「月が綺麗ですね」の意味とは?言葉に隠された意味4選!
それでは、「月が綺麗ですね」と男性が言う時には一体どんな意味があるのでしょうか?それぞれ見ていきましょう。
① 会話の話題を作りたい
男性が「月が綺麗ですね」と言う心境として、女性との間に話題が無く、気まずく感じていることが考えられます。そのため、女性との沈黙の時間を少しでも避けたいので、無理矢理でも会話の話題を作り出すために「月が綺麗ですね」と発言しているのです。
また、男性がこのような発言をする時は、相手の女性とあまり関係性が築けていない場合が多いです。彼女や仲の良い女友達ならば、相手が好む話題や共通の話題が分かっているため、気まずい沈黙に陥ることはないでしょう。
一方で、まだ知り合って間もない女性の場合、あまり個人的なことを聞いたり自分の話をしたりするのは気が引けるため、相手の機嫌を損ねるリスクのない月の話をするのです。
② ロマンチックな雰囲気にしたい
多くの男性はロマンチストであり、出来れば好きな女性とロマンチックな雰囲気でデートがしたいと考えています。
そのため、「月が綺麗ですね」と発言することで、目の前の女性とロマンチックな夜の雰囲気を共有したいという意味が隠れているのです。また、美しい風景について触れることで、自分の存在価値を高く見てもらいたいという願望があるのかもしれません。
男性は特に気になる女の子に対して、「月が綺麗ですね」と普段言わないようなセリフを言ってでも、自分をアピールしたい生き物なのです。デート中に彼がこのようなフレーズを口にした時は、あなたともっと親しくなりたいと考えている可能性が高いでしょう。
③ 告白の意味
「月が綺麗ですね」と言われた時には、愛の告白という意味として捉えても良いでしょう。
気になる相手に直接的に愛を伝えるのは恥ずかしく、とても勇気がいる行為です。そのため、遠回しに「月が綺麗ですね」と伝えることで、「自分の気持ちに気づいてほしい」というメッセージが込められているのです。
奥手な男性から「月が綺麗ですね」と言われたら、好意を持たれている可能性があります。彼が照れた表情をしたりあなたがどう反応するかをドキドキしながら待っているようなそぶりを見せたりしたならば、彼からの愛の告白だと受け止めてよいでしょう。
④自分への気持ちを確かめたい
それでは、なぜそもそも「月が綺麗ですね」という言葉が誕生したのでしょうか。
結論から言うと、「月が綺麗ですね」という言葉の由来は、明治時代の小説家・夏目漱石が生み出した愛の告白から来ています。
夏目漱石が英語教師時代に「I love you」を生徒たちに訳させると、「我、あなたを愛す」という直訳的な和訳をしました。生徒たちの和訳を聞いた夏目漱石は、「日本人は直接的に愛を伝えることはしません。月が綺麗ですねとでも伝えておきなさい」と指導したようです。
この出来事から、「月が綺麗ですね」というメッセージが生まれたのです。
元ライター・デザイナー。福岡出身の26歳。恋愛での多くの失敗をきっかけに自身の人生と向き合い、SNSでの発信活動を行う。現在、数々の恋愛メディアでの執筆やメディアディレクターを務める。