「会いたいと言えない」に関する専門家の意見やアドバイス
「会いたい」と言わずに気持ちを伝える方法
彼氏が忙しい時などに「会いたい」と言うと、プレッシャーをかけてしまうかもしれません。どうすれば、相手に負担をかけずに気持ちを伝えることができるのでしょうか。『彼があなたに本気になる 恋愛×SNS講座』(高野麗子)には、以下のような記述があります。
「大好きな彼になかなか会えないときや、気になる彼から連絡があまり来ないとき、『さみしい』で心がいっぱいになることって、ありますよね。それをついつい、彼にぶつけたくなってしまう……。
喜怒哀楽のうち『哀』をときどき見せるのはアリですが、『会えなくてさみしい』というパターンは、実は少し注意が必要です。ラブラブの状態の彼氏であれば『必要とされているんだ』と感じて喜んでくれるかもしれませんが、このメッセージで『オレ、責められてる……?』と感じてしまう男性も、意外と多いんです。さみしい気持ちにさせた犯人が『オレ』だから、ですね。
あなたが弱みを見せるのはいいのですが、その原因が彼自身だったとしたら、『オレが弱ってる姫を助けて、ヒーローになる!』というストーリーが完成しなくなってしまうんです。 『あなたと会えなくてさみしい』という気持ちを、脳内でこんなふうに翻訳する男性もいます。『あなたが私も不幸にしてる!どうにかして!』もはや、呪いの言葉ですよね。会うの怖いな~、でも謝るのも違うしな~と、距離を置かれてしまう危険性もあるわけです。 だったら、さみしい気持ちをどうしたらいいの?
答えは簡単です。彼のせいではないことにしちゃえばいいんです。
『最近、仕事で人間関係がうまくいってなくて、さみしい気持ちなの』
『先週、友達とお茶の約束したんだけど、仕事で行けなくて。仕事以外の人と、楽しい時間を過ごしたいな……』
こんなふうに伝えてみましょう。『いやいやいや、でも彼が原因だし!』と思うかもしれませんが、これで結果的に合う流れが生まれたら、さみしさは埋まりますよね。
別件のせいで弱っています、助けてくれたら嬉しいな。そんなスタンスで彼に連絡をとれば、『だったら会おうか』と言ってくれる確率は、グンと上がりますよ。」
結果的に彼に会うことさえできれば、気持ちは収まるはずなので、上手に口実を作るとよさそうです。
相手に断られにくい「会いたい」の伝え方
つれない相手に「会いたい」と伝えるのは、実に勇気がいるものです。片思いの相手や復縁を狙っている元カレなど、コミュニケーションが難しい関係の場合、「会いたい」という願いを受け入れてもらうには、どんな手を使うといいのでしょうか。『元カレと復縁できる方法 SNS対応版』(浅海)には、以下のような記述があります。
「メールやラインのやりとりはスムーズにできるのに、会う話をするとなんとなく流されてしまう…‥そう感じている方も多いでしょう。あなたはなぜだと思いますか?もしかしたら、『会いたくないからだ』と考えていませんか?
じつは、その考えが原因で、会う話が流れてしまっていることが多いのです。『彼は会いたくないだろうな』と思いながら誘うと、誘ってみて彼から反応が薄かった場合、もう一度誘ってみる勇気がなくなります。
本当ならもう一押しで会えるのに、遠慮してしまってその一押しができない。また、遠慮がちに誘うと、彼もなんとなくOKしづらく、そのまんまになってしまったりもします。ですから、ここでは彼が合いたくなるような誘い方について考えてみましょう。
(中略)
『今度時間があったら、ご飯でもどうかな~と思って。無理にとは言わないけど』
『久々にご飯でも行こうよ!今週か来週、どこか都合のいい日はある?』
断られる方の多くは、前者の誘い方をしています。そうすると、彼も曖昧に『じゃ、時間があれば』と答えるでしょう。
(中略)
しかし後者のように、食事に行くことは大前提で、そのうえでAかBのどちらか、という選択肢を与えてみた場合はいかがでしょうか。 彼はAかBで答えます。行く、行かない、の選択肢ではなく、行くならAかBかという話になりますよね。するとどちらを答えても行くことになります。誘い方ひとつで結果は大きく変わることが多いです。」
このように、絶妙な選択肢を用意して誘うと、「会いたい」という目的を果たすことができそうです。言葉選び一つで、チャンスが舞い込む可能性が高くなるので、作戦を練りましょう。
<参考文献>
『彼があなたに本気になる 恋愛×SNS講座』(高野麗子)
『元カレと復縁できる方法 SNS対応版』(浅海)