「初めてのセックス」前夜に必読！初エッチの流れやポイント・準備は？

初めてのことって分からないことばかりですよね。特にセックスのこととなると、秘密めいていてちゃんとした教材もありません。誰かに身振り手振りで教えてもらうなんて事もまずあり得ないでしょう。

そこで、本記事では初めてのセックスについて、基本からレクチャーしていきましょう。まずは”人の振り見て我が振り直せ”ということで、順調に初セックスできなかったという意見を中心に男性・女性編と分けて体験談をご紹介します。

こんな結末にならないために、ご自分の参考になさってはいかがでしょうか？

最初は初めてのセックス体験談の男性編を見ていきましょう。男性でも初めてのセックスでは大なり小なりアクシデントがあるようです。男性はアクションする側ですから、なるべくアクシデントは最小限に抑えたいところです。

どこに入れればいいの！？

「友達に初めてのセックスの話は聞いてたオレ。自分のナニを入れる時に間違えそうになるって友達は言ってたけど、そんなことないだろーって思ってた…。

ところが、いざオレの初セックスの時も、やっぱり分からない！布団の中は真っ暗だし…触ったけどもやっぱり分からなくて…。あの時はやっちまったと思った！」(19歳・男性)

学校の保健体育の授業で、女性器の仕組みなどは習っているはずですが、やはりセックスの場面になると緊張も加わってしまうのでしょう。

この体験談の男性も、”大したことない”という軽い気持ちでセックスに挑んだ結果、挿入場所が分からないという失敗をしてしまったそうです。

初めてのセックスは力加減が分からない！

「初めてのセックスの時は年上の彼女でした。積極的だった彼女が未経験のボクをベッドに誘ったから興奮もMAXに！女性の裸を見るのも触るのもその時がもちろん初めて。興奮してたし、焦るしで頭の中はパニック！

どうやってオッパイに触ればいいのかもわからず、わしづかみにしてしまったんです…。そしたら彼女のオッパイや身体がみるみる赤くなってしまって。年上の彼女は笑って許してくれたけど、申し訳ないことしたな。」(17歳・男性)

初めてのセックスでは誰もが興奮してガムシャラでセックスに挑もうとします。なので、力加減が分からず女性に痛い思いをさせてしまいがちです。心の準備ができていないと起こる失敗といえます。

ブラジャーの仕組みがイマイチ分からず…

「初めてのセックスなんか楽勝…まず下着を脱がせればいいんだろ。なんて、簡単に考えてたら、いきなりブラジャー脱がすとこでつまづいたオレ！背中にあるはずのホックがどこ探してもない！

モタモタしてたら、彼女が「ここだよ」って一言。オッパイのほうにホックが付いてたんだよね。(笑)」(20歳・男性)

女性にしてみれば、当たり前のことが、男性には分からないってことももちろんあります。この男性はフロントホックのブラジャーなんてものがあることさえ知らなかったそうです。

初めてのセックスにばかり気をとられていると、このような初歩的なミスでつまづいてしまう場合もあるようです。

初めてのセックスで女性の身体に怖気づき…

「初めてのセックスのために準備万端、AVも観てしっかり研究しいざ！…なんていってもやっぱ実践はド緊張！最初のやってやるぞって気持ちがすっかり吹っ飛んだオレ。

本物の女の裸を目の前に怖気づいちゃって、オレのナニがショボンとしてまったく反応しないかった…。あの時は恥ずかしかったな～！」(20歳・男性)

たとえ男性であっても、初セックスは緊張します。この男性も意気込んだはいいけれど、やはりAVと実践は違い、目の前の女性の裸に怖気づいてしまったのでしょう。男性はナイーブな生き物ですから、大事な場面で挿入まで至らなかったということです。

次に女性の初めてセックスの体験談を見ていきましょう。女性の場合はセックスは大体の場合受け身です。しかも、初めてのセックスであれば当然”待つ”というスタンスでしょう。それゆえに失敗談も多いのではないでしょうか。

痛かったけど彼には言えず…

「初めてのセックスは痛いっていうのは聞いていたけど、私の場合もホントに痛かった…。彼はセックスの経験がある人だったから、ゆっくり入れてくれたんだけどそれでも痛くて。でも、彼に嫌われたくないし、ここで止めるのも中途半端だからグッと我慢しました。」(18歳・女性)

