「出不精」って何?どういう意味?
そこでまずは、「出不精」の読み方や意味について詳しく解説します。また、「インドア派」や「ひきこもり」との違いについても併せて解説するので、興味のある方は必見です!
「出不精」とは?読み方と意味
「出不精」の読み方は「でぶしょう」です。読み方だけを見ると「太りやすい人」を連想する人も多いかもしれませんが、そういった意味は一切ありません。
出不精には、「外出を面倒に思うこと」「家の中にずっといる人」という意味があります。
・出=外出
・不精=物事を面倒に思うこと
というように、「出」と「不精」を分けて考えると意味がわかりやすくなるでしょう。
使い方としては、外出を面倒に思っている人に対して「出不精な人」と言ったり、「うちの夫は出不精で…」などと言ったりします。
「出不精」と「インドア派」は類語
「出不精」の類語には「インドア派」があります。近頃は「出不精」と言うよりも、「インドア派」という言葉を使う人が多いのではないでしょうか。
「インドア派」とは、外に出かけるよりも家の中で過ごすことが好きな人を指します。反対に、外で遊ぶ方が好きな人のことを「アウトドア派」と呼んだりします。
「出不精」と「ひきこもり」の違い
「出不精」と「ひきこもり」は、外出をしたがらないという点では同じ意味合いを持ちますが、根本的な部分が異なります。
出不精は自ら外出をしない選択をしているのに対し、ひきこもりは社会と関わること自体を拒否しているのです。
ひきこもりは、学校や職場といった外の世界の人間との関わりを断ち切ろうとするだけでなく、家族との接触も拒否する傾向にあります。
一方、出不精は、外に出かけることに対して興味を持っておらず、「しようと思えば外出もできるけど、億劫だから出ないだけ」という状態にあるのです。
出不精な人の特徴
面倒くさがり
出不精な人は、様々なことを面倒くさがる傾向にあります。
例えばお腹が空いたときにストックしている食材がなければ、ほとんどの人がスーパーなどに買い出しに行くと思います。もしくは外食をしに出かける準備をするでしょう。
しかし、出不精な人は外に食材を求めに行くことや、外食をする準備をすること自体を面倒に感じます。そのため、お腹が空くまで食事を抜いてしまうこともあるのです。
また、出不精な人はひきこもりの人とは違い、社会に出ることを拒否していません。そのため、外で仕事をすることに対して抵抗がないのです。ただし、面倒くさがりな一面があるため、仕事があるから仕方なく外に出るという感覚なのでしょう。
運動不足、体力がない
運動不足や体力がないのも、出不精な人の特徴です。
出不精な人は面倒くさがりな性格をしているので、必要がない限り外に出たがりません。その結果、家の中で過ごすことが多くなり、体を動かす時間が少なくなってしまうのです。
また、外出をしても体力がなければすぐに疲れてしまいますよね。そのため、体力がない人も外出を嫌う傾向にあり、運動不足を誘発してしまうのです。
運動不足が続くと当然筋肉量は減少し、脂肪は増加します。その結果、基礎代謝も低下して肥満になりやすい体をつくり出してしまうのです。
生活をしていく上で、体力作りは必要不可欠です。外に出ることを億劫に感じていても、室内で筋トレや有酸素運動などをして運動不足を解消するようにしましょう。
疲れが溜まっている
出不精な人は、疲れが溜まっている傾向にあります。
特に、人と関わることを面倒に思ったりストレスを感じたりする場合は、スーパーやコンビニで買い物をするだけでも疲れがたまってしまいます。
近所の人に挨拶をされるだけでもストレスになるため、外の世界をシャットアウトして仕事から買い物まで全てを自宅で済ませてしまう人もいることでしょう。
また、精神的に疲れている人の場合はそもそも外出する気力が湧きません。そのため、休日になると昼頃に起き、遅い朝食を摂って夕食の時間までグダグダ過ごす、という生活が習慣になってしまうこともあります。
友人がいないに等しい
友人がほとんどいないのも、出不精な人の特徴です。
出不精な人は、外に出る必要がなければ自宅で過ごすことがほとんどです。そのため、友人から誘われるなどといった理由でもない限り、外に出ることはないでしょう。
また、出不精な人は基本的に面倒くさがりで体力がありません。そのため、出不精な生活を続けて友人からの誘いを断り続けて、最終的に誘われることがなくなってしまうケースもよくあります。
