トゥンクってどういう意味?元ネタは?
今回は、ネットスラングの一つである「トゥンク」についてご紹介していきます。トゥンクとはどんな意味なのか、どんな場面で使われるのかを正しく理解していきましょう。ネットスラングに抵抗がある人でも、上手に使えばSNSでの会話が更に盛り上がるかもしれません。
胸のトキメキを表す言葉
トゥンクの意味には諸説ありますが、一番納得しやすい説は「胸のトキメキを表す」という説です。胸の高鳴りの擬音「トクン」が変容したものと言われています。胸の高鳴りなら「トゥンク」じゃなくて「トゥクン」じゃない?」という意見もあるでしょう。どうやら変容の過程で誰かの悪戯心が作用して「トゥンク」になったようです。
他にもいろいろな説がありますが、ネットスラングは個人個人が自由にアレンジを加えていくもの。会話の流れや使う人のテンション次第で、言葉がさまざまに変容していきます。しかし、ベースとなる意味合いは変わりません。トゥンクの場合は、ベースが胸のトキメキを表している言葉なのです。
元ネタは漫画とアニメ
トゥンクの意味は胸のトキメキですが、元々どこからこの言葉が生まれたのでしょうか。それもまた諸説あり、トゥンクの流行時期からして、有力とされている説は主に二つあります。
一つは、コミカルな少女漫画で「トクン」という胸の高鳴りを、冗談めかして「トゥンク」と表現したという説。単純にロマンチックな少女漫画ではなく、シュールでどことなく笑えてしまう漫画が流行った頃に、トゥンクという言葉も広まり始めたようです。
そしてもう一つは、テレビアニメ『イナズマイレブン』のキャラクターセリフから来ているという説。少年サッカーを題材としたアニメですが、作中の音村楽也というキャラクターが、「トゥントゥクトゥントゥク…」と口でリズムを刻む場面から広がったという説もあるのです。こちらもまた、時期的にトゥンクが流行し始めた頃と重なります。
SNSでよく使用される
漫画やアニメから派生した言葉ですが、今はSNSでも当たり前のように使いこなしている人が多くいます。対象が何であれ、自分の胸のトキメキを表現する時にはとても使い勝手のいい言葉なのです。
まず、SNS上で入力できる文字数には制限がある場合もあり、カタカナ4文字というのも使い勝手がいいのでしょう。他にもネット上の俗語や略語は、ネット上だからこそ浸透しやすいという事情もあります。
どちらにしても、現代では欠かせないネットワーキングで、「楽しみたい」「自分の気持ちを思い切り表現したい」と思った時に手軽に使える言葉なのです。
トゥンクがSNSで多用される理由
トゥンクを使う時には、胸の高鳴りやトキメキを感じています。しかし、SNS上でそれを表現するには、一から十までトキメキの詳細を描写していくわけにはいかないのです。トゥンクがSNSで多用される理由を、おおまかに4つみていきましょう。
一言でトキメキを表現できる
SNSでは、長々とした文章ではなく、ぱっと見て認識できる簡潔な文章を書くことが大切。手軽に書いたり読んだりできて、反応しやすく、軽快なやりとりができることが、SNSの醍醐味でしょう。その中でトゥンクは、4文字だけでトキメキを表現できるので重宝がられています。
どれだけ情熱的なトキメキでも、長々とした文章で表現すると自己満足で終わることがほとんどです。見た人からすれば、「読むのが面倒」「時間がかかる」と難点ばかり。SNSでは、シンプルで共感を得やすい言葉が多用されやすいのです。
萌えを共有できる
一般的に「萌え」とは、オタク用語だと思われています。たしかにその界隈から拡散された言葉ではありますが、最近ではオタクではない人にも使われています。それは、「萌え=トキメキ」という解釈が定着しているからだと考えられます。
トゥンクが広まりつつあるのも、これと同じ流れでしょう。「オタク用語だから」と煙たがられることなく、「〇〇先輩の寝ぐせ萌え〜(トゥンク)」などの日常使いもでき、どんな人でも萌えを共有しやすくなっています。「萌え=トキメキ=トゥンク」を1セットとして捉えることもできるでしょう。
テンションが上がる
感情を表現する時に、丁寧に言葉でまとめようとすると、どうしてもかしこまったり長々とした話になりがちです。その点、トゥンクなどの擬態語は、効果音のような役割を果たしてくれる便利な言葉なのです。
意味合いとしても気持ちの高ぶりを表現していますし、効果音として扱う場合には、繰り返すほどにテンションが自然と上がっていくかのようです。トゥンクという言葉で、他人と感情を共有して盛り上がれるため、多用されているとも考えられそうです。
感覚で理解しやすい
SNSでは、ノリと同時に、テンポも重要視されます。直接会話を交わしているときのように、メッセージがポンポンやり取りできた時ほど盛り上がるのです。そして、トゥンクのように感覚的に受け取れる言葉を使うとテンポよく会話が弾むので、SNSでも多用されやすいのでしょう。
最初は「トゥンクってなに?」と思っても、会話の流れで意味を理解できてしまうでしょう。「おそらく『トクン』から派生したんだろう」という解釈までできてしまう人もいるはず。それは、トゥンクが理屈要らずの感覚で受け止めることのできる言葉だからと言えます。
トゥンクを使う場面ってどんな時?
