当たりが強い人を怖いと感じる理由
当たりが強い人のことを「元々そういう人なんだ」と思うことができれば悩まずに済むでしょう。しかしなぜ、当たりが強い人を「怖い」と感じるのでしょうか?
次は、あなたの気持ちと向き合っていきましょう。当たりが強い人を怖いと感じるのには、このような理由があるのではないでしょうか?
自分を否定されている気分になるから
きつい言葉を投げかけられたり、すぐに感情的になられたりしたら、自分を否定されている気分になりますよね。たとえ自分が悪いことをしていないとしても、「マズいことしちゃった」「怒らせちゃった」となぜか反省してしまうはずです。
あなたがそう感じるのは自然なことです。当たりが強い人に対し「優しいな」と感じる人はいないでしょう。
ただ相手との間に信頼関係が築ければ、捉え方が少し変わるかもしれません。「冗談で言ってる」「誰にでも言ってる」と思えたら、否定されているとは感じないはずです。
そう考えたら、まだあなたと相手の間には距離があると言えるのではないでしょうか?出会ったばかりだったり接する機会が少なかったりすれば、相手の性格も掴めていないはずですから、否定されている気分になるのは仕方ないでしょう。
きつい言葉に傷ついてしまうから
相手のことを思いやり言葉を選ぶ人や、幼い頃から両親に丁寧な言葉遣いを用いるよう叩きこまれた人などは、きつい言葉に慣れていません。仮にその言葉が冗談であっても傷つくほど、言葉一つ一つに重みを感じるはずです。
また、生まれつき繊細な人もきつい言葉に傷つくでしょう。繊細な人は相手の気持ちにも敏感なため、「きっとこんな風に考えているはず」と言葉の裏にある相手の本音まで考え、深く傷ついてしまうはずです。
しかし、その人はあなただけにきつい言葉を使っているのでしょうか?まずはそこを確認してみてください。
もしあなたにだけでなく、周囲の人に対しても同じ口調・同じ言葉を投げかけているなら、その人が言う言葉には深い意味はないと考えられます。
スルーできない存在だから
学生時代は、関わる人をある程度選べますよね。「この人とは合わない」と思ったら、友達にならず距離を置くこともできたでしょう。
しかし、職場ではどうでしょうか?特定の人と合わないからという理由で、距離を取るのは難しいですよね。一緒に仕事する機会が多い相手だとしたら、当たりが強いとしてもスルーできない存在でしょう。
その結果、仕事へ行くのが怖くなったり、その人へ声をかけるのが怖くなったりしているのではないでしょうか。職場に相談できる人がいないとしたら、余計に辛く感じてしまうはずです。