出不精な人自身が考えを改めない限り、面倒な性格も運動不足も改善することができません。それどころか、自ら友人を手放して孤独になるという負の連鎖に陥ってしまう人も多いのです。
おしゃれに興味がない
「インスタ映え」という言葉もあるように、この数年おしゃれをして流行しているお店に行って映える写真を撮る人が急増しています。しかし、出不精な人はおしゃれや流行に興味がありません。
出不精な人は、そもそも買い物に行くこと自体を面倒に感じます。そのため、何年も同じ服を着ていることもあるでしょう。服の物持ちが良いと言えば聞こえが良いですが、時には不衛生に見られてしまうこともあります。
また、出不精な人は進んで外出をすることがほとんどありません。ネット通販も主流化している現代ですが、休日を自宅で過ごす出不精な人にとって、洋服を購入しなければならない理由もないのです。
出不精な人の心理
外出する準備をするまでが面倒
出不精な人は、「外出する準備をするまでが面倒」と思ってしまいます。外出をする、しない以前の問題で、出かけるための準備を億劫に感じてしまうのです。
「◯日に××に遊びに行こう!」と友人と予定を立てても、予定日が近づくにつれて外出することを面倒に思うようになり、前日の夜や当日にドタキャンすることも少なくありません。
計画している最中は、その日の予定を本当に楽しみに感じています。しかし、予定日を目前に控えると、「何を着て行こう?」「髪は巻く?アップにする?」「そのために明日は何時に起きよう?」などといった問題に直面します。
出不精な人は、こうした「どうしよう?」が積み重なると出かけることを面倒に感じ始め、「やっぱりやめよう」と決断してしまうのです。
お金を使うのが嫌
出不精な人には「お金を使うのが嫌い」という心理もあります。
例えば、2駅向こうのショッピングモールに出かけるためには、そこまでの電車賃もかかりますし、時間によってはランチ代やカフェ代も発生します。欲しいものがあればショッピング代も加算されるのです。
もっと掘り下げれば、出かけるときに着ていく衣服代もかかりますし、女性であればメイクもするので化粧品にもお金がかかることでしょう。
しかし、お金を使うのが嫌いな出不精な人は、わざわざお金のかかるところに自分から出向くことはありません。むしろ好んで外出を避けて、浮いたお金を貯金に回すのです。
外の世界に興味がない
出不精な人の心理には、「外の世界に興味がない」というものも挙げられます。
様々なことに対して「面倒くさがり」を発揮する出不精な人は、好奇心が人よりも弱い傾向にあります。そのため人と関わることはもちろん、話題のグルメや流行中のファッション、メイクなどにも興味を示さないのです。
外の世界に転がっている情報に興味を示さないということは、外出する理由もないということです。楽しめるものが一切ないのに外出をするのは、出不精な人にとってかなりしんどいことでしょう。
人とコミュニケーションを取りたくない
「人とコミュニケーションを取りたくない」というのも、出不精な人によくある心理です。
人とコミュニケーションを図るときには、相手が言っていることを理解し、そして気を使いながら言葉を選んで会話をしなければなりません。
しかし、出不精な人は基本的に面倒くさがりなため、人とコミュニケーションを図ること自体を面倒に感じてしまうのです。もちろん、会話力を向上させたいという意欲もありません。
そのため、職業を選ぶときも会話スキルを必要とする接客業や営業職を避ける傾向にあります。出不精な人は、ホテルのベッドメーキングや清掃業、ドライバー業、工場で黙々と作業をする職業など、極力人と関わらずに済む職業を選ぶことが多いのです。
見た目にコンプレックスを持っている
出不精な人の中には、見た目にコンプレックスを持っている人もいます。
自分の見た目をコンプレックスに感じるかどうかはその人の性格にもよります。しかし、過去に自分の見た目を馬鹿にされたり笑われたりした経験があると、それがトラウマとなってコンプレックスと認識してしまうケースも多いようです。
この手のタイプの人は、ショッピングモールを歩いていてすれ違った人や、電車やバスでたまたま乗り合わせた人と一瞬でも目が合うと、自分のことを笑っているのではないかと錯覚します。
そのため、外出をするとつい他人の目が気になってしまうのです。そして、傷つくことを恐れて家の中にこもりがちになってしまいます。
出不精になる原因とは?
