きの考え方であるようで、男性に関しては結婚前のセックスにそれほど否定的ではありません。処女性を重視する人も女性ほど多くはなく、むしろ結婚前にセックスができないことに対して不満を抱く男性は少なくないと言われています。
また時代の流れや欧米諸国の影響もあり、処女性にこだわる女性は減少傾向にあるようです。そのため気軽にセックスを楽しむ若年層も増えてきており、徐々に婚前セックスNGという考えも薄れてきていると言われています。
コンドーム否定派が多い
フィリピン人の多くはカトリックの教えを重んじている影響で、コンドームに対して否定的な考えを持っています。セックスは娯楽ではなく生殖行為のひとつであるため、避妊はするべきではないという考えが根強くあると言われているのです。
したがって、フィリピン人はコンドームを使ったセックスをあまりしません。また、性教育に関するカリキュラムは保護者の同意がなければ実施できないのもフィリピンの特徴のひとつです。その影響で十分に性教育が行き届いていないのも事実であり、望まぬ妊娠をしてしまうフィリピン人女性は珍しくありません。
一方で中絶、そして離婚は違法であるため、シングルマザーとして生きることを余儀なくされるフィリピン人女性も多いです。