「エロいシチュエーション」に関する専門家の意見やアドバイス
エロいシチュエーションの作り方とは?
「エロいシチュエーション」というと、セクシーなランジェリーを身にまとった女性が男性と二人きりでベッドルームにいるようなシーンを思い浮かべるのではないでしょうか。『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田美咲)には、以下のような記述があります。
「モデルをしていた10代の頃、現場のスタッフの中に既婚で子持ちの男性がいると、よく質問していたことがあります。
『奥さんとラブラブですか?』
『いやー、もうラブラブとかじゃないね』
『そうなんだ。性行為って、普通にできるんですか?』
『いやー、厳しいね』
『じゃあ、2人目の子どもの時って、どうやって作ったんですか?』
回答として多かったのが、『お酒を飲んでどうにか』『直前まで動画を観てどうにか』の2つで、
『もし奥さんが、積極的に迫ってきたら? 寝室に行ったらセクシーな下着でスタンバイしてたら、どうですか?』
と重ねると、『恐怖でしかない』『そこまで追い詰めたことを申し訳なく思う』と答える方が多かったです。
女性が、『セクシーランジェリーでも着ればどうにかなるかも、彼もその気になるかも』という考えに至るような状況で、どうにかできる可能性は、ありません。
セクシーランジェリーの効果があるのは、上下バラバラの下着でも大丈夫な関係性の時の2人であって、『力を借りないと!』と焦った時のセクシーランジェリーは、ただの強迫になってしまいます。
そしてまた、本書の執筆期間中に、男心を探るべく男性陣に色んなリサーチを試みていたのですが、『下品とエロいのボーダーラインってどこだろう?』ときいた際、こんな風に答えていた男性がいました。
『能動的か、受動的か。能動的なのは下品。自分からガツガツ来るのはエロくなくて、下品』
焦って身につけるセクシーランジェリーは、男性にプレッシャーをかけるだけですし、下品さにもつながります。
余計にそういう気になれなくなるので、やめておきましょう。」
長年連れ添っている夫婦やセックスレスのカップルの場合、セクシーランジェリーで迫るのは、エロいシチュエーションを盛り上げるどころか、逆効果になってしまうようです。下着の力を借りるのは善し悪しだと心得ましょう。
バスルームでエロいシチュエーションを演出する手もある
同じ家の中でも、たまに場所を変えてセックスすると、いつもとは違うエロいシチュエーションに興奮することもあるかもしれません。男性向けに書かれた恋愛指南書『すごくいい!大人のセックス』(桜木ピロコ)には、以下のような記述があります。
「もう、ふたりは、一緒にシャワーを浴びる仲ですか? 恥ずかしがり屋の女のコだと、”明るいところで裸を見られたくない”といって、一緒にシャワーしてくれないコもたくさんいます。でも、お風呂でできる楽しいこともたくさんなるんです。
まずは、女のコと、一緒にお風呂に入ることから、始めましょう。
(中略)
女性は香りに弱いものです。お風呂で楽しむときに、アロマキャンドルや変わった入浴剤を試してみるのもいいでしょう。
たとえば、お湯がゼリー状にフルフルと変化するもの。入浴剤の中にバラの花びらが仕込まれているもの。ときには、映画女優を気取って、バブルバスをたっぷり使っても楽しい。
明るい場所が恥ずかしいと、なかなか一緒にお風呂に入ってくれないコには、キャンドルの優しい光を利用するという手もあります。湯船に浮かべて幻想的な光の空間を楽しみたいのなら”フローティング・キャンドル”といって、水に浮くタイプのものを選びましょう。
アロマの世界において催淫作用があるといわれている香りは、”アニス””イランイラン””クラリーセージ”などが有名です。しかし、どれもなかなかスパイシーで個性の強い香りです。
アロマの香りは人によって好き嫌いがはっきりと分かれるため、あまり冒険はしないほうがいいでしょう。
女性に共通して好まれる香りは”ローズ””ストロベリー””ピーチ”などです。最近では、マンゴーの香りも人気がある。ココナツの香りは好きではない女性が多いようです。」
自宅のお風呂でも、アロマキャンドルや入浴剤を取り入れるだけで、エロいシチューションを作ることができます。セックスがマンネリ化する前に工夫してみましょう。
<参考文献>
『新型ぶりっ子のススメ 彼に恋させる、計算ずくの恋愛戦略』(下田美咲)
『すごくいい!大人のセックス』(桜木ピロコ)
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