交通の便が悪いところに住んでいる
出不精になってしまう原因には、交通の便が悪いところに住んでいることが挙げられます。
特に田舎の場合、電車やバスの本数が少なく、1時間に1本しか来ないなんてこともあるでしょう。また、自宅からバス停まで徒歩で30分、駅までは1時間半、コンビニまで40分などという立地に住んでいる場合は、出かけるだけでも一苦労します。
ショッピングモールやカラオケ、映画館等の遊び場に出かけるのにかなりの時間を要すると、「やっぱり今日は家で過ごすか」という気持ちになることも多いのでしょう。
パソコンで仕事も買い物もできる
近頃では、パソコンを使って仕事をする在宅ワーカーが増えています。一昔前までは、職を得るために面接に出向くのが基本でしたが、最近では面接もスカイプ等のチャットサービスで済ませることが可能になりました。そして、成果物もネット経由で納品することができるのです。
ネット環境があれば、通販サイトでショッピングをすることができます。ネットスーパーを活用すれば食材を宅配してくれますし、電話をせずに出前を頼むこともできるのです。さらに、友人たちとのコミュニケーションはSNSでも図ることができますし、映画や音楽鑑賞をすることも可能です。
このように、インターネットが普及したことも出不精な人が増加した原因だと考えられるのです。
家の居心地が良い
最近は自宅にこだわりを持つ人が増加していることもあり、外で過ごすよりも家の中の方が居心地良く感じる人も多いのではないでしょうか。
自宅が落ち着くというのは、日々の疲れを癒すためにも良いことです。例えば、外でお酒を飲むときは身なりを整えてから出向かなければなりませんが、自宅で飲むならお風呂上りにパジャマを着て「後は寝るだけ」の格好で済みますよね。
映画を鑑賞するときも、映画館に行くには上映時間を気にしたり人ごみの中を歩いたりしなければなりませんが、ネットレンタルして自宅で見ることもできます。
このように、家の居心地が良いこと、なんでも自宅でできることが、出不精の原因となってしまうのです。
趣味に没頭できる部屋が自宅にある
出不精な人は、面倒くさがり、体力がない、疲れが溜まっているなどが原因で、休日は外出せず自宅でだらだらと過ごしていることが多いとご紹介しました。しかし、休日は趣味に没頭しているにもかかわらず、出不精な人も中にはいるのです。
というのも、没頭している趣味が自宅の中でできるものの場合、外に出向く必要がありませんよね。例えばハンドメイドが趣味の場合は、作業スペースと材料さえあれば自宅で楽しむことができます。ネット通販を活用すれば、家にいながら材料を手に入れることもできますよね。
このように、趣味に没頭できる部屋が自宅の中にあるというのも、出不精になる原因と言えるでしょう。
食にこだわりがある
食材に気を配ったり、調味料も体に良いものを積極的に選んだり、近頃では食にこだわりを持つ人が増加しています。また、SNSやアプリを活用してダイエットをする人も多く、毎日の食事を自炊する人も増加しているのです。
このように、食にこだわりのある人は外食をせずに自宅で食事を済ませるため、出不精の原因となることもあります。
そのため、他人が作る料理を不安に思ったり、外食先のトイレを使えなかったりといった潔癖な一面がある人も、出不精になる可能性があるでしょう。
出不精な人は何を考えてるの?男女の本音
メイクをするのが面倒なので
「外に出かけたい気持ちはありますが、出かけるまでの準備をするのが面倒です。メイクをするのにも時間がかかりますし、やっと終わったと思えば今度はヘアセット。着ていく服のコーディネートも考えなければならないので、大事な用事でもない限り外に出ません」(27歳/女性/専業主婦)
先ほども紹介したように、出不精な人は外出する準備をするまでが面倒に感じる傾向にあります。
特に女性の場合は、コーディネートを決めたりヘアセットをしたりする他にメイクもしなければならないため、準備に要する時間がかかります。
外出する準備を想像するだけで、「やっぱり家にいよう」という気持ちになってしまうのです。
在宅ワークで通勤する必要がない
「仕事を在宅で行っているため、通勤する必要がありません。自炊はしないのでお弁当を買いに行かなければなりませんが、それも自宅から徒歩1分のところにあるコンビニで済ませています」(32歳/男性/ライター)
在宅ワーカーの場合は通勤する必要がないため、出不精な生活になりやすいです。
食事をコンビニで買って済ませているとのことで、徒歩1分とはいえ外出はしているのでしょう。しかし、筋トレや有酸素運動でもしない限り、かなりの運動不足になってしまうのではないでしょうか。
休みの日くらい家にいさせて
「ほとんど毎日残業で休日出勤もたまにあるので、体力のない自分は仕事をこなすのに相当なエネルギーを使います。そのため、休みの日にまで出かける気力が残っていません。休日は外に出なくても良いように、前日から食材等も用意してひきこもる準備をしています」(26歳/男性/工場勤務)
体力不足だったり、毎日の仕事がハードだったりする場合は、休日を寝て過ごす人も多いのではないでしょうか。
この人の場合は体力不足が原因のようですが、休日の前日から外出しない用意をしているとのことで、自ら積極的に出不精な生活を送っているようですね。
人としゃべるのが億劫で出かけたくない
「人見知りで人と話すことがとにかく苦手です。服を買いに行けば店員さんに話しかけられるので、もう何年も通販で服を購入しています。また、ヘアカットに行けば美容師さんと会話しなければならないため、ヘアカットもヘアカラーもセルフでしています」(29歳/女性/事務)
ショップの店員さんや美容院のスタッフさんに話しかけられるのが苦手な人も多くいますよね!
