「婚活男性」に関する専門家の意見やアドバイス
「嫌い」から「結婚」までこぎつけた男性のエピソード
婚活パーティーなど第一印象が大切な場で、自分の長所が思うように伝えられないどころか、短所ばかりを露呈してしまう男性は少なくありません。しかし、そんな男性が、会う回数を重ねるうちに、「嫌い」から「結婚」を考えてもらうところまでこぎつけたというエピソードもあるようです。『婚活がうまくいかない男性のための本 ~会話・外見・条件に自信がなくても結婚できる~』(紡 ゆう)には以下のような記述があります。
「『接触回数を増やす』ということは、婚活において大変重要なポイントとなる『自分の長所をお相手に示せる』ということにも繋がります。
あなたはこんな経験ありませんか?例えば、初対面の方であまり良い印象を抱かなかったことってありますよね。しかし、回数重ねて会っていくうちに、だんだん打ち解けて『この人良い人だ!』と思えるようになっていったこと。私は何回もあります。
接触回数が少ないということは、それだけ相手に与える情報量が少ないということになります。そういった場合、よほど自己アピールの上手い人でなければ、相手に好印象を植え付けさせることはできません。なので、接触回数を増やして、自分の良さを分かっていただくよう努めることが、大変重要なカギとなってきます。
このことを裏付けるこんな事例がありました。印象を逆転させ結婚に繋がったお話です。それは、勤務先が同じで異動で同じ課に配属になった男女二人のお話です。
31歳の女性は、先輩である36歳の男性が厳しく思えて好感を抱けずにいました。そんな時、職場で懇親会が行われました。同じ配属となった女性は、普段の彼からは想像できないような一面を見たそうです。
いつも厳しい雰囲気の彼なのに、この日は笑顔満開で誰にでもおどけてみせたりしていたのです。そして、こう思ったそうです。
『こんなお茶目なところもあるんだ!』
それから、彼女の彼を見る目は少しずつ変わっていき、やがて二人はお付き合いを始め、ご結婚をされたのです。
(中略)
『接触回数を増やす』ことは、相手の違った一面を見ることや自分の素晴らしい長所を見せることができます。この『接触回数を増やす』ことが、多くの結婚に繋がっている事例として[職場恋愛]や[学校が同じ]ということが挙げられます。
(中略)
『接触回数を増やす』ことは、別名[単純接触効果]とか[ザイアンスの法則]とも呼ばれています。ぜひ実践されてみてください。ただし、くれぐれもストーカー行為にはならないよう注意してくださいね。」
この事例からもわかるように、最初は好きになれなかった男性でも、会う回数を重ねたり、普段とは違う場で顔を合わせたりするうちに、見る目が変わることがあるようです。第一印象に縛られ過ぎずに、相手の人柄を観察したほうがいいかもしれません。
婚活において不利な条件を打ち明けられたら
婚活において、「バツイチ」や「子持ち」といったことを打ち明けられると、いいなと思っていた相手で、一気にクールダウンしてしまうことがあります。男性側はどのような気持ちで、不利な条件を打ち明けるタイミングを見計らっているのでしょうか。『30代アラサーバツイチ子持ちの男性が婚活で彼女を作る方法』(アラサーバツイチ男)には以下のような記述があります。
「『実は離婚していまして…』『実は子供もいまして…』といずれ女性に打ち明けなければいけないときがきます。どのタイミングで、なんて言えば良いのか?
結論、人に合わせて伝え方を変えれば良いです。
あなたが『この人と長く付き合っていきたいな』と思う女性に出会えたなら、早めに伝えたほうが良いです。あとで伝えると、『この人、他にも隠していることがあるのでは?』と変な疑問をもたれてしまい、信頼を失うからです。
ただ、僕の場合は離婚理由を早めに伝えたことでフラれたことも多かったです。『ごめんなさい。離婚しているだけなら大丈夫ですが、子供がいるのはちょっと…』こう言われると、とてつもなくショックです。だからこそ、『この人と長く付き合っていきたい』と思うが故に、早めに言えなくなったこともありました。
でも、結局あとで言ったことで良い感じの女性との関係がダメになったこともありました。『この女性と一緒にいたい』と思える女性には早めに『離婚歴があること』『子供がいること』を伝えたほうが良いことがわかったのです。
もちろんフラれまくります。だからこそ数を打つのです。こんな僕でも受け入れてくれる女性を探すために婚活すると思っています。
『この人とは1回、2回食事に行くくらいの関係かな』と思う女性には、わざわざ打ち明けなくても良いでしょう。女性からも『え?離婚歴あったの?騙された』と思われていて変なショックを与えなくて済みますから。婚活パーティーの場では、自分からわざわざ『離婚したこと』を言う必要はありません。
もし、女性から『今まで結婚の機会とかなかったのですか?』のように、結婚を意識した質問がくれば、『実は…』と切り出しても良いです。そういう質問をする女性は結婚を強く意識しているでしょうから。そして、離婚したことをやんわりと伝えれば良いのです。『不倫とか、借金とかそういうのではないですが、お互いの価値観が合わなくて…』と伝えれば良いのです。
出会ってすぐの女性に、結婚生活の細かいエピソードや離婚までのストーリーなどをプレゼンさせてくれる時間などありません。さらっと伝えましょう。重くならないことも大事です。『海外旅行に行ったことがあって』くらいの軽い感じで伝えましょう。」
男性側は、やはり言い方やタイミングに苦慮しているようです。ダメな条件はダメと意思表示することも大切ですが、妥協点を見出す余地があるのなら、少し男性の言葉に耳を傾けてみてもいいかもしれません。
<参考文献>
『婚活がうまくいかない男性のための本 ~会話・外見・条件に自信がなくても結婚できる~』(紡 ゆう)
『30代アラサーバツイチ子持ちの男性が婚活で彼女を作る方法』(アラサーバツイチ男)
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