ただし、やみくもに使えばいいというわけでもありません。トゥンクを使う場面や、その際の使い方の例をご紹介していきましょう。
異性にときめいた時
気になる異性にときめいた時こそ、トゥンクの出番です。常に抱いている恋心や、憧れの気持ちを表現するのではなく、自分がひと際大きく「ドキッ」とした時に使ってみましょう。「素敵な笑顔にときめいた」「手が触れてときめいた」など、瞬間的な感情表現として使うといいですね。
なので、「毎日好き過ぎてトゥンクだよー」という使い方は、正しいとは言えません。常にときめいている状態だとしても、特別ドキッとしたその瞬間にトゥンクを使うようにしましょう。心臓が跳ねる程のときめきなら、自分でもすぐに判断できるはずですよ。
萌えを感じた時
二次元のキャラクターや三次元のアイドルなど、リアルではないけど自分が推している存在に「萌え」を感じた時にも、トゥンクの出番です。「今日の放送の〇〇萌え~(トゥンク)」「新曲の衣装やばい、萌え、トゥンク」など、萌える気持ちの補う言葉としても使えます。
そもそも、萌えというワードはオタク界から生まれたもの。そういった界隈に抵抗がある人は、わざわざ会話に「萌え」を出す必要はありません。自分の好みのツボに入っている状態が萌えの状態なので、そういった時にトゥンクを使ってみてはいかがでしょうか。
胸キュンするセリフを言われた時
胸キュンしてしまうようなセリフを言われた時、喜びや衝撃をトゥンクで表現する人もいます。「『お前だけだよ』って言われた!トゥンク!」など、言葉にならない感情でさえ、トゥンクを使えばちゃんと相手に意味が通じます。
予期していない場合は特に、胸キュンするセリフは大きな衝撃でしょう。嬉しすぎて頭が真っ白になってしまう人だっているのです。「この気持ち、どんな言葉でも表現できない!でも言いたい!」と思ったときにトゥンクを使ってみましょう。
その場を盛り上げたい時
とにかく自分の趣味で盛り上がりたい時、会話の中にトゥンクが入るだけでも、読む側の印象が変わるようです。基本的には胸のトキメキや高鳴りを表現する言葉ですが、冗談めかしているのに、ポップで可愛らしい響きを持つトゥンクは、主に女性の「可愛いもの大好き」「面白いもの大好き」という気持ちを盛り上げます。
「〇〇様のセリフかっこいいよね、きゅんきゅんするー」よりも、「〇〇様のセリフかっこよすぎてトゥンク!」の方がノリを誘いやすくなるのです。熱弁に語るのもいいですが、トゥンクを使って友達と共感し合いながらはしゃぐのも、きっと楽しいでしょう。
トゥンクはオタク用語?そう思われている理由とは
この他にも、オタク用語と思われている理由はいくつかあります。トゥンクがオタク用語として捉えられている理由をみていきましょう。
元ネタが漫画とアニメだから
前述した通り、トゥンクの元ネタは漫画やアニメです。好きの度合いによらず、「漫画やアニメが好きな人はオタク」と解釈する人もいますから、そこから生まれたトゥンクがオタク用語と捉えられても、おかしくはないでしょう。
少し前まで、オタクには「根暗」「陰気」などのマイナスなイメージがつきまとっていました。しかし、かつてはオタクのものと思われていたジャンルも、最近では広く親しまれています。抵抗なく漫画アニメに手を出す人もいますし、オタク用語と思いながらトゥンクを好んで使う人も多いでしょう。
アニメなどのコラ画像が多いから
アニメなどの「コラ画像」にトゥンクが使われているのも、オタク用語と思われる要因でしょう。コラ画像とは、元の画像に文字などを書き足して加工したものを言いますが、美少女のアニメ画に「トゥンク…」など書かれていれば、一見して「オタクが好きそうなコラ画像だ」と思われるでしょう。
会話を盛り上げる際に、スタンプ代わりにこういったコラ画像を使用する人もいますが、オタクに限ったことではありません。ですが、オタクとは無縁な人からすれば、「完全にオタク」だと認識してしまうのです。
