「ちょっかいを出す」とは?
今回は、ちょっかいを出す男性の心理に迫っていきます。ちょっかいの意味や使い方を理解して、男性目線になってみるのもいいかもしれません。
気になる人からちょっかいを出されている人も、苦手な人からちょっかいを出されている人も、これを読めばどんな切り返しをすればいいのかわかるはず!是非参考にしてみてくださいね。
「ちょっかい」の意味
まず最初に、「ちょっかい」の意味からみていきましょう。ちょっかいを調べてみると、複数の意味が挙がってくると思います。さらには、そこから抱えている心理もみえてくるもの。
今記事でご紹介していくような「ちょっかい」の場合は、からかい半分の気持で手出しをすることや、余計な世話を焼くことを意味します。また、異性に手を出す、男性が悪戯心から女性に言い寄るなどの時にも、「ちょっかいを出す」という言葉を使うようです。
「ちょっかい」の使い方
ちょっかいという言葉は、もともとネコなどが、前足の片方で物をかき寄せる動作になぞらえたものです。余計なことをする、好奇心を持つ、排除する…など、様々な意味合いで、「ちょっかいを出す」と使うことが出来ます。
なので、使い方によっては、いい意味にも悪い意味にもなることを覚えておきましょう。
「好きな子にちょっかいを出す」「子供にちょっかいを出す」などは、好意そのもの、または好意的な悪戯心を持っている、いい意味での使い方と言えるでしょう。
それに対し、「人の仕事にちょっかいを出してくる」「頼んでもないのにちょっかいを出す」などは、余計なお世話や不要な言動としてのものが多く、悪い意味での使い方になるようですね。
ちょっかいを出す男性の心理《好意編》
そこで、男性が女性にちょっかいを出す時には、どんな心理を抱えているものなのか、知っておくといいでしょう。
まずはじめに、男性が女性に対して好意を持っている場合。好きな女の子ほどちょっかいを出したくなる、という男性は、どんな心理を抱えているのかご紹介していきます。
心理①相手の反応を見るのが楽しいから
好きな女性の色んな表情を見ることは、男性の楽しみの一つ。女性がどんな反応を見せてくれるのか、それが楽しみでちょっかいを出す男性は多いのでしょう。
反応そのものが楽しいという心理もありますが、自分のすることで一喜一憂している姿が愛おしいと感じる男性もいるようです。
ただし、同じちょっかいを出されるにしても、相手の男性によっては感じ方も違いますよね。同じ反応で統一しようとすると、同じちょっかいを出してくる男性が増える可能性があります。自分の意思を伝えるためにも、感情表現を含めた切り返しをしていきましょう。
心理②好きな相手の気を引きたい
好意を持った女性との間に接点が欲しいという心理から、ちょっかいを出す男性もいるでしょう。ですが、そういった心理を抱えている男性は、どんな風に接すればいいのか悩んでしまうことも事実。好きの裏返しのように、困らせるようなちょっかいを出すこともあります。
特に、素直になれない男性の中には、好きな女性と自然体で接することができない人もいるものです。恥ずかしい気持ちをごまかすように、色々なちょっかいを出して気を引こうとしているのかもしれませんね。
心理③自分のことを気にして欲しい
ちょっかいを出す男性の心理として、自分のことを気にして欲しいというものがあります。好意を持った女性に、自分のことを一人の男性として意識して欲しいのでしょう。そのため、なにかとちょっかいを出して、自分の存在をアピールしようとしています。
そんな男性が出すちょっかいは、親切心が感じられるものが多いようですね。時には、「余計なお世話」と言いたくなるほど、距離感を無視したちょっかいもあるかも知れません。
しかし、それは男性側の心理として、ちょっかいを出せば出すほど、気にしてもらえるだろうといったシンプルな発想によるものなのです。
心理④構いたいし構われたい
特に深い意味を持たずに、好きだから構いたいというシンプルな心理も、男性の中にはあるようですね。これは、女性にも言えることでしょうが、構い構われの関係でいると、その分お互いの親密度が上がっているという安心感を得やすかったりします。
構うたびに距離感が縮まって、今度は構ってもらえるようになるかも…。そんな心理のもと、ちょっかいを出しているのです。強引ではないけど、軽いちょっかいが多いなと思ったら、こういった心理が考えられるかもしれませんね。