女性の初セックスでのあるあるは、”痛いけど言えない”ということです。この体験談の彼女のように、彼に嫌われたくないという気持ちが一番にきてしまうのでしょう。

ですが、バージンの時の痛みは個人差があります。我慢できないほど痛いときは、きちんとそれを彼に伝えることも大事なことでしょう。

初めてなのに思いやりがなくて怒り爆発！

「私の初めてのセックスは、彼にとっても初めてのセックスだったんです。お互いが初めてだから分からないことがあっても大丈夫だと思っていたら、彼の行動には呆れてしまいました。

前戯も力が強すぎて痛いし、アソコ見せてとか言う始末…。初めてのセックスってもっとロマンティックなものだと思ってたのに、彼のデリカシーの無さに途中で嫌気が差してしまいました！」(19歳・女性)

彼女が怒るほどのデリカシーの無さが目立ってしまった彼…これではいけません！女性はただ受け身でいるしかないんですが、何をしてもいいというわけではありません。彼女を気遣いながら、最初のセックスはソフトに…を心がけた方が良いでしょう。

初めてだったのに出血しなくて変な空気に…

「間違いなく私はバージンなんです！でも、初めてのセックスの時に出血しなかったんです。彼にも私はバージンだということは伝えてあったのですが、セックスが無事終わって出血が無かったことで、あれ？って感じに…。

友達も出血しなかったって話を聞いてたから、それを彼に話しても信用してもらえず。なんか嘘ついた？みたいな変な空気になっちゃいました。」(20歳・女性)

男性は初めてのセックスでは出血するものだという誤った知識を持っている人も少なくありません。むしろ初めてのセックスではっきりと分かる出血がある女性は少ないのです。

この体験談の彼は、そんな情報をうのみにしていたのでしょう。こんな時ははっきりと正しい情報を伝えてあげましょう。

ただただ恥ずかしかった！

「大好きな彼との初めてのセックス…裸を見せるなんてそれだけでもう恥ずかしくって！彼にはすでにセックスの経験があったから、リードしてもらえば良かったんだけど私が恥ずかしすぎてスムーズにことが進みませんでした。

そのうち彼がちょっとイライラし出して…。やっぱりちゃんと心構えが出来てからじゃないとうまくいきませんね。それからあまりセックスを彼が口にしなくなってしまいました。」(22歳・女性)

この女性のように、初めてのセックスは誰でも恥ずかしいでしょう。大好きな彼に裸を晒すのですから、恥ずかしさのあまり寸前で拒んでしまいたくなるのも理解できます。最初のうちは彼女の気持ちを汲んでくれても、拒み過ぎると彼もセックスをしようという気持ちが薄れてしまうでしょう。

ここで実際のセックスの流れをレクチャーしていきましょう。ですがこれは、あくまで初心者向けのセックスの流れですので、中級・上級者となるにつれて、オリジナリティもここへ加えることをおすすめします。

まずはムード作りから

セックスに大事なのは、まずムード作りからです。彼氏・彼女を目の前にしていきなりセックスが始まるなんてことはあり得ません。

カップルの距離を縮める・部屋の電気を少し落とす・ムーディな音楽をかける・アロマなどを焚くなどして、お互いに少しエッチな気持ちになれるような雰囲気を作りましょう。そしてお互いの気持ちが高まったらキスをして、いざセックスのスタートです。

下着を脱がせる・脱がせてもらう

ほどよく薄暗い部屋のベッドでお互い横になったら、男性が女性の服と下着を脱がせてあげましょう。最初は間違っても女性自身に服を脱いでもらってはいけません。

なぜならそこでムードが壊れますし、ここまで保ってきたセックスへの興奮が女性自ら服を脱ぐことで薄れてしまうからです。もっと興奮の度合いを高めるためにも、必ず男性が女性の洋服・下着は脱がせてあげるようにしましょう。

身体を密着し前戯

洋服と下着を脱いだら、体を密着させお互いの体温を感じながら前戯を始めましょう。この時に焦ったり、力加減を誤ってはいけません。最初はソフトに、ゆっくりを心がけて相手が気持ち良くなる反応を確かめましょう。

