【男女別】自分に自信がない人の恋愛傾向｜原因・克服する方法は？

「自己肯定感」と向き合おう

自分に自信がある、と胸を張って言える人は、そんなに多くはないのではないでしょうか。しかし、あまりに卑下してばかりいると、自信のない人に見えてしまうため、魅力的に見えず、恋愛からも遠のいてしまうでしょう。『出会いがない男の恋愛婚活の教科書 婚活に繋がる本命彼女の作り方』（根本直潔）には、以下のような記述があります。

「『自己肯定感』とは、自分の価値を肯定できる感情を指します。いっけん、『彼女づくり』とは無関係にみえますが、密接に繋がっているケースがあります。実際に彼女づくりや婚活に悩む人に話を聞くと、自己肯定感が低いケースは多いのです。

『自分の気持ちに素直な男性はモテる』と先ほど伝えましたが、それでも一歩踏み出せない人はいるでしょう。『周りにバカにされる』『損をするかもかもしれない』恐怖で、身動きが取れなくなる気持ちは痛いほどわかります。『どうせ自分なんてできない』と彼女づくりに躊躇してしまうなら、『自己肯定感』が影響しているのかもしれません。

（中略）

まずは、『どうせ認められていない』という意識は思い込みであると知ってください。そもそも『自信がない』状態で生まれてくる赤ちゃんは一人もいません。人はそれぞれ、その後の環境によって性格が変わっていくにすぎません。全員が愛される価値があるのに、ちょっと寄り道をして、『どうせ自分なんて認められていない』と拗ねているのです。疲弊した自分の心に向かって、『今までよく頑張ったね』と労ってあげましょう。無理をして『自分には価値がある』と言い聞かせる必要はありません。なぜなら、『自分には価値がある』と思い込もうとすればするほど、『今』の自分を否定することになるからです。

大切なことは、無理に『自己肯定感』を高めようとしないこと。

『できない自分』にフォーカスしてしまい、余計に自己肯定感を低下させる原因になります。では、どうすればいいのかというと、今の自分をそのまま受け入れるのです。『自信がない』『自分なんて認められていない』と拗ねている自分を丸ごと受け入れます。周りが何と言おうが、自分がどう思おうが、『どうせ認められていない』は思い込みなのです。その現実は一切変わりません。そもそも、自己肯定感が高いから良い、低いから悪いという概念すら存在しないのです。」

このように、自己肯定感を高めるためには、ありのままの自分を受け入れることが大切なようです。今の自分の価値を認めることで、恋愛においても自信が持てるようになるのかもしれません。

失恋直後こそチャンス

失恋直後は、誰でも自己評価が下がってしまうもの。次の恋愛にも弱気になってしまう人が大半でしょう。意中の人をモノにしたければ、相手が「自信を失っているタイミング」を狙うのが効果的かもしれません。『恋愛心理の秘密～ただの友達で終わらせない44の心理効果～』（渋谷 昌三）には、以下のような記述があります。

「失恋直後は、自分には魅力がないという意識が支配的です。この時期に、新しい恋愛をしようなどとはとても思えないはずです。

ところが、現実には、自己評価が下がっているときこそ、新しい恋が生まれやすいのです。

理由は、自己評価が下がることにより、相対的に異性への評価が上がることです。自分に自信がないからこそ、相手が魅力的に見えてくる　―　つまり、男性からのプロポーズを受け入れやすい心理状態になっているのです。

この心理効果は、逆の立場になったときは、大いに利用・応用できます。仕事で失敗したり上司に怒鳴られた直後などは、相手には気の毒ですが、あなたにとっては恋愛のチャンスです。相手の自己評価が下がっているからです。自己評価の下がった相手の心理は、親和欲求で占められています。この時期に積極的に働きかければ、成功率は高いはずです。」

相手が自信を失っている時こそ、ものにできるチャンスのようです。弱った心を上手に癒やしてあげることにより、振り向いてもらえる可能性は高くなりそうです。

＜参考文献＞
『出会いがない男の恋愛婚活の教科書 婚活に繋がる本命彼女の作り方』（根本直潔）
『恋愛心理の秘密～ただの友達で終わらせない44の心理効果～』（渋谷昌三）