ライブで使うジャニオタも
オタクとは、漫画やアニメ、ゲームの愛好家だけを指すのではありません。熱烈なアイドルのファンもオタクと呼びますし、「ジャニオタ」はアイドルを王子様のように思っているので、ライブに行けばトゥンクの嵐でしょう。
周囲から見ていると、ジャニオタはよくも悪くも熱狂的です。アイドル好きではない人には、理解できないこともあるかもしれません。そんなジャニオタが、推しメンバーを語る時にトゥンクを使っていれば、オタク用語としか思えなくなるでしょう。
一般的な言葉ではないという固定観念
オタクという括りをそれほど気にしない人も多い中で、「自分は絶対オタクじゃない!」とかたくなに思う人ほど、むしろオタクの存在を気にしやすいのかもしれません。そして、そういった人はオタクの会話が理解できず、「オタクの話はスラングだらけ」だと思い込みがち。トゥンクのことも、オタクがよく使うスラングとして捉えられています。
スラングは響きが独特なので、トゥンクに限らず「響きがスラングっぽい」と思えば、自動的にオタクの言葉として認識してしまうのでしょう。一般社会ではありがちなケースです。
トゥンク以外のトキメキを表す言葉
トゥンクはどんな人にも通じる言葉ではありませんから、他にもトキメキを表現できる言葉を覚えておくといいでしょう。ここで、4つのトキメキを表す言葉をご紹介していきます。
トゥクン
トゥンクと見間違ってしまう「トゥクン」は、トゥンクより前に出回った言葉と言えます。トゥクンが変容してトゥンクになったことからも明らかですよね。なので、意味合いも元ネタも同じ。胸の高鳴りを表す「トクン」から来ていることを思えば、あまり変容していないトゥクンの方がしっくりくるという人もいるでしょう。
SNS上で文字にするにしても、一度は自分の中で言葉を黙読しますよね。その時に、トゥンクかトゥクンか、自分が違和感を感じない方を使うようにしてもいいですね。使い慣れている人は、場面で使い分けていることもあるようです。
ドキドキ
「胸がドキドキする」など、胸のトキメキを表す言い回しと言えば、「ドキドキ」が馴染み深いでしょう。ドキドキは、文章に盛り込むだけではなく、顔文字やスタンプのあとに付けたりして、感情表現するために使われることもあります。
漫画の吹き出しのようなイメージです。顔文字の表情に変化をつければ、ドキドキの強度も変わって見えるので、楽しんで使っている人は多くいるようです。オタク用語とは思われないので、誰もが抵抗なく使える言葉と言えるでしょう。
ドキッ
トゥンクのように、瞬間的なトキメキを言葉にしたいのであれば、「ドキッ」という言葉もオススメです。ドキドキの瞬間バージョンといったところで、やはりトゥンクよりもネットスラング色やオタク色が弱くなるので、どんな人でも、どんな場面でも使いやすいと感じるでしょう。
ドキドキのような使い方もありますし、文字だけに限らず、口から発する言葉として「ドキッとしたの!」などのように使ってもいいですね。胸の弾みをそのまま口に出しているので、どんな風に感じているのかを相手に伝えやすいでしょう。
キュンキュン
「あーキュンキュンするー」「キュンキュンし過ぎてやばい」など、「キュンキュン」を使う場合には、トキメキをしみじみと感じた時に使うケースが多いようです。ここまでご紹介したトキメキは、強く、瞬間的に感じるものばかりでしたが、しみじみとトキメキに浸ることもありますよね。
穏やかな気持ちでじわじわと広がるトキメキは、心臓の鼓動を強く打ち鳴らすというよりは、胸がキューッと締め付けられる感覚です。このような感覚のトキメキを感じた時には、キュンキュンを使うとしっくりくるかもしれません。
なんだか物足りない!トゥンクをより強調するには?
