当たりが強い人への対処法は?
では、当たりが強い人にはどのように対処するのが良いのでしょうか?ここからは対処法をご紹介します。
相手にせず受け流す
一度当たりが強い人の周囲への接し方を見て、もし自分にだけでないとわかったら、相手にせず受け流すのがベストでしょう。きつい言葉や態度に「怖い」と感じるかもしれませんが、自分にだけではないと思ったら少しは捉え方が変わるはずです。
それに、当たりが強いからといって過剰に謙遜すると、相手が「この人は自分に逆らってこない」などと思い、当たりの強さがエスカレートする場合もあります。
そうなればあなたのストレスや恐怖心もさらに強くなってしまいますから、「誰にでもこういう人なんだ」「こういう性格なんだ」と考えて、受け流してみてください。
なぜ当たりが強いのか聞いてみる
もし自分にだけ当たりが強いと感じるなら、なぜそうするのか相手に聞いてみるのも良い方法です。
自覚がない人であればそこでハッとして気づくでしょうし、自覚がある人でも「マズい」「気づかれてたんだ」という感覚を抱くはず。それによって当たりが強いのは収まるかもしれません。
もちろん、明確な理由を言われるケースも考えられるでしょう。「あの人と仲良くしてるから」「いつもミスばかりするから」と理由を知ることができれば、あなたも今後考慮すべき点が見つかりますよね。
お互いの間に誤解が生じていたり、相手が勝手に勘違いしていたりすることも考えられますから、理由が明確になれば具体的な対処法が見つかるはずです。
第三者に相談する
当たりが強い人に「どうしてそんなことするの?」と言える人ばかりではありませんよね。相手のことを怖いと思っていたら尚更言いづらいはずです。
そうした人は、第三者に相談してみてください。もしかしたら「あの人はいつもそうだよ」と言われて割り切れるようになるかもしれませんし、「あのことで怒ってる気がする」と、当たりが強くなっている原因を知れるかもしれません。
それに、ネガティブな感情は吐き出すことで楽になれます。これは心理学で「カタルシス効果」と呼ばれ、精神的な負担を軽くする効果があると言われているので、試してみる価値はあるでしょう。
また、一緒に問題に向き合ってくれる人がいると心強くなれたり前向きになれたりします。自分の中だけでため込むのではなく、周囲に助けを求めてみてください。
言いなりにはならない
当たりが強い人の中には、プライドが高い人や損得勘定で動く人もいるでしょう。そうした人の言いなりになると、「この人は自分より下だ」と判断されてしまい、当たりの強さがどんどんエスカレートしてしまいます。
しかも、一度そう思われると立場を変えるのも容易ではなく、さらにあなたの悩みが大きくなってしまう可能性があるのです。
ですから、当たりが強いと感じても、嫌なことは嫌とハッキリ伝えてください。今以上にきつい態度を取られないようにするための策でもあるため、怖いからといって言いなりになりすぎないよう気をつけましょう。