慣れてきたら女性が男性にアクションしても良いですが、最初のセックスでは女性はなるべく相手に委ねた方がよいと思われます。回数を重ねれば、男性の気持ち良いポイントが分かってきますので、最初は焦らず反応を確かめるだけにしておいた方が賢明です。

お互いを舐めあう

前戯によって気持ちが高ぶってきたら、お互いに相手の身体を舐めあってみましょう。この場合、男性が女性を舐める場所はお分かりでしょう。首筋やオッパイなどが一般的ですよね。

初めてのセックスの場合でも女性器を舐めるかもしれませんが、よく分からないと思ったら無理に舐めないことをおすすめします。

一方の女性が男性を舐める場合、要求されればフェラチオ(男性器を舐める)をしてあげると彼は喜びます。ですがこの場合も、自分で自信が無かったり多少の嫌悪感がある場合は無理にしようとせず、「次にしてあげるね」と柔らかく断ることをおすすめします。

挿入する

お互いに気持ちがMAXになり、女性器が濡れてきたらいざ挿入です。男性の場合、初めてのセックスでは挿入の刺激が強すぎてすぐに射精してしまうこともあるので、最初はゆっくりピストン運動をしましょう。

この時挿入する”穴”は、女性が仰向けになったら上に付いている穴です。ヒダヒダがあるのが上に付いている女性器ですから間違えないように！

女性の場合は挿入は男性にまかせておきましょう。もしも彼が間違って肛門の方へ挿入しようとしたり、場所が分からないで戸惑っていたら優しく誘導してあげると良いでしょう。

体位を変えて挿入する

初めてのセックスで、もしも女性側の痛みがひどいようなら正常位のままクライマックスまでいくことをおすすめします。ですが、それほど女性の方に痛みが無いようなら、色々な体位にチャレンジしてもいいかもしれません。

まず初めてでも簡単なのはバックです。痛みがないということが前提ですが、もし女性の同意が得られれば一番簡単に挑戦できるのがバックといえるでしょう。

男性がクライマックスを迎える

挿入し、ピストン運動をしているうちに男性は射精したくなってくるでしょう。最初のセックスでは、射精したくなったら我慢せず出してしまった方が良いと思われます。この時はもちろんコンドームを付けている状態ですから、中に溜まっている精液をこぼさないように、ゆっくりと引き抜きましょう。

セックスが終わった後のケア

最初のセックスでは、終わった後のケアはとても大事といえます。これは主に男性が女性にきちんとケアしてあげることが必要でしょう。

男性には”賢者タイム”というものがありますが、なにもセックスが終わったあとで、大層なことをしなくても良いのです。女性に対して優しい言葉をかけてあげるなど、”思いやり”を持って接してあげましょう。

初めてのセックスですから、当然なにかしらの準備は必要といえるでしょう。最初に男性はどんな準備をすれば良いのかご紹介します。男性が気を付けなければいけないことは、自分の事だけではありません。せひ参考になさってください。

事前に場所をリサーチしておこう

初めてのセックスですから、きちんとした場所をリサーチし順調にセックスできるようにということを意識しましょう。

これは基本中の基本ですが、まずベッドがあることです。行き当たりばったりの勢いでベッドも無いような場所での初セックスはおすすめしません。

避妊具のチェック

避妊具を用意するのは男性の役割といっても良いでしょう。感染症の予防・望まない妊娠などを防ぐために、きちんとコンドームは用意してください。このコンドームは古いものではいけません。今日はそんな日になるかも…と思ったら、新しいコンドームを購入し用意しておくと良いでしょう。

口臭のケア

セックスは彼女との密着度が高いです。キスも必須ですから、口臭のケアはしっかりとしておきましょう。セックスの場面が近づいてきたなと思ったら、ガムを噛む・マウスウォッシュをするなどして、準備をしておくのが良いでしょう。

不潔はNG！

髪を何日も洗っていない、お風呂にもあまり入らないなんていうのはもってのほかです。裸になって彼女と密着するのですから、当日は必ずお風呂に入ってからセックスに挑みましょう。男性臭は多少しょうがありませんが、お風呂に入らない状態の汗の匂いなどは絶対にNGです。

女性が初めてのセックスで意識しなければいけないのは、主に自分のことです。女性は普段からエチケットに関しては気を使いますが、これをもう少しだけ深く考えておくことが大切かと思われます。次を参考になさってみてください。

