お腹を空かせるメリット

ここからはお腹を空かせるメリットについて見ていきます。お腹を空かすことには意外なメリットがあるのです。お腹を空かせる方法の前に、まず空かすメリットを確認してみてください。
ダイエット効果が期待できる
お腹が空いている状態でエネルギーを消費しようとすると、身体はすでに体内にある脂肪を燃焼してエネルギーを作ろうとします。
よってお腹が空いている状態でエネルギーを消費することで効率的にダイエットを行うことができるのです。ダイエットが目的で運動などを行う際は食事の前に行うのがよいとされています。
ただしお腹が空いている状態だと、エネルギー不足でパフォーマンスを満足に発揮できないなどの可能性がある点には注意が必要です。無理をしてしまうと怪我などのトラブルを招いてしまう可能性があるので、運動を行う際は無理のない範囲で行うようにしましょう。
脳が活性化する
お腹が空いている状態だと記憶力が上がります。空腹によりインスリンが低下してタンパク質が活性化され、記憶力が向上する可能性があるのです。
資格や試験のために勉強するのであれば、空腹状態のときに行ってみるとよいかもしれません。ただしあまりにお腹が空いている状態だと食べることばかり考えてしまい、集中力が乱れてしまう可能性があります。
空腹状態はイライラしやすいのも注意したいポイントです。勉強が終わったらご褒美で美味しいものを食べるなど目標を決めて、無理のない範囲で空腹状態を維持してみましょう。
食事がより美味しく感じられる
空腹は何よりのスパイスという言葉があります。お腹が空いている状態だとどんなものでも美味しく食べられるという意味です。
空腹状態に食べる好きなものは格別に美味しいでしょう。好きなものをより一層食べられるというのもお腹を空かせるメリットの1つです。
またお腹が空いている状態だと、普段あまり好きではないものも美味しく感じられる可能性があります。苦手な食べ物を克服できる可能性もあるので、挑戦したい食べ物がある場合は事前にお腹を空かせるのもよいでしょう。
《出典》
「空腹時には記憶力が上がる」東京都医学総合研究所が発表/https://resemom.jp/article/2013/01/28/11903.html