猫にまつわるスピリチュアルな意味【その他】
猫の特徴は毛色や柄以外にも、しっぽの形や目の色などさまざまなものがありますよね。また、猫がどんな場所にいるかなど、さまざまな状況の違いも考えられます。
最後に、その他の猫にまつわるスピリチュアルな意味をご紹介していきましょう。
かぎしっぽの猫
しっぽが曲がった猫のことをかぎしっぽの猫と言いますが、昔から「幸運をもたらす」というスピリチュアルな意味を持った猫として愛されてきました。
くるんとねじれたしっぽの形が、蔵に付ける「錠前」のように見えることから、日本や中国では古くから金銭を守ってくれる守り神のように扱われていたそうです。またヨーロッパでも、曲がったしっぽは幸せな運気を引き寄せてくれる形だとして、縁起の良い猫だと言われてきました。
しっぽが曲がった猫はあまり見かけることがないため、偶然出会うことがあったらラッキーだと言えるでしょう。
オッドアイの猫
左右の目の色が違うことを「オッドアイ」と言いますが、オッドアイの猫は「潜在能力を引き出す」というスピリチュアルな意味を持っています。
神秘的で美しい瞳を持つオッドアイの猫は、その珍しさから遭遇したら幸せになれるとされています。また、人間の眠っている力を引き出すという、スピリチュアルなパワーを持っているとも言われているのです。非常にミステリアスで、出会えたらご利益がありそうですよね。
猫が神社にいる
日本人にとって神社というのは神聖で特別な場所であり、宗教的な意識が無い人でも参拝に行く人は多いですよね。猫が神社にいる時のスピリチュアルな意味は「神様に歓迎されている」です。
静かで平和な神社は、猫にとっても居心地の良い場所なのでしょう。猫があなたを見ても逃げずにくつろいでいたり近寄って来たりする場合は、あなたから優しく穏やかなオーラが出ているのだと考えられます。心の優しい人間は、神社の神様も快く歓迎してくださることでしょう。
野良猫が玄関にいる
野良猫が玄関にいるのは、スピリチュアルな意味では「幸運の前兆」です。
野良猫は安心できる場所を探しているため、危険な場所や嫌なオーラを感じる場所には寄り付きません。人の住む家の玄関に来るのは、その家に居心地の良さを感じているのだと考えられます。
野良猫がやってきた家には良い運気が流れていて、猫もそれを感じ取っているのでしょう。さらに、野良猫が住み着いた家は繁栄するというスピリチュアルな意味もあります。
芸術家が猫を飼う
スピリチュアルな俗説に「芸術家は猫を飼うと才能が開花する」というものがあります。実際のところ、ピカソやダリ、日本の浮世絵師の歌川国芳など、猫好きな芸術家は多いのです。
猫の愛らしい仕草やしなやかな動きなどは、芸術家のインスピレーションを刺激して、作品作りの意欲に繋がっていたと考えられます。また、部屋の中に籠ることの多い職業柄、そばで癒してくれる存在は心の支えとなっていたことでしょう。
作家やミュージシャンなどでも猫が好きな人は多いですよね。猫と一緒にいることで気持ちをリラックスさせながら、日々作品作りに取り組んでいるのかもしれません。
飼い猫が亡くなる
飼っていた猫が亡くなってしまうのは、とても辛いことです。なかなか受け入れられず、しばらくの間は悲しみに暮れる毎日を過ごすことになってしまうかもしれません。
しかし、命があるものはいつかは死んでしまう日が来るのです。飼い猫が亡くなってしまうのは、「与えられた役目を全うし、旅立つ時を迎えた」というスピリチュアルな意味を持っています。
猫と過ごしてきた時間を振り返ると、きっとたくさんの思い出が蘇ってくることでしょう。思い出は、いつまでも心の中に残り続けます。
大切な愛猫は楽しい日々を過ごし、幸せそうな飼い主の姿を見て「私の役目はもう終わった」と安堵して旅立っていったはずです。愛猫に心配されないように、前を向いてしっかりと生きていきましょう。