体位別のセックスのダイエット効果【後編】
普段のセックスで馴染みのあるスタンダードな体位でも、腹筋や背筋の筋トレができ、痩せる効果は期待できますが、思い切ってアクロバティックな体位に挑戦してみると、更にダイエット効果がアップするでしょう。
ここからは、少し上級者向けの体位をご紹介していきます。体力やバランス感覚が必要となってくる体位なので、お互い無理をしないように気を付けながらチャレンジしてみてくださいね。
対面立位
お互いに向かい合った状態で立ち、立ったまま挿入する体位が、対面立位です。慣れないうちは挿入が難しいかもしれませんが、壁際などの足元が安定した場所で、男性が女性の片脚を持ち上げた状態で、下から斜め上に向かって挿入すると良いでしょう。
挿入後は、女性は上げた脚を下ろした方が体勢は安定しますが、片足を上げた状態のままの方がペニスが抜けにくいと言われています。不安定な体勢でのセックスなので、脚や腰の筋トレ効果が期待できるでしょう。よろけて転ばないように充分注意してくださいね。
駅弁
対面立位の発展した体位で、男性が女性の両脚を抱え上げて挿入するのが駅弁です。男性は女性を抱っこした状態での挿入となるので、かなりの体力が必要となるでしょう。足腰や腕力を中心に、高い筋トレ効果が期待できます。
女性側は、内ももの筋肉に力を入れて男性の腰をはさみ、ずり落ちないように腕でしっかりと男性にしがみつくことで下半身や腹筋、二の腕の筋トレ効果が期待できるはずです。
かなりアクロバティックな体位なので、特に男性側は無理をしないように気を付けましょう。
御所車
騎乗位の状態で挿入したまま、男性器を中心軸として女性がクルクルと回転する体位が、御所車です。「ナイアガラの滝落とし」や「花時計」などと呼ばれることもあります。
この体位で大変なのは、女性側です。回転する時にバランスを崩さないよう平衡感覚が必要となり、下半身に負荷がかかります。そのぶん腰回りが痩せる効果に期待できるでしょう。バランスボールに乗っているようなイメージで、慎重に回転してみてください。
押し車
スポーツをやっていたことのある人なら経験があるかもしれませんが、腕立て伏せの体勢になり、相手に脚を抱えてもらった状態で腕の力で前に進む「手押し車」を知っているでしょうか。その手押し車の体勢で挿入する体位が、押し車です。
押し車をするには、まずバックの体勢で挿入し、ペニスが抜けないように注意しながら男性が女性の両脚を抱えて立ちます。
女性は腕立て伏せの状態をキープしなくてはならないので、二の腕の筋トレ効果が期待できる一方でかなりハードな体位です。気持ち良さやムードは二の次となってしまう体位ではありますが、さまざまな体位を楽しむ一環として取り入れてみるのも面白いかもしれません。