そもそも男女の友情は成立する?
異性の友達を好きになるのは珍しいことではありませんよね。だとすると「そもそも男女の友情は成立するのか?」という疑問を抱くのではないでしょうか。
婚活をサポートをしている“ゼクシィ縁結びエージェント”の調査によると、異性の友達に対する見方は男女で差があるようです。
「異性との友情は成立すると思うか?」の問いに、成立すると答えた男性は42.3%に対し、女性は64.2%。女性のほうが、男女の友情は成立すると考えている傾向にあります。
「異性との友情は成立すると思うか?」の問いに、成立すると答えた男性は42.3%に対し、女性は64.2%。
出典: https://zexy-en-soudan.net
友達から恋人になったカップルの割合とは?
続いて、友達から恋人になる確率を見ていきましょう。
下記のデータによると、友達から恋人になった人は63%とやや高めでした。ただ、もちろんこれはお互いに好意を持ってカップルになったパターンです。
友達から好意を抱かれた場合、47.8%の人が「断った」と回答。そして自分から相手を好きになった場合、41.9%の人が「告白もアプローチもしなかった」と回答しています。
お互いに好意を抱いていれば友達から恋人になる確率は高いですが、片方だけが異性として意識しているパターンでは進展は難しいのかもしれません。
友達と付き合う確率を上げるためには「自分を意識させること」が大事になるでしょう。
友達から恋人になった人は63%。友達から好意を抱かれた場合、47.8%の人が「断った」と回答。そして自分から相手を好きになった場合、41.9%の人が「告白もアプローチもしなかった」と回答
友達からカップルに発展したきっかけは?
それでは、どんなきっかけがあれば友達から恋人になる確率を高められるのでしょうか?関係が進展したケースで「あるあるなきっかけを男女の意見とともにご紹介します。
①学校や職場で一緒にいる時間が長くなった
「学校内で一緒にいる時間が長かったから」(女性/大学生)「職場で2人きりで過ごす機会が多くなって、そこからお互い意識し始めた」(男性/会社員)
長く一緒にいると、友達以上の感覚が芽生えるのでしょう。近況を報告し合ったり、相手の困難に気づいて助け合ったりするため、心の距離が縮まりやすいのかもしれません。
②共通の趣味があった
「共通の趣味を一緒に楽しんでいるうちにお互い好きになった」(男性/公務員)「趣味が同じで接点を持つ頻度が多かった」(女性/アパレル)
共通の趣味があると、一緒に過ごす時間も多くなるもの。楽しい時間を共有しているうちに「この人とずっと一緒にいたい」と思うようになるのでしょう。
③恋人と別れた
「彼氏と別れた時にそばにいてくれたことが大きかった」(女性/販売)「相手が彼氏と別れたからチャンスだと思って告白した」(男性/大学生)
恋人と別れた寂しさや痛みを解消してくれた友達に好意を抱くのは、女性にあるあるなパターンです。
④身体の関係からのなりゆきで
「一緒に飲んだ夜に身体の関係を持って、なりゆきでカップルになった」(男性/営業)友達と身体の関係を持ち、相手を異性として意識したり付き合ったりするケースも意外と少なくありません。
⑤友達に協力してもらった
「ずっと好きだったから友達に協力してもらった」(女性/保育士)「自分からは言えなかったから友達に間に入ってもらった」(男性/建築業)
友達を好きになった時、誰もが「今の関係を壊したくない」と不安を抱えるもの。だからこそ慎重になり、他の友達に協力してもらうのでしょう。
⑥3回目のデートで
「友達期間が長くならないように、3回目のデートで告白した」(男性/自営業)友達の期間が長くなれば進展は難しいと考えたのでしょう。3回目のデートで告白し、見事カップルになれたそうです。
⑦同窓会で再会した
「同窓会で再会した友達と付き合った」(女性/会社員)時間が経ってから再会するケースは、カップルになりやすいかもしれません。接点を持っていなかった時間が「友達」という認識を薄れさせてくれるからです。
⑧友達の紹介で
「友達の紹介だったから自然と関係が進展した」(女性/看護師)「周りの友達から後押しされた」(男性/大学生) 友達を介して出会ったケースは、そこまで障害がないのでしょう。
また、周りの友達から「2人はお似合いだよ」なんて言われて意識するようになるケースもあるある!そこから付き合い始めるカップルも多いです。
⑨異性としての魅力に気づいた
「ふとした瞬間に異性として素敵だなと思った」(男性/製造業)「男としてキュンとした出来事があって好きになった」(女性/トレーナー)