人見知りで人と話すことを苦に感じてしまうのであれば仕方のないことですが、出不精にならないためには少しずつ人と触れ合っていくのも重要ですよ。
出不精のメリット&デメリット
メリット①お金を節約できる
出不精な人は外出を面倒くさがる傾向にあるため、お金を節約できるというメリットがあります。
行き先にもよりますが、外出をするだけで電車賃やバス賃が掛かることもあるでしょう。車で移動する場合はガソリン代も掛かりますよね。しかし、外出をしなければこれらの交通費が発生することがないのです。
また、目的もなく外出をすると、購入する予定のない物まで買い込んでしまうこともありますよね。
しかし、出不精な人は自宅から出ずにネット通販でショッピングをする傾向にあり、本当に欲しい物だけを吟味することができるため、余計な出費をせずに済むのです。
メリット②感染症や事故を回避できる
出不精な人は外せない予定でもない限り、外出を控えます。そのため、人から人へと感染する風邪やインフルエンザにかかることが少なくなるのです。
また、外出をすることによって事故や犯罪に巻き込まれてしまう可能性がないとは言い切れませんよね。しかし、出不精な人は外出をする頻度が極端に低いため、リスクに直面することも減るのです。
メリット③自分のペースで時間を使える
自分のペースで時間を使うことができるのも、出不精のメリットとして挙げることができるでしょう。
家族や友人と外出すると、相手のペースに合わせて行動することも多くなります。外出する場所によっては、お店のスタッフやお客さんなど初めて会う人に気を使う場面もあるでしょう。
しかし、外出せずに自宅で1人で過ごせば、誰かに気を使うこともありません。むしろ、自分のペースで物事を進めることができるため、ストレスを感じることなく時間を使うことができるのです。
デメリット①運動不足になる
出不精のデメリットには、運動不足になるということが挙げられます。
スマホに内蔵されている歩数アプリ等を見てみると、1日500歩も歩いていない日も多いのではないでしょうか。
これでは運動不足どころか太りやすい体をつくる原因となってしまうため、外出する気がないのであれば筋トレや有酸素運動を取り入れるのがおすすめです。
また、栄養が偏らないように食事にもこだわったりして、健康維持を心掛けましょう。
デメリット②表情筋や声帯が衰える
人とコミュニケーションを図るのが苦手な出不精な人は、表情筋や声帯が衰えてしまう可能性もあります。
人との繋がりはSNSで保つことができても、会話する場面が極端に減るとリアクションしたり声を出したりすることも少なくなります。
そうすると、表情筋が凝り固まってしまい、思うように口が開かずうまく笑えなくなることもあり得るでしょう。声帯が衰えて、上手に声を出すことができず震えてしまうこともあります。
デメリット③結婚するタイミングを逃しやすい
出不精な人には、結婚するタイミングを逃しやすいというデメリットもあります。
どんなに自分の容姿が整っていようと、外出を面倒くさがっていれば異性と出会う機会を逃してしまいます。そもそも出会いがなければ、結婚することもできないのです。
とはいえ、近頃はSNSやマッチングアプリ、オンライゲームを通して結婚相手と出会う人も少なくありません。自ら出会いの場に出向かなくても、様々な方法で出会える可能性はあります。
出不精な人必見!出不精を克服するための方法
生活リズムを整える
出不精を克服するために、まずは生活リズムを整えることから始めましょう。
休日に遅くまで寝ていると外に出かけられる時間が限られてくるため、「今日も家でいいや」と思ってしまいます。しっかりアラームをかけて早寝早起きを心掛けましょう。
起床したらまずカーテンを開けて、陽の光を浴びてみてください。たったこれだけでもポジティブな思考に変わり、その日1日を充実して過ごせるような気持ちになります。その日片付けておきたいToDoリストを朝のうちに書くのもおすすめですよ。
散歩をする習慣をつける
運動不足と面倒くさがりを解消するために、散歩をする習慣をつけましょう。初めは辛くても、継続していくことで習慣化することができます。
「毎日出かける」ではハードルが高く感じますが、「5分だけ近所を散歩する」なら続けられそうな気がしませんか。
外に出る準備が面倒なら、早朝など人がいない時間帯に部屋着のまま散歩しても構いません。雨の日は散歩をおやすみして自宅でエクササイズするなど、とにかく楽なペース、楽なやり方で続けていくのがポイントですよ。
近場に気軽に行ける場所を作る
