パーソナルスペースが広い人の特徴
パーソナルスペースは個人によって範囲が異なります。ここからは、パーソナルスペースが広い人の特徴を見ていきますので、自分のパーソナルスペースは人に比べて広いのかどうかが気になる場合や、意中の人のパーソナルスペースを測りたい場合の参考にしてみてください。
人見知り
人見知りの人は警戒心が強く、内気な性格です。よってパーソナルスペースも比較的広めに設定します。初対面の人に自分のゾーンに侵入されることを極端に嫌うでしょう。
ただし、心を開いた相手に対しては、積極的に交流を求めるタイプの人もいます。仲良くなるまでは非常に広いパーソナルスペースを設定しますが、一度仲良くなると大幅に狭めるという人も多いです。
また、完璧主義な一面もあるので、自信を持って接することができない相手に対しても広いパーソナルスペースを設定することがあります。
自分に自信がない
自分に自信がないので、パーソナルスペースを広く設定して他人を遠ざけるタイプの人もいます。何かにつけて他人と比較してしまうので、自分より優れていると思う人を近づけるのを恐れてしまうのです。
自分より優秀と思っている人と接すると、さらに自信をなくしてしまいます。場合によっては何日も立ち直れないこともあるほど落ち込んでしまうのです。
このように傷ついてしまわないための防御手段として、自分に自信がない人はパーソナルスペースを広く設定します。
マイペース
マイペースな人もパーソナルスペースが広い傾向にあります。何事も自分のペースで進めたいと考えているので、不用意に人に近づかれるのを嫌がるのです。
自分のペースを守りたいがために、常に周りを警戒している人もいます。特に、押しが強いタイプの人が苦手なので、苦手な人を見かけたら視界に入らないように逃げることもあるでしょう。
よって、マイペースな人と仲良くなりたい場合は、急に近づきすぎないように注意して、少し遠くからじっくりと信頼関係を築くことを意識して接しましょう。
頼まれたら断れない性格
嫌なことでも、強くお願いされると断れないタイプの人もいます。このようなタイプの人も、パーソナルスペースは広いです。
自分が断れない性格であることを理解しているので、面倒なことを引き受けないようにパーソナルスペースを広く設定して防御しているのです。特に、自分を利用しようとする人に対して敏感なので、そういった人とは極力距離を取ろうとするでしょう。
集団行動が苦手
パーソナルスペースが広い人は、基本的に集団行動が苦手です。パーソナルスペースが広いと、範囲内に人が入ってくる機会が多くなってしまいます。集団行動をしていると嫌でも範囲内に人が踏み入ってきます。
よって、集団行動の最中は常に周囲を警戒してしまう状態になってしまうのです。落ち着かない、居心地が悪い状態で過ごさなければならないので、集団行動せざるを得ない状態でもなるべく離れた場所を維持しようとするでしょう。
ただし、集団行動が苦手だからといって必ずしも人付き合いが苦手というわけではありません。周囲の目に敏感なだけなので、1対1だと心を開けるという人も多いです。
集団行動が苦手なパーソナルスペースが広い人に対しては、1対1で人目の少ない場所で話しかけるとよいでしょう。