言葉の配置を工夫したり装飾を施したり、様々な方法があります。ここでは、難しく考えずに気軽にできてしまう方法をご紹介していきましょう。トゥンクをどんな風に強調したいかに合わせて選ぶといいですね。
トゥンクを繰り返す
「今日も〇〇が素敵…トゥンク、トゥンク…」など、トゥンクを複数繰り返すことで、とにかく言いようのないトキメキを強調する効果が生まれます。トゥンクを一度使ってみて「気持ちがおさまらない!」という場合は、もう一度繰り返してみましょう。
中には、心臓の鼓動を表すように、トゥンクのみを何度も使う人もいるようです。「最大限にときめいた!」と思う時には、そういった使い方も効果的。気持ちの盛り上がりを相手に伝えられますし、自分もすっきりするはずですよ。
一緒に顔文字を使う
トゥンクだけを使っても、喜びや切なさなど複雑な感情は伝わりにくいもの。そこで、顔文字と一緒にトゥンクを使ってみましょう。顔文字は、その名の通り人の表情を表した文字ですので、自分がトゥンクに込めている表情が相手に伝わりやすくなります。
「〇〇くん萌え!( *´艸`)トゥンク…!」「〇〇の笑顔がかっこよすぎて辛いレベルでトゥンク(´Д⊂ヽ」など、トキメキにもいろいろな感情が込められていることがよく分かりますよね。泣けるほど切ないトキメキもありますし、自分の感情を目一杯伝えたい時には顔文字がオススメです。
LINEスタンプを使う
LINEをしているなら、文字だけではなくスタンプも有効に活用していきましょう。コラ画がそのままスタンプになっていたりもするので、手軽に使えます。アニメやゲームなどの推しキャラについて語りたい時には、その作品のスタンプを使うだけで、推しキャラへのトキメキを伝えられますよね。
そうでない場合は、可愛らしいキャラクターや、女の子スタンプがオススメ。女の子スタンプはシーン別に分けられているものもあるので、喜怒哀楽をスタンプだけでも表現できます。先に説明した顔文字のようなものと考えてトゥンクと併用すれば、可愛らしく熱のこもったメッセージのでき上がりです。
改行する
単純にトゥンクを強調したい場合には、文字やスタンプを加えるのではなく、改行してみてもいいでしょう。トゥンクの前後の行を空白にすると、その4文字がいっそう強調されます。正直使うシーンは限られてしまうでしょうが、文字を際立たせるという意味では効果的です。
トゥンクを罫線で囲んだりすると、より強調することができそうです。また、先に紹介した顔文字とあわせて、{}の記号を吹き出しに見立てるのもオススメ。改行することで存在感が強くなると同時に、メッセージ性も強くなっていくでしょう。
みんなが「トゥンク」したエピソード集!