ちょっかいを出す男性の心理《悪意編》
その悪意にも、様々な心理が隠れています。男性の場合、どうしても女性を下に見てしまいがち。そんな男性が女性に出すちょっかいには、どんな心理が隠れているのか、みていきましょう。
心理①ストレスを発散したい
自分自身がストレスを抱えている時って、意地悪な気持ちになってしまうものですよね。ましてや、そのストレスの原因が目の前の女性ともなれば、意地悪なちょっかいを出すことになるでしょう。
意地悪なちょっかいを出すことで、女性が参っている反応を見て、ストレスが発散されていきます。その感覚がしみ込んでしまい、ストレスが溜まるたびに、女性に対してちょっかいを出す男性もいるのです。
心理②嫌がる反応を見たいから
自分が好意を持った女性を困らせたい心理とは反対に、自分が悪意を持つ女性が嫌がる反応を見たいという心理から、ちょっかいを出す男性もいるでしょう。純粋に嫌いな気持ちがストレートに出るので、相手が何をすれば嫌がるのか、わかってやっていることが多いようです。
自分が嫌がるちょっかいばかりかけてくる、嫌がる反応を見て笑っている…。そんな男性は、もしかしたらあなたに対して悪意を持っているのかも。相手をすればエスカレートする可能性もありますし、距離を取った方がいい場合もあるので、気をつけておきましょう。
心理③うっとうしいと思っている
女性に対してあまりいい印象を持っていない男性は、うっとうしいと言う心理から、ちょっかいを出すこともあります。大抵は無視していることの方が多いでしょうが、ちょっかいを出すことで、遠ざけようとしているのかもしれません。
完全に悪意を込めたちょっかいですから、悲しんだり落ち込んだりする反応を見ても、特に何も感じないようです。「ちょっとひどいと思う」というちょっかいをかけてくるのに、男性が無表情で反応を見ている時には、よく思われていない可能性を考えたほうがよさそうです。
心理④暇つぶしのつもり
ちょっとした暇つぶしのつもりで、女性に対してちょっかいを出す男性もいるようですね。とにかく自分が満足することを優先していますから、人の気持は後回しになってしまうことが多いもの。
そのため、どちらかというと、なんとも思っていない女性に対してちょっかいを出すことの方が多いかもしれません。好意を持った女性であれば、大事にしたいという心理が働くので、暇つぶしという粗末な行動を取る気にはならないようです。
とはいっても、暇つぶしのために、くだらないちょっかいを出されても困りますよね。意味のなさそうなちょっかいが続くのであれば、男性の真意を聞いてみるのもいいかも知れません。
好きな人にちょっかいを出された時の対処法
男性がどんな心理を抱えているにしろ、出されたちょっかいに対する反応はとても大事。その反応次第で、男性との距離がどれだけ縮まるかも変わってくるのです。
それでは、好きな男性からちょっかいを出された時、どんな対処をすればいいのかをみていきましょう。
照れた反応を見せる
男性の心理として、女性がどんな反応をするのかは楽しみなもの。どんなちょっかいを出されても、平然としていると、男性も肩透かしをくらった気になってしまいます。反応が薄ければ薄いほど、男性は「つまらない」と感じることでしょう。
その男性に対して好意を持っているのであれば、照れた反応がベストと言えます。どんなちょっかいであっても、恥ずかしそうに照れた女性を見ると「ちょっかい出されて嬉しいのかな?」と、男性側は感じるはず。
照れた反応により、ちょっかいを受け入れるという暗黙のサインにもなるので、男性との親密度を上げるきっかけにもできるでしょう。
どうしてちょっかいを出すのか聞く
好きな男性が自分のことをどう思っているのか、気になって当然ですよね。何度もちょっかい出してはくるけど、どんなつもりか分からなければ、反応の仕方にも悩んでしまうでしょう。そんな時には、「なんでちょっかい出してくるの?」と聞いてみてもいいかもしれません。
男性は、様々な心理を、ちょっかいを出すという形でごまかしています。照れや恥ずかしさ、言いたいことがあるのに言えない…。どうしてちょっかいを出すのか聞くことで、男性が素直に気持ちを表に出すきっかけ作りになるはず。
自分もまた、期待と不安が混ざった気持ちになり、もやもやしてしまいますよね。一度、男性の本音を吐き出してもらって、お互いにすっきりした気持ちで向き合ってみましょう。
