江戸時代に生まれたセックスに関する言葉

精液のことをザーメンとあらわすなど現代にはたくさんのセックスに関する言葉があります。江戸時代にもセックスに関する言葉はたくさんありました。江戸時代当時にはどんなセックスに関する表現があったのか、気になる人はこちらをチェックしてみてください。
48手
48手とはセックスの体位の種類をあらわす言葉です。現代でもセックスの話題などでよく使われる言葉でもあります。
そんな48手という言葉ですが、実は江戸時代に誕生したとされているのです。言葉の由来は春画だと言われています。
具体的な数字が入っている言葉ですが、セックスの体位の数は48ですべてではありません。裏48手を合わせて96手と言われることもあれば、100手以上あるとも言われています。時代によってセックスの体位の数が変わるのも面白いポイントです。
乳繰るなど遠まわしな表現
男女の交際や性交をあらわす表現に 「乳繰る」や「まぐわう」などの言葉を使うことがあります。いやらしさを軽減させたいときなどに使用される遠回しな表現です。
これらの遠回しな表現も誕生したのは江戸時代と言われています。日常会話などで使われていたのを想像すると当時の人々の気持ちを体験できるかもしれませんね。
ちなみに乳繰るの「乳」は当て字です。本来はちぇちぇくると表現されていたものが変化したものと言われています。表現の一つ一つに歴史があるので、気になる人は好きな言葉の由来を調べてみてはいかがでしょうか。
処女はあらばちと呼ばれていた
性交未経験の女性のことを処女と言います。江戸時代では処女をあらばちと表現することもあったようです。
処女を喪失することは、あらばちを割ると表現します。女性そのものをあらわすほかに、女性器のみを指して使われることもあったようです。
ちなみにあらばちという表現は、現代でも四国地方の古い方言として残っています。
素股も江戸時代から使われている言葉
素股という言葉を聞いたことがない人はいないでしょう。太ももの間にペニスを挟んで刺激する、風俗などでおなじみのプレイです。
江戸時代にも素股プレイは行われていました。現代ではローションを使って滑りを良くするのが一般的ですが、当時は唾液をたっぷりと垂らして行うのが一般的だったようです。
江戸時代に誕生して現代でも使われている言葉はたくさんあります。しかし素股ほどすぐに意味が通じる言葉は珍しいです。何より昔の人もいろんなテクニックでセックスを楽しんでいたというのが面白いポイントですよね。