一緒にいる時間が長いと、相手の魅力に気づく時もあるはず。それから相手に好意を抱き、異性としてアプローチし始める人もいます。
⑩友達から好きだと聞いた時
「友達から好きだって聞いて意識するようになった」(女性/大学生)友達から「〇〇があなたのこと好きらしいよ」と聞いたら、つい相手を意識してしまいますよね。そう考えると、相手に脈アリサインが見られなくても「好き」と気持ちを見せることで、きっかけを作り出せるのかもしれません。
友達から恋人になる方法
恋愛対象として相手を見るようにする
まずはあなた自身が自分の気持ちを認め、相手を恋愛対象として見るようにしてください。きっと「かっこよく見られたい」「可愛く思われたい」と思うはず。その欲や意識によって自分の言動が変わります。それにより、相手もあなたを意識し始めるかもしれません。デートしてみる
デートスポットに2人で出掛けるのも良いでしょう。恋人のような過ごし方をしているうちに相手を異性として意識するようになるはずです。その時に相手に軽く触れてみたり沈黙の時間を作ったりするのもおすすめです。ドキドキする瞬間を作れば、自分の見られ方も変わってきます。本音を出してみる
思い切って自分の本音を伝えてみるのもアリ。好意を伝えることが意識されるきっかけになる場合もあります。「好き」とストレートに伝えるのも良いですが、「かっこいい!」「守りたくなる」と相手に感じている異性としての魅力を伝えるのも良いでしょう。2人で過ごす時間を増やしてみる
大人数で過ごしていると、2人の会話は少なくなりますよね。それでは距離が縮まることも、お互いを恋愛対象として見ることも難しいため、2人だけで過ごす時間を増やしてみましょう。恋愛話も盛り込むと、異性として意識されやすくなりますよ。相手の良いところを見る
友達だと思っていた人にあなたが好意を向けられる時もあるはず。 その場合は、相手の良いところを見るようにしてください。「付き合っても大事にしてくれそう」「会話が弾むから恋人になっても楽しそう」と異性として良く感じるポイントを意識的に見るようにすると恋愛感情が湧きやすいです。
友達から恋人になるメリット・デメリット
メリット
友達期間があったことで、付き合い始めから仲良しでいられるのはメリット。相手の性格や好みも把握しているため、デートプランを考えるのも会話を弾ませるのも難しくないでしょう。また、どんな人なのかよく分かっているので「イメージと違った」「合わなかった」と、失敗に感じることは滅多にないはずです。
デメリット
付き合い始めのドキドキ感や、新鮮さを体験できないのはデメリットかもしれません。また、「性的対象として興奮できない」「身体の関係を持ちにくい」という意見もよくあります。そして、共通の友達がいる場合は、喧嘩の時に気まずく感じることもあるでしょう。別れた後、元の関係に戻りづらいため「仲良しのグループから抜けざるを得なくなった」といった問題も起こり得ます。
友達から恋人になったカップルの体験談
ケース①
「4年間友達だった男性のことを好きになり、お付き合いしました。でも、身体の関係を持とうとした時、彼から『やっぱ女として見られない』と言われてフラれてしまったんです。性格も価値観も合っていたので、お互いに相性はバッチリだと思っていたんですけどね。友達期間が長すぎて、ドキドキしたり興奮したりはしませんでした」(女性/医療事務)
ケース②
「相手には友達としてしか見られていなかったけど、2人でご飯に行った時に『実は好きなんだよね』って伝えたんです。それから相手も自分を意識してくれるようになって、半年後に無事カップルになりました。それから3年が経ち、来年には籍を入れます。自分が理想としていた“友達のような夫婦”になれそうで幸せです」(男性/運送業)
友達でいたほうが良いケースもある
体験談を見ると、お互い恋愛や恋人に対してなにを求めているのかが重要なポイントになりそうですね。楽しさや安定感、信頼関係を重視する2人なら、恋人になってもうまくいく可能性が高いです。友達から恋人になる方法のまとめ
友達を好きになった時は「今の関係を壊したくない」と、自分の気持ちに蓋をしがち。でも、実際に友達から恋人になっている男女は存在しています。
恋愛対象として見てもらえるよう接し方を変えたり、2人きりの時間を増やしたりと、あなたもできることから始めてみてはいかがでしょうか?相手にも恋愛感情が芽生えれば、きっと恋人になれるはずです。
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