積極的にコミュニケーションをとる
せっかく好意を持った男性が、ちょっかいを出してくれているのですから、そこで終わりにしてはもったいないですよね。自分からもどんどんコミュニケーションをとって、さらに親密度を高めていきましょう。
ちょっかいを出したことで反応があると、男性は非常に満足度を高めます。そこから仲の良さが深まれば、さらにちょっかいを出してくるようになるかも知れません。
ちょっかいを出してくるのは、「私に興味があるのだ」と前向きに捉えてみましょう。さらには、積極的なコミュニケーションに、アプローチを織り交ぜていくことができるといいですね。
同じようにちょっかいを出す
男性がちょっかいを出してくるのは、愛情の裏返しという可能性もあります。そこで、自分も同じようにちょっかいを出して返すのもいいでしょう。女性側から何かとちょっかいを出されると、男性の方も意識し始めるはず。
ただし、何をしていいわけでもありません。男性は、モラルを大事にする上に、プライドが高い気質ですから、好き放題やっているとそのうち引かれてしまう可能性も出てきます。からかったりバカにするようなちょっかいは、やめた方がいいですね。
苦手な人にちょっかいを出されたら?
苦手な人から出されるちょっかいは、そこで打ち止めにするくらいの切り返しが必要です。では、どんな切り返し方が効果的なのか、具体例をみていきましょう。
「やめてほしい」と率直に伝える
男性側の心理として、ちょっかいを出す時の反応を見て楽しむと前述しました。なので、一度でも男性が満足する反応を見せてしまうと、そのちょっかいはなかなかなくなりません。嫌なものは我慢する必要もないので、「やめてほしい」と率直に言える勇気を持ちましょう。
限界まで我慢をしてしまうと、「やめてほしい」と言う時に、角が立つ言い方になってしまいます。これは、必要以上に相手を不快にさせるだけ。関係を悪くしないためにも、必要以上の我慢は禁物。嫌だと思った時に、率直に伝えるようにしましょう!
聞こえないふりをする
聞こえないふりとは、平たく言えばスルーをするということ。相手の存在をスルーするのではなく、かけてくるちょっかいをスルーするのです。反応を楽しむ男性にとって、無反応ほどつまらないものはありません。逐一反応をするのは、やめた方がいいでしょう。
どんなにちょっかいを出されても、「あ、ごめん、聞いてなかった」と真顔で返すと、男性も気恥ずかしさを覚えるはず。それを何度か繰り返していると、男性の方も、無駄にちょっかいをかけてくるということはなくなってくるでしょう。
笑顔で切り返す
意地悪な心理を持った男性の場合、女性の困った顔を見たくてちょっかいを出そうとします。困り顔や怒り顔で反応しないで、全て笑顔で切り返すと、逆に男性の方が戸惑うようになるでしょう。
笑顔で切り返すといっても、ただニコニコしていればいいわけではありません。ニコニコしているだけでは、「何をしても平気なんだ」と解釈する男性も出てきてしまいます。
笑顔で「意味がわからない」「あんまり楽しくない」と言った言葉で、ちょっかいが響いていないことを示唆するといいようです。
ちょっかいを出す人から離れる
男性がどんな心理を持っているとしても、苦手意識を持った男性から、ちょっかいを出されるのは面白くありませんよね。相手をする必要がない場合は、意識して距離を取るようにしてもいいかもしれません。
接する機会を減らし、ちょっかいを出されそうだと感じたら、その場を足早に去るようにしましょう。男性はちょっかいを出すことも出来ませんし、勘のいい男性なら、避けられていることだってわかります。
ある意味、強制的にちょっかいをシャットダウンするには、距離を取るのが一番の対策と言えるでしょう。
ちょっかいを出すのには必ず意味がある!
しかし、女性側にも心理はあるもの。ちょっかいをどう捉えるかは、お互いの関係だけではなく、女性の心理も関わってくるのです。
男性がちょっかいを出してくることには、必ず意味があります。表面上では読めないその意味を、男性の心理を知りながら探っていきましょう。
その男性に対して、好意を持っていても苦手意識を持っていても、必ず上手な切り返し方を見つけていくことができるはずですよ!
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