みんなはどんな時にトゥンクしているのか、4つの例を挙げていきます。「いろんなものにトゥンクする人がいるんだ」と新しい発見もあるかもしれませんね。
イケメンキャラのかっこいい一言にトゥンク
「イケメンの推しキャラがかっこよすぎる上に、決めセリフが最高に萌える、( *´艸`)トゥンク…」(23歳/女性/学生)
「おなじみで何回も聞いているセリフなのに、マジトゥンクだよ、最高」(21歳/女性/フリーター)
イケメンがかっこいい一言を口にするだけでもときめいてしまうのに、それが推しキャラともなれば、更にトゥンクしてしまうでしょう。アニメの世界観に入り込んで、自分が言われているかのように錯覚してしまうのも、トゥンクする要因の一つと言えるようです。
ゲームの衣装が素敵過ぎてトゥンク
「待ちに待った新作ゲーム、レア衣装がやばくてトゥンク。課金してでもガチャ引きたい!」(25歳/男性/会社員)
「ゲームオリジナルの新作衣装最高…!トゥンクしちゃってゲームを切り上げることが出来ない、頭から離れない」(25歳/女性/フリーター)
はまり込んだゲームほど、なかなか抜け出せないものですよね。ゲームの世界観と同じくらい、ファンが心待ちにしているのは、キャラの着ている衣装。芸術的な美意識を見出す人は、レア度も含めてトゥンクしているのです。
推しのアイドルコンサートでトゥンク
「コンサートで花道席ゲット!推しメンバーの笑顔とダンスが近すぎてトゥンクしっぱなしだった…」(26歳/女性/接客業)
「握手会つきコンサート萌え散るかと思った…〇〇…目が合った瞬間トゥンク爆発…!」(23歳/男性/自営業)
コンサートの醍醐味は、憧れのアイドルを生で見られることと、一層距離を近く感じながら演出を見られることです。画面越しとは違って、興奮も大きくなっていくでしょう。もちろん、冷静ではいられないほどのトゥンクを感じることになります。推しアイドルのコンサートでしか感じられないトゥンクもあるようですね。
憧れの人の笑顔にトゥンク
「ずっと憧れてる会社の先輩が笑顔を見せてくれた…それだけで、トゥンク、トゥンク…」(22歳/女性/事務員)
「いつも見ているだけの憧れの人が、初めて笑ってくれた、胸がきゅうって締め付けられてトゥンクが止まらない(*ノωノ)…」(24歳/女性/販売員)
身近な人に憧れの気持ちを抱いていると、近くにいるのに遠くにいるように感じられて、二次元やアイドルにはまる人と同じような心理状態になってしまうようです。輝いて見える笑顔にトゥンクしてしまうのも頷けます。憧れの人とどうこうなりたいわけではなくても、笑顔を見ることができただけで、胸のトキメキが止まらない人も多いのではないでしょうか。
【番外編】ネットから生まれた色々な言葉
その中でも、ネットを飛び出して、日常でもよく聞くようになったネットスラングを挙げていきます。トゥンクと同様に、「よく聞くけどいまいち意味が理解しきれていない」という人は、是非参考にしてみてくださいね。
リア充
「リア充」とは、ネットスラングの一つで、リアル(現実)の生活が充実している人のことを指しています。最近では、恋人がいるだけでリア充扱いされる傾向も多く見られ、何をもって「充実している」と判断するのかは人それぞれです。
リア充は、今やネットの外でも多用されています。自然と口にしている人も多いはず。ネットから生まれた言葉だと知っていても、抵抗なく普段使いできてしまう言葉の一つと言えるでしょう。
ぬこ
「ぬこ」とは、漫画『ねこきっさ』が関係していると言われるネットスラングの一つです。猫のことを「ぬこ」と呼んでいるだけで、特別変わった使い方はなく、「ぬこかわいい」などの使い方をしていいようです。
ネット上で引用される動物は猫が最も多いとされているようです。その理由ははっきりしていませんが、何かというと猫に置き換えたり、オタク向けのマンガに登場するケースは非常に多いため、こういったスラングが登場したのでは?という説もあります。
〇〇氏、〇〇女史
「〇〇くん」「〇〇ちゃん」の代用として、相手を呼ぶ際に「〇〇氏」「〇〇女史」のような呼び方をするのも、ネットが発祥のようです。元ネタはオタクが恋愛をする小説で、その小説が映画化された際に広まったとされていますが、オタク以外にも常用している人はいるでしょう。
映画化されたらオタク以外でも観ることはあるでしょうし、面白半分で使っている人もいます。もちろん相手に敬意を払っている場合もありますが、ネット上では同志に向けて使う場合がほとんどのようです。
ktkr
「ktkr」は、「キタコレ」の英文字表記の子音のみを綴ったもの。最近のネットスラングでは、このように言葉の英文字子音だけを並べたものもよくあります。「wktk(わくてか。ワクワクテカテカの略で、期待して待つ様子)」などもこれに当たります。自分の感情を一言で表現したい人は、こういったネットスラングを利用してみるといいでしょう。
「ktkr」は「待ってました!」と同じ意味合いで、期待してた事が起こったり、自分にメリットが生じた時などに使われます。「(゚∀゚)キタコレ!!」など、顔文字と合わせて使い、感動を大きく表現する場合もありますね。こういった工夫は、トゥンクと通じるところがあるでしょう。
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