出不精を克服するためには、近場に気軽に行ける場所を作るのもおすすめです。
例えば、読書が好きなら図書館はどうでしょうか。他人に話しかけられるどころか「私語厳禁」であることがほとんどなので、人とコミュニケーションを図らずに済みます。
そして、他人の目が気になる人は考えを少し改めてみましょう。
映画館は映画を観るために人が集まります。カフェはランチやティータイムを楽しむために人が集まります。目的は皆同じなので、怖がる必要はありませんよ。
新しい服や靴を買う、美容院へ行く
少々ハードルは上がりますが、新しい服を買ったり美容院でヘアスタイルを整えたりするだけでも、出不精を解消することができます。
ショップや美容院に足を運ぶことによって、外出をすることができていますよね。それに、身なりを整えるとそれに似合う場所に出かけたくなったり、家族や友人と会って見てもらいたくなったりするものです。
外見をイメージチェンジすると気分をあげることができるため、毎日面倒だと感じていた外出準備の時間も楽しくなるに違いありません。
SNSで興味のある情報を収集する
出不精を改善するためには、SNSのチェックも欠かさず行いましょう。
近頃は映えるスポットやグルメ等の情報をSNSにアップしたり、載せているファッションやインテリア等の購入先を詳しく記載したりしている人が多くいます。
SNSに挙げられている情報のジャンルは多岐にわたるので、まずは興味のある情報を収集してみてください。そして、その情報をもとに実際にお店に足を運びましょう。
ネット通販や出前などを利用すれば、自宅ですべてを完結させることもできますが、それとはまた違った体験をすることができますよ。
出不精な彼氏・彼女との上手な付き合い方
インドア趣味を一緒に楽しむ
出不精な人は外出を面倒に感じてしまうため、デートも自宅ばかりになってしまいがちです。しかし、休日も何もせずだらだらと過ごして1日が終わるようでは、デートをしたという実感が湧かないですよね。
そんなときは、自宅でできる趣味を見つけて一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。ゲーム、読書、映画・音楽鑑賞、手芸、料理など、インドアでできる趣味は様々あります。
外出を強要せず、まずは相手の気持ちに寄り添ってみましょう。そして、相手の趣味に慣れてきたらインドアとアウトドアのデートを交互に楽しんでみてくださいね。
服をプレゼントする
出不精な人はファッションに興味がないせいで、外出することに対してマイナスなイメージを持つこともあります。
流行に興味がなかったりコーディネートを組むのが苦手だったりすると、何を買って良いのかわからず「また今度で良いか」と思ってしまうこともあるでしょう。そして、「着ていく服がないから外出したくない」という考えに辿り着いてしまうのです。
そんなときは、恋人の誕生日や2人の記念日に服や靴をプレゼントしてみましょう。そして、「この服を着て、一緒にお祝いをしに行きたい」と伝えて、外出をするきっかけを与えるのです。
外出したときは大げさに喜ぶ
基本的に、出不精な人は外出する必要性を感じていません。そのため、外出をする理由を作って外に出るきっかけを与えてあげましょう。
外出する理由は、「レンタルDVDを返したい」「コンビニでプリントしたい」など、初めは「〇〇をするからついてきてほしい」という程度のものがおすすめです。
その後、「服を買うのに1人では決められないから付き合ってほしい」などと言って、出不精な人の負担になりすぎないよう注意しながら、徐々に行動範囲を広げていきましょう。
そして、一緒に外出してもらえたときは、とにかく喜んでください。どこかに一緒に出かけたら褒められるという成功体験を繰り返すことによって、「また出かけてみようかな」という気持ちにさせることができます。
友達と出かけて息抜きする
どんな方法を使っても、外出することを頑なに拒否する人も中に入ることでしょう。そんなときは、出不精な恋人をしつこく誘わずに諦めることも重要です。
映画、ショッピング、カラオケ、ランチなどにどうしても行きたいときは、友人と一緒に行って息抜きしましょう。
何をするにも恋人と一緒ではなければいけない、という決まりはありません。「アウトドアを楽しみたいときは友人と」「インドアで楽しみたいことは恋人と」というように、全てを恋人に期待しないこともときには大切です。
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