ムダ毛処理は必須！

セックスですから彼と接近するのは当たり前、その上裸を見せなければいけないのですから、ありとあらゆる場所のムダ毛には気を使いましょう。顔・脇の下・腕・足・Vライン(女性器周り)です。Vライン以外は普段から女性なら気を使うムダ毛でしょう。

しかしVラインのムダ毛に関しては、日本女性はあまり気にする人がいません。人よりも剛毛だと思っている女性は、ぜひこれを機会にVラインのお手入れもすることをおすすめします。

下着のチェック

女性が裸になった時、ヨレヨレの下着をつけていたら男性はゲンナリしてしまいます。初めてのセックスどころか、「だらしない女性だな。」と思われてしまうかもしれません。

いつ彼にセックスのお誘いを受けるか分からないので、そろそろかなと感じたら、いつその時がきてもいいように清潔な下着をつけるようにしましょう。

生理用品の準備

女性は、初めてのセックスを終えると出血する人がほとんどです。直後に出血が無くても、数十分経ってから生理のように出血し出す人もいるそうです。ですから、その時が近いかもしれないと思ったら、バッグの中に必ず生理用品の用意はしておきましょう。

女性のニオイはNG！

男性は女性に比べて体臭が強めです。これはどの男性もそうなので、当たり前といえば当たり前のことです。ですが、女性の体臭はアウト！彼が密着してきた時や洋服を脱いだ時にぷ～んと体臭が匂ってきたら、彼のセックスしたいという気持ちも半減してしまうでしょう。

今日は初めてのセックスになるかもと思ったら、出掛ける前にお風呂に入って清潔にするのはもちろん、制汗クリームや女性器用の石鹸などで綺麗にし、匂いの元を退治しておきましょう。

ここで初めてのセックスで注意しなければいけない点を確認しましょう。次の4つの項目に共通していることは”思いやり”です。そのことを基本として考えていれば初めてのセックスでも失敗することはありません。相手に対しての思いやりを忘れずに初めてのセックスに臨みましょう。

自分本位のセックスはNG

初めてのセックスではあんなことにもこんなことにも興味が沸いてしまうのはお察しします。でも、ここはグッと我慢！セックスは相手があってのことです。自分だけの希望や意見を押し通してはいけません。

例えば、男性であれば「電気つけても良い？」や「俺の舐めて！」など、女性があまり気が進まないことを押し付けるのは良くありません。

女性なら、途中で恥ずかしいからと不機嫌になったり…これでは男性からしたら「なんで？理解してたんじゃないの？」ということになってしまいますよね。お互いに相手のことを考え、自分本位のセックスをするのは止めましょう。

不満・要望は言葉を選んで

セックス自体がトラウマになってしまうなんてことが無いように、不満や要望は言葉を選んで、でもしっかりと相手に伝えるようにしましょう。できれば不満や要望はあまり時間を置かないで伝える方が効果的ですが、初めてのセックスの最中は避けるようにした方が賢明です。

特に男性の身体はデリケートなので、その心無い一言がショックだった場合、男性器が今後のセックスで勃起しづらくなってしまうということも考えられます。女性の場合も、セックスが嫌なものと感じてしまい、性交痛などを引き起こす原因になってしまうかもしれません。言いたいことがある場合は時間を置かずやんわりとが鉄則です。

無理なことをしようとしない

初めてのセックスですから、してみて分かることがほとんどですし、そもそもセックスは回数を重ねながら学習するものです。初めてのセックスから知りもしないことを無謀に”やってみよう”でするのは危険です。

興奮が高まり、もっともっとという気分になってしまうのは分かりますが、ここは焦ってはいけません。初めてのセックスからいきなり全部経験しようとしてもそれは無理な話です。徐々に経験を重ねて、その時の自分に合った気持ち良いセックスをしましょう。

終わった後も大事！

一方だけが初めて、またはお互いに初めての場合でも、セックスが終わった後が肝心です。男性であれば「痛くない？」という優しい声かけや、女性であれば「優しくしてくれてありがとう。」などの言葉はとても大事といえるでしょう。

この相手を思いやる一言があるのと無いのとでは、次のセックスに対する期待感が違ってきます。相手の優しい言葉があれば、次からのセックスもより良いものになっていくでしょう。