「笑い方」に関する専門家の意見やアドバイス
恋愛に繋がる笑い方を身に付けよう
自分が楽しかったり、幸せだったりして笑顔になるという行為が恋愛に繋がることもあります。しかし、すべての笑顔や笑い方が恋愛に繋がるわけではなさそうです。『一流の男性を引き寄せる恋愛法則 幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』(いつか)には以下のような記述があります。
「『笑う門には福来る』という諺があります。しかし、その場に合わない大笑いや、卑屈に気を使った笑い、バカにしたようなへらへら笑い、陰気にこもった笑い……などは、聞き苦しい笑いです。笑えば笑うほど、福を逃すでしょう。笑顔にだって、注意すべき点がいくつもあります。例えば、いつも同じ笑顔をしていて崩さない。片方の唇を上げた皮肉な笑顔になっている。眉間にまで皺がよる『不快』そうな笑顔。笑顔なのに目が見開いている『恐怖の笑顔』。笑顔にならないでください、と言いたくなっちゃいますね。
ムスッとしているのは論外ですが、笑っていればいい、笑顔であればいい、というわけではありません。
ぜひ、自分の笑顔と笑い声をチェックし、その質をわかっておいてください。そうして欠点がわかれば、あとは直すだけ。女感力が磨かれていれば、聞く人みんな、特に男性にとって心地よい、天使のような笑顔と笑いを手に入れられるでしょう。
さてもう一つ。きゃはははは!と屈託なく大笑いできる女性は、『勝ち』です。彼女たちは、本心で天真爛漫に笑っていますから聞き苦しいこともなく、むしろ聞いている方は心地よく感じ、NK細胞(免疫力に関係する)が活性化されるでしょう。
そしてこれは特に、男性にとって効果的なのです。
男性は、『この娘こんなに喜んでくれるんだ』ということに、満足感を強く感じる生き物です自分が言ったことで大笑いしてくれれば確実に好感をもちますし、『楽しかったからまた誘おう』と思うでしょう。
天真爛漫さには天使のような無邪気な品が感じられますが、そういう笑い方ができるようになれば、幸せはほとんど約束されたようなものでしょうね。」
笑えばいい、笑顔であればいいというわけではないことがよくわかりました。自分の笑い方がどういうものか、きちんとチェックした上で、気になる人に好感を抱いてもらえる笑顔を心がけましょう。
誰かの笑いは周囲の笑顔を誘うこともある
特におもしろいことがなくても、誰かにつられて笑ううちに、いつのまにか楽しい気分になっていたという経験はありませんか。これについて、『できる大人の「見た目」と「話し方」』(佐藤綾子)には、以下のような記述があります。
「『笑い講』という日本の古い祭があります。本当におもしろいことがあるわけではないのに『ワッハッハ』と声をあげて笑います。はじめはぎこちなくても、目の前の人の奇妙な顔を見たり、自分の顔も変だろうと想像するうちに、だんだんと本気で笑ってしまいます。そして、最後はお腹をかかえて笑い転げることになるのです。
『笑う』という動作は、喜びや楽しさ、滑稽さやおもしろさなどの感情が心の中に込み上げることで、脳から表情筋に対して『動け』と命令がいき、引き起こされます。しかし『笑い講』は、逆方向で成り立っていることがわかります。おもしろくなくても、大笑いするうちに楽しくなり、連帯感まで持ってしまうのです。」
おもしろくなくても笑ったり、大笑いするうちに愉快な気分になったりするのは、よくあることのようです。気になる人の前では、特に理由がなくても朗らかでいるように心掛けると、いつのまにか相手や周囲も楽しいムードに包まれているかもしれません。
<参考文献>
『一流の男性を引き寄せる恋愛法則 幸せな女性がやっているちょっとした習慣39』(いつか)
『できる大人の「見た目」と「話し方」』(佐藤綾子)